『挨拶』とは?挨拶から得られる効果やビジネスシーンでの例文も
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友人や知り合いを見かけたら、挨拶をするという人は多いでしょう。
ただ、ビジネスシーンにおいては、細かいところで迷ってしまうという人もいるかもしれません。
例えば、どのようにお辞儀をするか、どちらが先に挨拶をするか、文書やメールで挨拶をする際はどのような言葉を選ぶかなど、数々のポイントが存在します。
相手にとって失礼にならないよう、挨拶のマナーについて知っておきましょう。本記事では、挨拶に関する基本情報などを詳しく解説します。
挨拶の意味
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挨拶とは、礼儀にかなった方法で相手に働きかけをしたり、声をかけたりする際のコミュニケーションです。
ミーティングやパーティーのように人が集まる場でお祝いやお礼を述べたり、相手に対する敬意や感謝の気持ちを表したりすることも含まれます。
もともと禅宗の僧侶の間で使われた言葉といわれ、互いに禅問答を繰り返す様子から、現代のような意味になったのだそうです。
挨拶の大切さ
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職場でもプライベートでも、挨拶はとても大切なものです。
会話のきっかけになるだけでなく、相手に対してよい印象を与えることができるチャンスととらえることもできるでしょう。
以下では、挨拶をするメリットについて、4つのポイントから解説します。
コミュニケーションのきっかけになる
あまり馴染みがない人や初対面の人と会った時に、自分から相手に挨拶をすると、コミュニケーションのきっかけになる場合があります。
特に、知らない人に囲まれていたり、慣れない環境に置かれている人は不安になりやすいため、誰かから声をかけられると安心できるでしょう。
『はじめまして』『こんにちは』のような簡単な声がけでも心を開きやすく、その後も交流しやすくなりますよ。
相手の存在を認めて好印象に
人は、多かれ少なかれ承認欲求があります。こちらから挨拶をして交流を図るということは、相手の存在を認めているということになります。
相手の存在を認めて声をかけたり、なんらかの動きがあったりした場合は、相手があなたのことを『自分の存在を認識してくれた』と判断するでしょう。
あなたに対する印象が好ましいものになれば、次に会った時は、相手のほうから好意的に接してくれるかもしれません。
感謝を伝えられる
感謝の言葉は、自分だけでなく相手も幸せにできるため、人間関係がよりスムースになる秘訣の1つです。
以前会ったことがある相手には「いつもお世話になっております」「先日はありがとうございました」などと挨拶をしてみてください。
多少たどたどしくても、丁寧な挨拶で感謝の気持ちを伝えることによって、きっと相手にも喜んでもらえるでしょう。
挨拶をしない人は損?
「挨拶をしても返ってこないので、しなくなった」「嫌いな人とは話したくないから、あえて挨拶をしない」という人もいるかもしれません。
挨拶をする人としない人を分けていると、周囲の人からの印象が悪くなってしまう場合があります。
人柄を誤解されてしまうリスクを避けるために、相手のことが苦手でも、割り切って挨拶するようにしてみてはいかがでしょうか。
挨拶のビジネスマナー
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ここからは、職場の人や取引相手などに挨拶をする際のビジネスマナーについて紹介します。
さまざまな場面での挨拶に加えて、お辞儀についても解説するので、あわせて参考にしてみてください。
言葉をかけてからお辞儀
挨拶をする際は、まず言葉をかけてから、お辞儀をするようにしましょう。
相手の目を見て、ほほえみを浮かべながら、明るい口調と適切な大きさの声で言葉をかけるのがベストです。
シチュエーションに合わせて、さまざまな挨拶を使い分けてみてください。例文は以下の通りです。
いらっしゃいませ。
ご苦労さまです。(部下、後輩へ)
お辞儀の仕方と角度
お辞儀は大きく3種類に分けられ、軽いお辞儀の『会釈』、一般的なお辞儀の『中礼』、もっとも丁寧な『最敬礼』があります。
首だけを下に向けるのではなく、腰から上半身を倒すようにすると失礼になりません。具体的なお辞儀の角度と使用例はこちらです。
会議室などに入室する時。
取引先に訪問する時。
お詫びをする時。
冠婚葬祭で応対する時。
挨拶をする順番
挨拶をする際は、どちらが先にするのかを考える必要はありません。相手が誰であっても、先に声をかけるように心がけてみてください。
自分から相手に声をかけてお辞儀をし、挨拶するだけで相手の印象がよくなります。
ただし、相手が見知らぬ人と一緒にいる場合は積極的に声をかけることはせず、邪魔をしないようにするのが得策です。
このような状況では、相手が気付いた時に軽く会釈をするか、話しかけてきた時に挨拶をするとよいでしょう。
挨拶状の例文【ビジネス文書編】
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実際に挨拶をするのではなく、ビジネス文書で挨拶状を書く場合は、冒頭や文末に丁寧な挨拶を付け加えるイメージがあるでしょう。
そうした挨拶のことを『時候の挨拶』または『結びの挨拶』といいますが、いずれも使い方はシンプルです。
これらの挨拶を書く時のポイントを押さえておけば、文書を通じて、相手にスマートなイメージを与えられるかもしれません。
この項では、時候の挨拶や結びの挨拶を入れる際のポイントや、シチュエーションに応じた例文などを紹介します。
時候の挨拶と結びの挨拶
時候の挨拶は、本文の前に添える言葉です。相手への日頃の感謝の言葉と一緒に使うとよいでしょう。
請求書や領収書など、ビジネス文書を相手に送る場合は、通年で使える『時下(じか)』という時候の挨拶がおすすめ。
『時下』を使った挨拶の例文は、以下の通りです。
結びの挨拶は、本文の後に添えましょう。相手の繁栄を祈る言葉で締めくくるのがおすすめです。例文はこちら。
職場や取引先へ退職の挨拶として、御礼状の例文を紹介します。
以下は、定年退職をした場合を想定した、御礼状の例文です。
【退職時の御礼状】
拝啓 梅雨の候、みなさまにはお変わりなくご活躍のこととお喜び申し上げます。
私事で恐れ入りますが、◯月◯日を持ちまして株式会社◯◯を定年退職いたしました。
在職中はお世話になり、心より感謝いたしております。これまで◯◯年勤めることができましたのも、みなさまが親切にしてくださったおかげと存じます。
本来であれば直接御挨拶にうかがうべきではございますが、略儀ながら書中をもって御挨拶とさせていただきます。
末筆ではありますが、みなさまの末永いご繁栄をお祈り申し上げます。 敬具
続いては、人事異動で離れることになったり、新たに着任したりした場合の挨拶状の例文を紹介します。
【異動や着任の挨拶状】
謹啓 初秋の候、貴社におかれましてはますますご盛栄のこととご拝察申し上げます。
このたび、前任の◯◯に代わりまして、貴社の担当となりました◯◯と申します。
担当者の交代により、ご不便やご迷惑をおかけしないよう、誠心誠意努めてまいります。引き続き変わらぬお引き立てのほどをよろしくお願い申し上げます。
まずは、書中をもちまして御挨拶申し上げます。 謹白
挨拶状の例文【ビジネスメール編】
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ビジネスメールは、ビジネス文書と比べて素早く連絡できるメリットがあります。
挨拶を簡素化している場合もありますが、失礼のない挨拶文を作成するには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。
ここからは、ビジネスシーンにおけるメールの例文を、シチュエーションごとに紹介します。
社内の人向け
社内の人に向けたメールでは、書き出しに以下のような文章を入れます。
シンプルな表現ですが、相手に失礼のないよう、丁寧さを意識するとよいでしょう。
上記の挨拶を含めたビジネスメールの例文はこちらです。
【入社後の挨拶メール】
はじめまして。◯月◯日付けで入社した◯◯と申します。
直接ご挨拶ができなかったため、メールでご連絡いたします。
不慣れでご迷惑をおかけするかと思われますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
【人事異動の挨拶メール】
お疲れ様です。◯◯です。
私事ではございますが、このたび◯月◯日付けで本社に異動となりました。
至らない点もあるかと思われますが、みなさまのお役に立てるように精一杯努力いたします。
今後とも、よろしくお願いいたします。
社外の人向け
社外の人に向けてビジネスメールを送る際は、冒頭に挨拶文を入れます。一般的な挨拶文は、以下の通りです。
社内の人よりもより丁寧な表現で、敬語の使い方などに注意しましょう。
以下は、相手に初めて連絡するケースと、出向先から帰任するケースを例にした挨拶文のサンプルです。
【初めて連絡する相手の場合】
初めてご連絡いたします。
株式会社◯◯の◯◯と申します。
前任の◯◯に代わり、貴社の担当として着任いたしました。
誠心誠意努力いたします。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
取り急ぎのご連絡にて失礼いたします。
近日中に御挨拶にうかがいますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【帰任の挨拶】
大変ご無沙汰しております。
株式会社○○の○○でございます。
このたび、◯月◯日付けで本社に帰任することになりました。
◯◯様には大変お世話になり、早速ご連絡をいたしました次第です。
またご一緒できるのを楽しみにしております。
メールでのご連絡となり大変失礼いたしました。
後ほど、直接御挨拶に出向く所存でございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
挨拶で人間関係を良好にしよう
皆さんの中には、もしかしたら「挨拶をするのは難しい」という人もいるかもしれません。
しかし、相手に声がけをしてコミュニケーションを取ることができれば、人間関係やコミュニケーションがよりスムースになるというメリットがあります。
オフィスなどで出会った時に直接言葉を交わしたり、ビジネス文書やメールなどを送ったりする際は、積極的に挨拶するように心がけましょう。
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[文・構成/grape編集部]