大根を切ったら青く変色してた! 捨てようと思ったら…「勘違いしてた」「そうだったの!?」
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- 出典
- 農林水産省
私たちが生きるために、食事は欠かせません。適切な食生活は心身の健康につながるため、重要といえるでしょう。
しかし、食材は正しい扱い方を心がけないと、時には身体に害を及ぼすことも。しっかりと食材の特性を理解した上で管理し、調理する必要があります。
「『青く変色した大根』は食べても大丈夫?」に農林水産省が?
ウェブサイトの『よくある質問』にて、食材に関するさまざまな情報を公開している、農林水産省。
身近な野菜の1つといえる、大根に対し、多くの人からこのような質問が寄せられるといいます。
「青く変色してしまった大根って、食べられるの?」
※写真はイメージ
スーパーマーケットなどで購入した大根を、いざ調理すべくカットすると、断面が青色に変色しているケースが時々あります。
傷むと変色する食材は、少なくありません。食欲が減退する青色ということも相まって、ギョッとしてしまうのも無理はないでしょう。
多くの人が一度は疑問に思う『謎』に対し、農林水産省はこの現象が『ダイコン青変症(せいへんしょう)』によるものと説明。
変色した大根の取り扱い方法について、このように呼びかけています。
収穫後、大根の断面が突然青色になるという、『ダイコン青変症』。
インパクトが強い色味のせいで、店舗や生産者に対して、消費者からクレームが寄せられることも少なくないといいます。
もちろん、野菜は出荷時に厳重な品質確認が行われるため、食材そのものに問題はありません。出荷後に突如、変色してしまうのだとか。
どうしても見た目で不安を覚えてしまいますが、ご安心ください。農林水産省によると、カビなどが原因ではないため、口にしても害はないとのこと。
ただ、できるだけ新鮮なうちに消費するのがベストといえます。『鮮度が高いうちに食べる』というのは、変色していない大根や、ほかの食材と同じですね。
これまで「もったいないけれど、危ないかもしれないから処分しよう」と捨てていた人もいることでしょう。しかし、食材としては問題はない模様です。
できるだけ、食材は大切に扱いたいもの。「いただきます」の気持ちを忘れず、おいしく食べたいですね!
[文・構成/grape編集部]