津波のスピードはジェット機並みの速さになることも! 「油断禁物」
公開: 更新:
半額シールが貼られた植物が実は… 業界初の試みに「知らなかった」諸事情で自分の手で管理できなくなった、観葉植物などを買い取って再生し、再販売するという事業で話題を集めているのが、観葉植物リサイクル店の『らくうぇる』。店主の佐藤正則さんに観葉植物のリサイクルを始めたきっかけや、植物のお世話のやり方についてうかがいました。
クロネコヤマトからの『不在票』にゾッ 真相に「怖すぎる」「自分にも届いた」投函されていた1枚の不在票。違和感を覚え、調べてみると…。
- 出典
- 政府広報オンライン
2024年8月8日、気象庁が、南海トラフ地震臨時情報の『巨大地震注意』を発表しました。
同月9日現在、今後1~2週間は、特に地震への備えが大切になります。
『緊急地震速報』が出たら、どうする?
大きな揺れの地震が発生した際、『緊急地震速報』とそれに伴う『津波警報』という言葉をよく見聞きします。
しかし、きちんと意味を理解していない人も多いのではないでしょうか。
内閣府大臣官房政府広報室は、運営するウェブサイト『政府広報オンライン』を通じて、『緊急地震速報』と『津波警報』について詳しく説明しています。
そもそも『緊急地震速報』とは、最大震度5弱以上の揺れが予想される時に、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されるそうです。
長周期地震動とは、大きな地震で生じる周期が長い大きな揺れのこと。
遠くまで伝わりやすい性質があり、 地震が発生した場所から数百km離れた場所でも大きく長く揺れることがあるといいます。
では、『緊急地震速報』が発表された時、我々はどうのように動けばよいのでしょう。
『政府広報オンライン』はシチュエーション別に、『緊急地震速報』が発表された時に取るべき行動を公開しています。
家庭で屋内にいる時
慌てて外に飛び出さないことや、火の始末に注意が必要です。
閉じ込められないために、扉を開けて避難路を確保することも忘れないでください。
人が大勢いる施設(大規模店舗などの集客施設)にいる時
係員や従業員から指示があれば、従いましょう。
屋外にいる時は、ブロック塀や建物のそばから、できるだけ離れてください。
倒壊の危険や、割れた窓ガラスが落下してくる危険があるためです。
自動車運転中
自動車運転中は、後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけず、ゆるやかに速度を落とすことが大切だといいます。
ハザードランプを点灯して、周りの車に注意をうながし、道路の左側に停止させましょう。
津波警報が出たら、どうする?
また、海に囲まれた日本では、地震に引き続いて津波が発生することがあります。
『巨大な津波』または『高い津波』という表現で、大津波警報や津波警報が発表された場合は、東日本大震災のような巨大津波が襲って来る可能性がある非常事態だそうです。
『政府広報オンライン』によれば、津波が伝わるスピードは、水深が深いほど速く、場合によっては、ジェット機並みの速さになるとのこと。
遠くではなく、少しでも高いところを目指して逃げることが大切だといいます。
※写真はイメージ
地震や津波に油断は禁物です。「大丈夫だろう」という考えで、準備を怠ったり、避難の初動が遅れたりすると、取り返しの付かないことになる恐れがあります。
引き続き災害に十分、注意していきましょう。
[文・構成/grape編集部]