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毛玉取りの代用品6選 してはいけないことやお手入れ方法も紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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毛玉取りをする写真

※写真はイメージ

「今日着ていく服に毛玉がある、どうしよう」「家にあるもので毛玉って取れるのかな」「毛玉ができないお手入れ方法が知りたい」などと、困った経験がある人もいるでしょう。

毛玉は、生地が擦れて摩擦が起こることで発生します。お気に入りの服やコートに毛玉ができていたら、早めにお手入れしてきれいな状態を保ちたいものですよね。そんな時に、毛玉取りが身近になかったら、どう毛玉を処理すべきか悩んでしまうでしょう。

そこで本記事では、毛玉取りの代用品について解説します。毛玉ができやすい素材や、普段のお手入れ方法も紹介するので、洋服をきれいな状態でキープするコツも分かりますよ。

毛玉取り器がなくても自宅にあるもので簡単に毛玉をカットできれば、着ていく服に困ることも減るでしょう。お気に入りの洋服を長く着るための情報が詰まった内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

毛玉取りの代用品6選

毛玉取りブラシの写真

今から出かけようと着ている服に毛玉を見つけたら、すぐにカットしてキレイに整えたい人も多いのではないでしょうか。手元に毛玉取り器がなくても、自宅にある代用品でカットできますよ。

ここでは、毛玉取りの代用品になるものを6つ紹介します。気になるものがあれば、試してみましょう。

1.ハサミ

ハサミを使えば、必要な部分のみ掴んで毛玉をカットできます。毛玉が少なかったり範囲が狭かったりする際に、ハサミは便利です。

ただし、刃先が尖っていると生地を傷める可能性があるので、先端がなるべく丸くなっているものを使うことをおすすめします。

大きなハサミは小回りが利かず、毛玉を切りにくいため、ソーイングセットにあるような小さめのものがよいでしょう。

2.カミソリ

小さな毛玉が気になるのであれば、T字カミソリで処理できます。カミソリで優しくなでるように擦ると、毛玉が取れていくでしょう。

ただし、力を入れて擦ると、生地を傷める場合があるため、注意が必要です。平坦な場所に服を置いて、力を入れずに表面をなでるようにすると毛玉が取りやすく、ケガをすることも少なくなります。

3.スポンジ

食器を洗う時などに使うスポンジで、優しくなでるように服を擦っても、毛玉が取れます。

柔らかいところではなく、不織布研磨剤が付いた硬い部分で擦ることがポイントです。細かい毛玉を取る際に有効ですが、強く擦ると生地に負担をかける可能性があるため、注意しましょう。

4.歯ブラシ

歯ブラシの毛先で優しく擦ると、毛玉を絡め取ります。新品の歯ブラシよりも使い古したものは毛先が曲がっているため、毛玉に絡みやすくておすすめです。

歯ブラシは細かい毛玉取りに効果的ですが、生地を傷める可能性があるため、カシミアやウールなどのデリケートな素材に使うことを控えましょう。

5.毛玉取りブラシ

柔らかい馬毛のブラシは、カシミアやシルクのようなデリケートな素材の毛玉取りに適しています。硬めの豚や猪のブラシは、しっかり毛玉を取るのにおすすめです。

ポイントは、一定方向で規則的にブラシをあてること。上からや下からなど不規則にブラシをあてると、毛羽立ちの原因となるため、注意が必要です。

6.セーターストーン

セーターストーンは天然の軽石でできており、なでるように擦ると毛玉が取れます。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは毛玉取りにセーターストーンを使用するのは一般的です。

軽く擦ると編み物の表面から毛玉が浮きあがり、簡単に取れていきます。セーターストーンは擦るたびにポロポロと削れていくため、生地の表面を傷めることがないのも特徴です。

毛玉ができやすい素材と場所

毛糸の写真

繊維が擦れると微量の静電気が発生し、毛羽が絡み合って毛玉となります。服の素材によって毛玉になりやすいものとなりにくいものがあるため、確認しておくことが大切です。

ここでは、毛玉ができやすい素材や場所について解説します。毛玉ができにくい素材についても紹介しますので、服選びの参考にしてください。

毛玉ができやすい素材

毛玉ができやすい素材には、以下のようなものがあります。

  • カシミヤ
  • ウール
  • アンゴラ
  • ナイロン
  • ポリエステル
  • 混紡素材

動物繊維であるカシミヤやウール、アンゴラなどは毛羽立ちやすいため、絡みやすく毛玉になりやすいです。しかし、繊維が弱いため、毛玉のままで留まりにくく自然に取れることもあります。

ナイロンやポリエステルなどの合成繊維は強度が強いため、毛玉として残ることが多いです。また、動物素材や綿とポリエステルなどの混紡素材は、繊維の強度が高く、毛玉になりやすい特徴があります。

一方、毛玉ができにくい素材には、以下のようなものがあります。

  • 綿
  • シルク

天然素材のものは毛羽立ちするものの繊維が短いため、絡みにくく毛玉になりにくいです。また、静電気を発生させにくいことも、毛玉ができにくい理由といえます。

毛玉ができやすい場所

毛玉ができやすいのは、摩擦が起きやすい場所です。摩擦が起こりやすいところには、以下のような場所があります。

  • 脇の下
  • 腰回り
  • 手首
  • 首周り
  • 股下

よく動かし摩擦が発生しやすい脇の下や手首、首周り、股下には毛玉ができやすいです。また、リュックを背負って出勤や移動をする人は、腰回りにも毛玉ができやすくなります。

椅子に座る機会が多い事務作業を主に行う人は、背中に毛玉ができる場合もあるため注意しましょう。

毛玉を作らせないお手入れ方法

ブランケットを洗濯ネットに入れた写真

自宅で毛玉対策をしたい人は、一定数いるでしょう。ここでは、毛玉を発生させにくくする方法について解説します。

自宅でできる毛玉対策を紹介しますので、気になる方法があれば、ぜひ試してみてください。

重ね着する時のサイズに気を付ける

服同士が擦れて摩擦が発生しやすくなるため、重ね着する際の服のサイズには注意が必要です。自分の体型より小さめな服を重ね着すると、摩擦が発生しやすくなって毛玉ができやすくなります。

重ね着する際のポイントは、上着は少しゆったりしたものを着用することです。ゆったりしたものを着用すれば、服同士が擦れにくく摩擦が発生しにくくなります。

寒い時期には毛玉になりやすいニットを着用する機会が増えるため、重ね着する際はゆったりした上着を着用するのがよいでしょう。

着た後にブラッシングする

着用した後にブラッシングすると、絡まった繊維をほどく効果があります。着用した服は摩擦によって繊維が毛羽立っている状態です。

毛羽立った繊維が絡み合うと毛玉となるので、着た後のブラッシングが大切。ブラッシングにより服に付いたホコリを払い、静電気を発生させにくくする効果もあります。

高級なカシミヤやウールなどの服をブラッシングすると、繊維の間に空気が入りふっくらするので、着心地の面からもおすすめです。ただし、上から下にと一定方向にブラッシングしないと毛並みがそろわず、繊維が絡んでしまうことがあるので注意が必要です。

日を空けて着る

摩擦を減らすことにつながるため、同じ衣服を続けて着用しないことも、毛玉対策として有効です。

首や手首、股下など擦れることが多い場所に毛玉が発生しやすくなります。また、リュックを背負って出勤・通学する人なら、肩や腰に毛玉ができやすくなるでしょう。

連日着用することで擦れる機会が多い場所に静電気が溜まりやすくなり、生地に負担をかけてしまいます。続けて着用しないことで、摩擦や静電気を発生させる機会を減らすことが大切です。

湿気を避けて収納する

着用した後、すぐにクローゼットに仕舞わないことも、毛玉対策として効果的です。着用した直後の服には、湿気が残っていることがあり、生地を傷める原因につながります

特にカシミヤやウールのような動物繊維は熱に弱く、湿気があるとキューティクルにダメージを受けてしまうものです。

着用したあとはすぐにクローゼットに収納するのではなく、風通しのよいところで日陰干しし、湿気が取れてから仕舞うのがよいでしょう。

ネットに入れて洗濯する

摩擦を減らし毛玉の発生を抑えるには、洗濯ネットに服を入れて洗うことも効果的です。洗濯前に洗濯ネットの大きさと服のサイズが合っているかを確かめ、裏返しにして入れましょう

洗濯ネットが大きすぎると、摩擦を発生させる原因となります。服を裏返すことは、表面に毛玉ができるのを防ぐのに効果的です。

さらに優しく洗いたい場合は、オシャレ着用の洗剤や柔軟剤を入れて、ドライコースで洗濯します。オシャレ着用の洗剤や柔軟剤には、繊維の表面を滑らかにする成分や静電気を発生させにくくするものが含まれているのです。

洗濯する際にも摩擦をなるべく減らすことが、毛玉を作らないポイントでしょう。

クリーニングに出す

カシミヤやウールなどの高価な服やお気に入りのものは、クリーニングに出すと毛玉を防げます。また、自宅で毛玉対策することを面倒に感じる人も、クリーニングがおすすめです。

クリーニング店によっては、毛玉取りも追加で行ってくれるところもあります。クリーニング店に服を持っていくことを手間に感じる人は、引き取りをしてくれるお店を選びましょう。

クリーニングを利用するにはもちろん費用が発生しますが、自分の大切な服に毛玉ができる心配を減らせます。

毛玉を取る際にしてはいけないこと

カーペットに粘着クリーナーをかける写真

毛玉は簡単に取れるため、むしり取ったりガムテープを使ったりしがちです。しかし、生地を傷める原因となるだけではなく、新しい毛玉を作る要因にもなり得ます。

ここでは、毛玉を取る際にしてはいけないことについて解説します。つい行っていないか、確認しておきましょう。

強い力を加える

押すように強い力を加えると、生地に負担をかけてしまう可能性があるので、注意しましょう。カミソリやスポンジ、歯ブラシなどで毛玉を取ろうとする際に、つい力強く行ってしまうことがあるかもしれません。

しかし、生地に強い力を加えると、繊維を毛羽立たせることにつながります。繊維が毛羽立ち絡み合えば、毛玉となってしまうため、注意が必要です。毛玉を取る際には、強い力を加えないように、平坦な位置に服を置き、作業するのがよいでしょう。

むしり取る

毛玉を見つけたら、反射的にむしり取ってしまう人がいるのかもしれません。しかし、無理にむしるとむしり取った部分の繊維が毛羽立ち、毛玉の予備軍を作ることになりかねません。

繊維が毛羽立ち絡み合えば毛玉となってしまうため、むしり取るのは避け、本記事で紹介した歯ブラシや毛玉取りブラシなどで対処することをおすすめします。

粘着テープを使用する

ガムテープやなどの粘着テープを毛玉取りに使用すると、生地を傷める可能性があるため、注意が必要です。ガムテープで毛玉を取ると、周りの繊維が引っ張られ毛羽立ちます。粘着クリーナーもガムテープと同様に繊維を毛羽立たせ、静電気も発生させてしまうのです。

ガムテープや粘着クリーナーで処理を行うと、周りの繊維を毛羽立たせ、新しいものを作る原因となってしまうため、毛玉取りに使用するのは控えるのがよいでしょう。

毛玉取りの代用品で服選びの悩みを解消しよう

洋服を選ぶ女性の写真

毛玉が発生する原因は、摩擦です。服が擦れて摩擦が起こると毛玉ができます。毛玉をすぐに処理したいのに、毛玉取り器が近くになくてそのままにしてしまう人は多いでしょう。自宅にあるもので、毛玉取りは代用できます

また、そもそも毛玉を作らないように工夫することも大切です。合成繊維は絡みやすく毛玉ができやすい素材であるため、連日着用することを避け、ネットに入れて洗濯するなどの対策をするときれいに保てます。

カシミヤやウールなどの高級な服やお気に入りのものは、クリーニングに出すことを検討してみてもよいでしょう。

専門家に任せることで、毛玉に悩むことが少なくなります。自分で対処する際にはむしり取ったり粘着テープを使用したりしないことが、毛玉対策では大切です。自宅にある代用品で毛玉の悩みを解消して、お気に入りの服を着て出かけましょう。


[文・構成/grape編集部]

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