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あさりの砂抜き、やり方は? 時短もできる裏技に「そうだったのか」「やってみます」

By - COLLY  公開:  更新:

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砂抜きしているアサリ

※写真はイメージ

うまみたっぷりで栄養も豊富なあさりは、私たちにとっても身近な貝類です。味噌汁や酒蒸しなど、幅広いレシピで楽しめる一方、「砂抜きが面倒」「なかなかうまくいかない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

あさりの砂抜きのコツを、東京ガス運営の暮らし情報メディア『ウチコト』より紹介します。

あさりの砂抜き基本の方法をマスターしよう

海水を体内に取り込むことで成長するあさり。同時に砂も取り込んでしまうため、そのまま調理すると『ジャリッ』というなんとも嫌な食感が残ります。あさりの体内から砂を取り除くための作業が、砂抜きです。

その仕組みはいたってシンプルで、生きた状態のあさりを、砂が含まれていない塩水に入れておくだけでOK。海で暮らしている時と同様に、あさりが体内に水を取り込み吐き出すことで、体内の砂は徐々に抜けていくでしょう。

ウチコトで紹介されている、あさりの砂抜き基本方法は以下のとおりです。

【用意するもの】

・ バットもしくは少し深さのある大きめのお皿

・ アルミホイル(バットのふたがあればアルミホイルは不要)

・ 巻きす(平たい網などでも代用できます)

・ 塩水(海水に近い3%ほどの塩水)

砂抜き前の下準備

砂抜き前にあさりをよく洗います。貝同士を軽くぶつけてこするようにするのがコツです。死んでいるあさりは、この作業によって口が開くため、そうしたものがあったら除いてしまいましょう。あさりは極端な寒さ、熱さに弱いため、常温の水(25℃前後)で洗うのがよいでしょう。

ウチコト(東京ガス) ーより引用

下準備を終えたら、いよいよ砂抜き作業に入ります。

1.バットもしくはお皿に巻きすを敷きます。

2.その上に重ならないようにあさりを並べます。

3.塩水をあさりが浸る程度(あさりが水から少し出るか出ないかくらいの量)に注ぎます。

4.アルミホイル(もしくはバットのふた)をかぶせてひと晩(6~7時間ほど)おきましょう。

ウチコト(東京ガス) ーより引用

あさりが水を吐き出す時には、周囲に飛び散る恐れがあります。アルミホイルやふたをかぶせるのを、忘れないようにしてください。

時短裏技は本当に効果があるのか

通常であれば、6~7時間程度かかるあさりの塩抜き。できるだけ素早く終えられたらいいのに、と思うこともあるでしょう。以下のような裏技を目にする機会もありますが、本当に効果が期待できるのでしょうか。

・50℃のお湯を使う

・冷蔵庫に入れる

・くぎを入れる

『ウチコト』によると、これら3つの裏技はどれも推奨していないとのこと。あさりに負荷をかけて死んでしまう恐れがあるほか、うまく塩抜きできずに終わってしまう可能性があるそうです。

特にくぎを使った方法は、科学的根拠がないとされるほか、衛生面でも不安が残ります。避けたほうがよいでしょう。時間に余裕を持って、本来の方法で作業するのが一番です。

あさりの砂抜き作業は、おいしく食べるために欠かせないもの。少し時間はかかりますが、下準備まで終わらせておけば、後は放置するだけでOKです。あさりが手に入ったら、ぜひ計画的に作業して、おいしい料理を楽しんでみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典
ウチコト(東京ガス)

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