炊飯器の早炊き機能、短時間でご飯が炊けるのはなぜ? その理由に「納得」
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炊飯器には、普通炊きよりもご飯が早く炊ける『早炊き』機能が搭載されているものがあります。早炊き機能は、炊飯時間を短くしたい時に大変便利です。
炊飯器やお米の量によって異なりますが、普通炊きだと50〜60分かかるところ、早炊き機能を使うと20分ほどでご飯が炊き上がります。
なぜ早炊き機能を使うと短時間でご飯が炊けるのか、気になったことはありませんか。
デジタル家電専門店ノジマ(nojima.official)のInstagramから、早炊き機能の仕組みと、普通炊きとの違いについて紹介します。
炊飯器の『早炊き』と『普通炊き』の違い
早炊きと普通炊きでは、それぞれご飯を炊き上げる工程が異なるため炊飯時間に差が出ます。
普通炊きの炊飯工程は以下の通りです。
・弱火で加熱して米に吸水させる。
・一気に加熱して沸騰を持続させて炊き上げる。
・水分を均一にするために米を蒸らす。
一方早炊きは、吸水と蒸らしの工程が短縮されています。
そのぶん短時間でご飯が炊けますが、『硬めの炊き上がりになりやすい』『水っぽくべちゃっとした食感になりやすい』など、おいしさに影響することも。
早炊きでもよりおいしいご飯に仕上げるためには、食べる直前までフタを閉めて蒸らすこと、食べる直前にご飯をほぐして水分を飛ばすことを行うのがおすすめです。
早炊きは電気代が高くなる場合もある
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早炊きと普通炊きで電気代に違いがあるのか気になる人もいるでしょう。
早炊きは短時間でご飯が炊き上がるので、電気代が安くなりそうなイメージがあるかもしれません。
しかし実際は、早炊きと普通炊きの電気代に大きな差はなく、むしろ炊飯器によっては早炊きのほうが電気代が高くなることもあるそうです。
節電を考えるなら、早炊き機能を使うのを避けたほうがいいでしょう。
早炊き機能は、今すぐご飯が食べたい時やご飯を炊き忘れてしまった時に便利ですが、食感が変わる可能性があります。
基本的には普通炊き、急いでいる時は早炊きにしてひと手間加えるなどして、おいしくご飯を炊きましょう。
[文・構成/grape編集部]