煮こぼれは放置しないで ガスコンロ使用時のNG行為に「気を付けます」
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ガスコンロは、家庭のキッチンで日常的に使用される調理器具の1つ。
普段「これくらいは大丈夫だろう…」と思っていることが、大きな事故を引き起こす原因になる場合があるそうです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下、NITE)は公式サイトで、ガスコンロの誤った使い方について注意を呼びかけています。
NITEが警告! ガスコンロでやりがちなNG行為とは?
NITEは、ガスコンロを使用する上で特に気を付けるべきポイントとして、2つの事例をもとに紹介しています。
1.煮こぼれの放置
※写真はイメージ
調理中にたびたび起こる煮こぼれ。「掃除が面倒だから…」という理由で、煮こぼれの汚れをそのままにしていませんか。
煮こぼれをそのままにしておくことは、ガス漏れや点火不良などの原因に。
また煮こぼれが温度センサーに付いてしまうと、センサーが正しく機能しません。
過加熱防止装置や安全機能が働かず、重大な事故につながる可能性もあります。
調理中に煮こぼれが発生した後は必ず掃除し、汚れをためないようにすることが重要です。
2.アルミ箔の使用
※写真はイメージ
グリルで脂の多い食材を調理する時に気になるのが、調理後の汚れ。
焼き網の上にアルミ箔を敷いた上で調理すれば、グリルの汚れを防げる、といった裏技を聞いたことがある人も多いでしょう。
しかしNITEによると、この行為もNGと警告しています。
アルミ箔を敷いて調理すると、その上に食材の脂がたまり、発火する危険性があるそうです。
グリル調理の際は、ガスコンロの取扱説明書の指示に必ず従い、指定以外のものを入れないようにしてください。
安全性確保のため、ガスコンロの正しい使い方を要チェック!
「面倒だから…」「掃除の手間を省きたいから…」となんとなくやっていた行動が、重大な事故につながる危険性があります。
説明書に記載されている正しい使い方を守って、安心・安全に毎日のご飯を作りましょう。
[文・構成/grape編集部]