毛布はコインランドリーで洗濯可能! 洗濯機・乾燥機の使い方やきれいに仕上げるポイントを紹介 By - grape編集部 公開:2024-04-18 更新:2024-04-18 毛布洗濯 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「毛布を洗いたいが自宅の洗濯機では洗えない」「コインランドリーの使い方が分からない」とお悩みの人も多いでしょう。 コインランドリーで毛布の洗濯は可能ですが、やり方を間違えると毛布を傷めてしまうこともあります。 そこで本記事ではコインランドリーで毛布を洗濯・乾燥する方法と注意点について解説します。 コインランドリーで毛布を洗濯すれば、自宅よりきれいな仕上がりになります。加えて、乾燥機を使うとダニ対策にもなりますので、ぜひ最後までお読みください。 目次 1. 毛布はコインランドリーで洗濯できる2. 毛布をコインランドリーで洗う場合の使い方2.1. 洗濯表示を確認する2.2. 手順1:洗濯ネットに入れる2.3. 手順2:洗濯機の容量を確認する2.4. 手順3:洗濯する2.5. 手順4:乾燥機にかける3. 毛布をコインランドリーできれいに仕上げるポイント3.1. ほこりを落としてから洗濯する3.2. 畳まずに入れる4. 毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥する時の料金と時間の目安5. 毛布をコインランドリーで洗う頻度6. 毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥するメリット6.1. ふわふわで触り心地のよい仕上がりになる6.2. 殺菌できる6.3. 時短になる7. コインランドリーで洗濯できない素材のお手入れ方法7.1. ウール素材7.2. シルク素材7.3. カシミヤ素材8. コインランドリーで毛布を定期的に洗濯しよう 毛布はコインランドリーで洗濯できる 基本的に、毛布はコインランドリーで洗濯可能です。毛布は水に強い素材が使われていることが多いので、ほとんどが洗濯できます。 ただし、2枚合わせの毛布や厚手の毛布など、種類によっては洗濯に不向きなものもあるので注意が必要です。 水洗い不可のものを洗濯機で洗うと、生地が縮んだり傷んだりする恐れがあります。洗濯する前に表示を確認しましょう。以下の表のような記号が付いている場合は、洗濯できません。 家庭での洗濯が禁止になっていれば、クリーニングに出す必要があります。 毛布をコインランドリーで洗う場合の使い方 コインランドリーの洗濯機や乾燥機を使う手順を間違えれば、生地を傷めたり縮めてしまったりする原因になり得るので、使い方や洗濯前のポイントをしっかりチェックしておきましょう。 洗濯表示を確認する 乾燥も行う場合は、洗濯表示を確認しましょう。毛布の素材によっては、洗濯ができても、乾燥はできないこともあります。 例えば、カシミヤやウールは熱に弱く、高温で乾燥すると縮んでしまうので自然乾燥するのがおすすめです。 洗濯表示でタンブル乾燥ができるか見てみましょう。タンブル乾燥とは、回転ドラムの中で洗濯物を回転させながら熱風で乾燥させる方法のことで、以下の記号で表記されています。 左が『タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃)』、右が『低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃)』という洗濯表示になります。 一般的に、コインランドリーの乾燥機はタンブル乾燥を行っていますが、以下のマークが付いている衣類は、タンブル乾燥ができません。 毛布をコインランドリーで洗う手順は、以下の通りです。 手順1:洗濯ネットに入れる 毛布を洗濯する時はネットに入れてから行いましょう。洗濯ネットを使用することで、摩擦やねじれを防止して傷みや色落ちを防げます。 サイズは、『布団用』と記載されている特大ネットであれば問題ないでしょう。 「たまにしか使わないので買うのはもったいない」という人は、100円ショップでも売られているので、リーズナブルに入手できますよ。 手順2:洗濯機の容量を確認する まず、自分の毛布の重さがどれくらいなのか計ってみましょう。大きい計りがなくても、毛布を持ったまま体重計に乗り、表示された重さから自分の体重を引くと、毛布の重さが分かりますよ。 次に洗濯機の容量を確認し、適したサイズの洗濯機を選びます。 ギリギリの容量で迷ってしまった時は、少し大きい容量にしましょう。洗濯機には上限容量があり、上限を超えると故障の原因となることもあります。 毛布を洗う時の容量の目安は以下のとおりです。 薄手の毛布2枚 or 厚手の毛布1枚11kg 薄手の毛布4枚 or 厚手の毛布3枚20kg 薄手の毛布6枚 or 厚手の毛布4枚28kg あくまで目安のため、素材などによっても変わります。洗濯機のドア部分に投入上限のラインが書かれていることもあるので、実際に使用する洗濯機の表示に従いましょう。 注意点として、洗濯乾燥機の場合は洗濯容量と乾燥容量が異なる場合があります。乾燥まで行うのなら乾燥容量に合わせないと、乾燥ムラになるので気を付けましょう。 洗濯物が洗濯機の容量に対して少なすぎる場合も『たたき洗い』の効果が出ず、洗浄能力が落ちることがあります。したがって、適切な容量を選んでください。 手順3:洗濯する 持参した毛布に合うサイズの洗濯機を選び、毛布を入れます。毛布が洗濯機ドア部の適量ラインを超えていないのを確認して、お金を投入しましょう。 コースや乾燥温度が選べるので、毛布の洗濯表示に合った温度を決めてスタートボタンを押します。洗濯機の適量ラインを超えていれば、大きいサイズの洗濯機を選びましょう。 洗剤は基本的に自動投入か、別で購入して入れるのが一般的です。お気に入りの洗剤があり、どうしても使いたいという場合を除き、洗剤を持参する必要はないでしょう。 ただし、店舗によって洗剤が必要な場合もあるため、事前に調べるのがおすすめです。 手順4:乾燥機にかける 乾燥機にかける前は、毛布を洗濯ネットから取り出しましょう。ネットに入れたまま乾燥すると、通気性が悪くなって乾燥時間が長くなったり乾燥ムラができたりします。 また、乾燥機は容量が大きくても問題ありません。ただし、容量がギリギリだと全体に熱風が当たらず生乾きになったり、乾燥ムラが出たりします。 乾燥させすぎにも注意が必要です。ポリエステルやアクリルなど化学繊維は熱に弱いため、乾燥時間が長すぎると縮んだり生地が傷んだりします。 乾燥時間は短めにしておき、乾き具合も見て湿っていれば追加していくのがおすすめです。 毛布をコインランドリーできれいに仕上げるポイント 洗濯する前に、ひと手間加えることで汚れがよく落ちて仕上がりもよくなります。 ほこりを落としてから洗濯する 洗濯前にほこりを落としてから洗濯するのがおすすめです。布団叩きで叩いて落とすか、粘着カーペットクリーナーを使用するとよいでしょう。 ほこりは水に濡れるとこびり付いて取れにくくなることもあるため、乾いているうちに落としたほうが取れやすいです。 畳まずに入れる 毛布は畳まずに、そのまま洗濯機に入れるのがおすすめです。畳んで入れると折りじわが付いたり、洗濯機が回転した時に中で偏ったりして故障する可能性もあります。 大きなシミなどがある場合は、汚れている部分を外側に向けておくと洗剤が染み込みやすくなり、汚れが落ちやすくなります。 毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥する時の料金と時間の目安 毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥すると、クリーニングより安く、早く仕上げられるでしょう。 例えばコインランドリーだと一般的に洗濯・乾燥時間ともに約40分程度、容量によりますが、洗濯・乾燥合わせて80分で洗濯乾燥が終わります。 料金は洗濯が約500~600円で乾燥が約100~500円と、店舗により差があるでしょう。 対して毛布をクリーニングに出すと素材によっても変わりますが、シングルで約1600~3300円程度かかります。 コインランドリーだとシングルを数枚同時に洗えるので、安く済ませられますよ。 毛布をコインランドリーで洗う頻度 毛布は最低でもシーズン終わりとシーズン中の年に2回洗濯するのがおすすめです。見た目はきれいでも、人は就寝中にコップ1杯ほどの寝汗をかくといわれており、目に見えない皮脂汚れが付着しています。 洗わずに使い続けるとダニが繁殖する原因となり、ダニのフンなどの『ダニアレルゲン』が気管支喘息やアレルギーを起こす可能性があります。特に小さい子供がいる家庭は気を付けましょう。 毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥するメリット コインランドリーで洗濯乾燥するのは、アレルギー体質の人や、共働きで忙しい人におすすめです。アレルギー対策にもなり、健康も保てます。 ふわふわで触り心地のよい仕上がりになる 毛布がくたびれてきたと思う人にもおすすめです。乾燥機は高温の熱風を当てられるため、毛布がふわふわの仕上がりになります。 気持ちのよい肌触りになり、起毛も立つので新品時の温かさが復活しますよ。 殺菌できる 子供がいる家庭やアレルギー体質の人におすすめです。ダニは天日干しで活動を弱らせられますが、完全に駆除はできません。 生きたダニを死滅させるには50℃以上の熱を20~30分当てる必要があるので、乾燥機を活用しましょう。 ただし、ダニアレルゲン、つまりダニの死骸やフンは水洗いでは完全に落ちないので、洗濯乾燥後に掃除機で吸引するのがおすすめです。 ダニアレルゲンは非常に細かく、少し布団を動かすと空中に舞い上がってしまうので、ゆっくりと掃除機の吸引口を動かしましょう。 また、外に干す場合と違って花粉などほかのアレルゲンが付くこともないので、花粉症の人にも安心です。 時短になる コインランドリーを利用すると時短になるので忙しい人にもおすすめです。 自宅で外干しをすると、天気がよくても2時間程度かかり、場合によっては裏返す必要もあります。コインランドリーなら、半分以下の時間で天候も気にせず確実に乾燥できます。 クリーニングであれば10~14日程掛かることもあり、シーズン終わりだと思いクリーニングに出したものの、寒さが戻ってきて困ったということも考えられます。コインランドリーなら、即日受け取りが可能です。 さらに、近年ではおしゃれなカフェのような店内のコインランドリーも増えています。インターネット環境のあるコインランドリーもあり、洗濯をしている間に仕事も済ませられるでしょう。 コインランドリーで洗濯できない素材のお手入れ方法 もし洗濯表示を確認し、洗濯不可だった場合は違う方法でお手入れする必要があります。毛布をこまめにお手入れすることで、毛布の寿命を伸ばせます。 ウール素材 ウール素材の毛布は汚れが付きにくいため、頻繁にお手入れする必要はありません。 普段は屋外で陰干ししてブラッシングをしておくと清潔に保てます。しかし、臭いや汚れが気になれば、洗濯表示を確認して洗濯しましょう。 洗濯不可の表示が付いている場合、ドライクリーニングに出すのがおすすめです。手洗い可のマークが付いていれば、中性洗剤を溶かした30℃のぬるま湯で浸けて洗うのがよいでしょう。 シルク素材 シルク素材の毛布をお手入れするには、ドライクリーニングがおすすめです。シルクは摩擦や水に弱いので、洗濯不可になっているものも多いです。 日常のお手入れは陰干しで十分ですが、臭いや汚れが気になったらドライクリーニングに出しましょう。 シルク100%でも、自宅で洗濯できるウォッシャブルタイプの物もあるので、一度洗濯表示を確認してみてください。 カシミヤ素材 カシミヤ素材の毛布はクリーニングに出すのがおすすめです。カシミヤはデリケートな素材なので直射日光に当てないようにしましょう。 基本的なお手入れは陰干しのみで十分なので、シーズンが終わればクリーニングに出すのがおすすめです。陰干しの後に、毛並みにそってブラッシングすると光沢がよみがえります。 コインランドリーで毛布を定期的に洗濯しよう 毛布はコインランドリーで洗濯できます。特に、アレルギー体質の人や子供がいる人は、定期的にコインランドリーで洗濯するのがおすすめです。 しかし、使い方を間違えると機器の故障や生地を傷めてしまうこともあります。洗濯表示や洗濯機の注意表示をよく読んでから使用しましょう。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「毛布を洗いたいが自宅の洗濯機では洗えない」「コインランドリーの使い方が分からない」とお悩みの人も多いでしょう。
コインランドリーで毛布の洗濯は可能ですが、やり方を間違えると毛布を傷めてしまうこともあります。
そこで本記事ではコインランドリーで毛布を洗濯・乾燥する方法と注意点について解説します。
コインランドリーで毛布を洗濯すれば、自宅よりきれいな仕上がりになります。加えて、乾燥機を使うとダニ対策にもなりますので、ぜひ最後までお読みください。
毛布はコインランドリーで洗濯できる
基本的に、毛布はコインランドリーで洗濯可能です。毛布は水に強い素材が使われていることが多いので、ほとんどが洗濯できます。
ただし、2枚合わせの毛布や厚手の毛布など、種類によっては洗濯に不向きなものもあるので注意が必要です。
水洗い不可のものを洗濯機で洗うと、生地が縮んだり傷んだりする恐れがあります。洗濯する前に表示を確認しましょう。以下の表のような記号が付いている場合は、洗濯できません。
家庭での洗濯が禁止になっていれば、クリーニングに出す必要があります。
毛布をコインランドリーで洗う場合の使い方
コインランドリーの洗濯機や乾燥機を使う手順を間違えれば、生地を傷めたり縮めてしまったりする原因になり得るので、使い方や洗濯前のポイントをしっかりチェックしておきましょう。
洗濯表示を確認する
乾燥も行う場合は、洗濯表示を確認しましょう。毛布の素材によっては、洗濯ができても、乾燥はできないこともあります。
例えば、カシミヤやウールは熱に弱く、高温で乾燥すると縮んでしまうので自然乾燥するのがおすすめです。
洗濯表示でタンブル乾燥ができるか見てみましょう。タンブル乾燥とは、回転ドラムの中で洗濯物を回転させながら熱風で乾燥させる方法のことで、以下の記号で表記されています。
左が『タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃)』、右が『低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃)』という洗濯表示になります。
一般的に、コインランドリーの乾燥機はタンブル乾燥を行っていますが、以下のマークが付いている衣類は、タンブル乾燥ができません。
毛布をコインランドリーで洗う手順は、以下の通りです。
手順1:洗濯ネットに入れる
毛布を洗濯する時はネットに入れてから行いましょう。洗濯ネットを使用することで、摩擦やねじれを防止して傷みや色落ちを防げます。
サイズは、『布団用』と記載されている特大ネットであれば問題ないでしょう。
「たまにしか使わないので買うのはもったいない」という人は、100円ショップでも売られているので、リーズナブルに入手できますよ。
手順2:洗濯機の容量を確認する
まず、自分の毛布の重さがどれくらいなのか計ってみましょう。大きい計りがなくても、毛布を持ったまま体重計に乗り、表示された重さから自分の体重を引くと、毛布の重さが分かりますよ。
次に洗濯機の容量を確認し、適したサイズの洗濯機を選びます。
ギリギリの容量で迷ってしまった時は、少し大きい容量にしましょう。洗濯機には上限容量があり、上限を超えると故障の原因となることもあります。
毛布を洗う時の容量の目安は以下のとおりです。
あくまで目安のため、素材などによっても変わります。洗濯機のドア部分に投入上限のラインが書かれていることもあるので、実際に使用する洗濯機の表示に従いましょう。
注意点として、洗濯乾燥機の場合は洗濯容量と乾燥容量が異なる場合があります。乾燥まで行うのなら乾燥容量に合わせないと、乾燥ムラになるので気を付けましょう。
洗濯物が洗濯機の容量に対して少なすぎる場合も『たたき洗い』の効果が出ず、洗浄能力が落ちることがあります。したがって、適切な容量を選んでください。
手順3:洗濯する
持参した毛布に合うサイズの洗濯機を選び、毛布を入れます。毛布が洗濯機ドア部の適量ラインを超えていないのを確認して、お金を投入しましょう。
コースや乾燥温度が選べるので、毛布の洗濯表示に合った温度を決めてスタートボタンを押します。洗濯機の適量ラインを超えていれば、大きいサイズの洗濯機を選びましょう。
洗剤は基本的に自動投入か、別で購入して入れるのが一般的です。お気に入りの洗剤があり、どうしても使いたいという場合を除き、洗剤を持参する必要はないでしょう。
ただし、店舗によって洗剤が必要な場合もあるため、事前に調べるのがおすすめです。
手順4:乾燥機にかける
乾燥機にかける前は、毛布を洗濯ネットから取り出しましょう。ネットに入れたまま乾燥すると、通気性が悪くなって乾燥時間が長くなったり乾燥ムラができたりします。
また、乾燥機は容量が大きくても問題ありません。ただし、容量がギリギリだと全体に熱風が当たらず生乾きになったり、乾燥ムラが出たりします。
乾燥させすぎにも注意が必要です。ポリエステルやアクリルなど化学繊維は熱に弱いため、乾燥時間が長すぎると縮んだり生地が傷んだりします。
乾燥時間は短めにしておき、乾き具合も見て湿っていれば追加していくのがおすすめです。
毛布をコインランドリーできれいに仕上げるポイント
洗濯する前に、ひと手間加えることで汚れがよく落ちて仕上がりもよくなります。
ほこりを落としてから洗濯する
洗濯前にほこりを落としてから洗濯するのがおすすめです。布団叩きで叩いて落とすか、粘着カーペットクリーナーを使用するとよいでしょう。
ほこりは水に濡れるとこびり付いて取れにくくなることもあるため、乾いているうちに落としたほうが取れやすいです。
畳まずに入れる
毛布は畳まずに、そのまま洗濯機に入れるのがおすすめです。畳んで入れると折りじわが付いたり、洗濯機が回転した時に中で偏ったりして故障する可能性もあります。
大きなシミなどがある場合は、汚れている部分を外側に向けておくと洗剤が染み込みやすくなり、汚れが落ちやすくなります。
毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥する時の料金と時間の目安
毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥すると、クリーニングより安く、早く仕上げられるでしょう。
例えばコインランドリーだと一般的に洗濯・乾燥時間ともに約40分程度、容量によりますが、洗濯・乾燥合わせて80分で洗濯乾燥が終わります。
料金は洗濯が約500~600円で乾燥が約100~500円と、店舗により差があるでしょう。
対して毛布をクリーニングに出すと素材によっても変わりますが、シングルで約1600~3300円程度かかります。
コインランドリーだとシングルを数枚同時に洗えるので、安く済ませられますよ。
毛布をコインランドリーで洗う頻度
毛布は最低でもシーズン終わりとシーズン中の年に2回洗濯するのがおすすめです。見た目はきれいでも、人は就寝中にコップ1杯ほどの寝汗をかくといわれており、目に見えない皮脂汚れが付着しています。
洗わずに使い続けるとダニが繁殖する原因となり、ダニのフンなどの『ダニアレルゲン』が気管支喘息やアレルギーを起こす可能性があります。特に小さい子供がいる家庭は気を付けましょう。
毛布をコインランドリーで洗濯・乾燥するメリット
コインランドリーで洗濯乾燥するのは、アレルギー体質の人や、共働きで忙しい人におすすめです。アレルギー対策にもなり、健康も保てます。
ふわふわで触り心地のよい仕上がりになる
毛布がくたびれてきたと思う人にもおすすめです。乾燥機は高温の熱風を当てられるため、毛布がふわふわの仕上がりになります。
気持ちのよい肌触りになり、起毛も立つので新品時の温かさが復活しますよ。
殺菌できる
子供がいる家庭やアレルギー体質の人におすすめです。ダニは天日干しで活動を弱らせられますが、完全に駆除はできません。
生きたダニを死滅させるには50℃以上の熱を20~30分当てる必要があるので、乾燥機を活用しましょう。
ただし、ダニアレルゲン、つまりダニの死骸やフンは水洗いでは完全に落ちないので、洗濯乾燥後に掃除機で吸引するのがおすすめです。
ダニアレルゲンは非常に細かく、少し布団を動かすと空中に舞い上がってしまうので、ゆっくりと掃除機の吸引口を動かしましょう。
また、外に干す場合と違って花粉などほかのアレルゲンが付くこともないので、花粉症の人にも安心です。
時短になる
コインランドリーを利用すると時短になるので忙しい人にもおすすめです。
自宅で外干しをすると、天気がよくても2時間程度かかり、場合によっては裏返す必要もあります。コインランドリーなら、半分以下の時間で天候も気にせず確実に乾燥できます。
クリーニングであれば10~14日程掛かることもあり、シーズン終わりだと思いクリーニングに出したものの、寒さが戻ってきて困ったということも考えられます。コインランドリーなら、即日受け取りが可能です。
さらに、近年ではおしゃれなカフェのような店内のコインランドリーも増えています。インターネット環境のあるコインランドリーもあり、洗濯をしている間に仕事も済ませられるでしょう。
コインランドリーで洗濯できない素材のお手入れ方法
もし洗濯表示を確認し、洗濯不可だった場合は違う方法でお手入れする必要があります。毛布をこまめにお手入れすることで、毛布の寿命を伸ばせます。
ウール素材
ウール素材の毛布は汚れが付きにくいため、頻繁にお手入れする必要はありません。
普段は屋外で陰干ししてブラッシングをしておくと清潔に保てます。しかし、臭いや汚れが気になれば、洗濯表示を確認して洗濯しましょう。
洗濯不可の表示が付いている場合、ドライクリーニングに出すのがおすすめです。手洗い可のマークが付いていれば、中性洗剤を溶かした30℃のぬるま湯で浸けて洗うのがよいでしょう。
シルク素材
シルク素材の毛布をお手入れするには、ドライクリーニングがおすすめです。シルクは摩擦や水に弱いので、洗濯不可になっているものも多いです。
日常のお手入れは陰干しで十分ですが、臭いや汚れが気になったらドライクリーニングに出しましょう。
シルク100%でも、自宅で洗濯できるウォッシャブルタイプの物もあるので、一度洗濯表示を確認してみてください。
カシミヤ素材
カシミヤ素材の毛布はクリーニングに出すのがおすすめです。カシミヤはデリケートな素材なので直射日光に当てないようにしましょう。
基本的なお手入れは陰干しのみで十分なので、シーズンが終わればクリーニングに出すのがおすすめです。陰干しの後に、毛並みにそってブラッシングすると光沢がよみがえります。
コインランドリーで毛布を定期的に洗濯しよう
毛布はコインランドリーで洗濯できます。特に、アレルギー体質の人や子供がいる人は、定期的にコインランドリーで洗濯するのがおすすめです。
しかし、使い方を間違えると機器の故障や生地を傷めてしまうこともあります。洗濯表示や洗濯機の注意表示をよく読んでから使用しましょう。
[文・構成/grape編集部]