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電子レンジの設置場所を選ぶ際の注意点は? メーカー公式サイトの教えに「初めて知った」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

調理時間短縮のため、手間削減のため、キッチンに欠かせないのが電子レンジです。使用頻度も多い家電製品だからこそ、「少しでも便利な場所に置きたい」と思う人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、キッチン内には電子レンジの設置場所としてふさわしくないスペースがあります。電子レンジ製造販売元でもあるPanasonic(以下、パナソニック)公式サイトより、設置場所の注意点を紹介しましょう。

安全性に配慮して設置を

電子レンジは電化製品であり、なおかつ熱を発します。重量もあるため、使いやすさだけでなく、さまざまな部分に気を配って設置する必要があります。

水や火・高熱は避ける

水や火を使う機会も多いキッチン。電子レンジを設置する際には、これらの影響についてもきちんと考慮する必要があります。

電子レンジや電源コードに水がかかれば、電気がショートしてしまう可能性も。水道やコンロからは離して設置しましょう。背面に開閉できる窓がある場所も、雨が入ってくる可能性があるため危険です。

また、火元の近くに電子レンジを置くと、熱の影響で部品が変形してしまう可能性があります。IHやガスコンロからは十分に距離を置き、吸気口や排気口をふさがない形で設置しましょう。

アース線は必須

故障時や漏電時にも身の安全を確保するため、アース線は必ず取り付けるようにしてください。アース端子がないコンセントに、電子レンジをつないで使用するのは避けましょう。

「どうしてもここに」という場合には、アース工事で新たに端子を設置する方法もありますが、安全性向上のためにも、別の場所についても積極的に検討してみてください。

また電源について、パナソニック公式サイトでは以下のように注意喚起しています。

コンセントで注意すべきなのは延長コードやタコ足配線を避けること。電子レンジは使用電力が大きいため、複数の家電と同時に使うと既定の使用電力を上回り発火するおそれがあります。

パナソニック ーより引用

そのほかの家電製品との位置関係についても、考慮してみてください。

冷蔵庫の上は説明書を確認して

一人暮らし用の小型冷蔵庫であれば、冷蔵庫の上の空間を利用して電子レンジを設置できる可能性があります。限られたキッチン空間を有効活用できるでしょう。

ただし、本体上に電子レンジを設置できるのは、天板が耐熱仕様になっているもののみです。どの冷蔵庫でもOKというわけではないため、注意してください。天板の仕様は取扱説明書で確認できるので、安全であることを確かめたうえで設置しましょう。

電子レンジを使う機会が多ければ多いほど、より便利に使えることにこだわって設置場所を決める人も多いのではないでしょうか。

しかし、利便性だけで設置場所を決めてしまうと、思わぬトラブルの可能性も。利便性だけではなく安全性にも配慮して、どこに置くのがベストなのか検討してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
パナソニック

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