中身が噴き出ない炭酸飲料の開け方 企業が教える方法に「そんなコツが」
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- アサヒ飲料
炭酸飲料の魅力は、なんといってもシュワシュワとした心地よい刺激です。うだるような暑さの中で飲むと、気分も爽快になりますよね。
弱点を挙げるとすれば、開け方によって『中身が噴き出る』ことです。
スポーツでは優勝した時に『ビールかけ』をやって祝杯を挙げますが、日常生活では炭酸飲料をかぶりたくありません。
三ツ矢サイダーでおなじみの『アサヒ飲料』のブランドサイトでは、炭酸飲料の噴き出しを防ぐ開け方を紹介しています。
ハプニングなくスマートに炭酸飲料を飲みたいという人は、ぜひチェックしてください。
炭酸の噴き出しを防ぐにはキャップを回したら一呼吸おく
ノドが乾いている時は、とにかく早くキャップを開けたいと思うでしょう。しかし、炭酸飲料に関しては『焦らない』ことが大切です。
炭酸飲料の開け方
1.ペットボトルのキャップをゆっくり開けます。
2.キャップが開くと『プシュッ』と炭酸ガスが抜ける音がするので、その音が聞こえたらキャップを一度閉めましょう。
3.ペットボトルの中身を見て、泡の動きが落ち着いてきたらキャップを取り外します。
炭酸飲料が噴き出してくるのは飲料に含まれる『炭酸ガス』が原因ですが、キャップの開け方とどう関係しているのでしょうか。
『アサヒ飲料』では、炭酸飲料の特性を次のように紹介しています。
『プシュッ』と音がしてからキャップを閉めておけば、万が一衝撃を与えた炭酸飲料であっても噴き出しを防げるでしょう。
自動販売機の炭酸飲料が噴き出しやすい理由
自動販売機で購入した炭酸飲料を飲む時に、中身が噴き出してきた経験はないでしょうか。
コンビニで買った炭酸飲料よりも、自動販売機で買った炭酸飲料のほうが噴き出しやすいのは、商品の並べ方に関係します。
コンビニの陳列棚では、『並行』に動かすことはあっても『垂直』に動かすことはありません。また、基本的にはその場で静止しています。
一方の自動販売機は、商品を選んだと同時に取り出し口めがけて商品が落ちてくるので、衝撃が加わります。
衝撃を受けた炭酸飲料は炭酸ガスが分離し、それに伴い容器内の気圧が上昇します。
自動販売機から取り出してすぐにキャップを開けると噴き出すのは、気圧により分離した炭酸ガスが外に出ようとするためです。
すべての炭酸飲料が噴き出すわけではありませんが、コンビニなどで買った時よりも噴き出す確率は高くなるでしょう。
普段何気なく開けている炭酸飲料のキャップも、ちょっとした工夫をすればアクシデントを防げます。
炭酸飲料を買った時は、ぜひ『プシュッと鳴ったらキャップを閉める』テクニックを試してみてください。
[文・構成/grape編集部]