使い方に違いはあるの? バターとマーガリンの使い分け方を東京ガスが解説
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※写真はイメージ
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- 出典
- 東京ガス ウチコト
「バターは高いからマーガリンで代用しよう」「似たようなものだし」。そう考える人が多いですが、バターとマーガリンは似ているようで、実は大きな違いがあるそうです。東京ガスの公式サイトではその違いを詳しく解説していました。
原料や製造方法に見られる大きな違い
バターとマーガリンはどちらも食卓に欠かせません。また、最近はファストスプレッドといったタイプも見られるようになりました。それぞれ違うのはなんとなく分かるものの、厳密な違いが分からない人も多いのではないでしょうか。
東京ガスの情報サイトでは、バター、マーガリン、ファストスプレッドの違いについて詳しく紹介しています。
1.バター
牛のミルクを攪拌し、脂肪分を固めたものです。乳脂肪分が80.0%以上、水分が17.0%以下でなければいけないという厳密な決まりがあるのだそう。
2.マーガリン
コーン油、大豆油、紅花油などの植物油脂を原料とし、乳化剤、ビタミン、乳成分を加えて練り合わせたものだそうです。
3.ファストスプレッド
成分や作り方はマーガリンと同様ですが、食用油脂が80%未満であるという定義があるとのこと。チョコレートやナッツなどを配合し、豊富な味わいが楽しめるものもあります。
エネルギー量で見てみると、バターとマーガリンはあまり変わらないようです。ファストスプレッドはもともとヘルシー志向が強く反映された製品のため、バターやマーガリンよりも低い傾向にあるのだそう。
大きな違いは栄養素にありました。
カルシウム含有量の高さはマーガリンも負けていません。バターのカルシウムは100gあたり12㎎ですが、マーガリンは14㎎になるそうです。ビタミンDやビタミンB2も豊富なため、摂取したい栄養素やライフスタイルでバターと使い分けてみてはいかがでしょうか。
なお、以前は「マーガリンやファストスプレッドにはトランス脂肪酸が含まれていて健康への影響が気になる」という風潮もありました。しかし、最近は企業努力もあり、かなり量が減らされた製品も見られるようになっています。
バターとマーガリンの使い分けのポイントは
バターは乳脂肪独特のコクや風味が楽しめます。対して、マーガリンやファストスプレッドは植物油ならではのあっさりした味わいが特長です。好みで使い分けるのもよさそうですね。とはいえ、以下の場合は気を付けたほうがよさそうです。
お菓子作りや料理では塩分が仕上がりに影響を与えることが少なくありません。レシピと照らし合わせ、バターとマーガリンなどを使い分けたほうがよさそうです。
身近なバターやマーガリンには、実はこのような大きな違いがありました。好みやレシピなどに合わせ、使い分けていきましょう。
[文・構成/grape編集部]