アボカドの皮と種、捨てないで! 思わぬ使い道に「意外にいい感じ」「子供も喜んだ」
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
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醤油やケチャップなど、服に付いたシミを落とすには根気と技が必要です。
しかし、その苦労を知らない子供は、何も気にせず食事をして、白いシャツでも大胆に調味料の模様を作ってしまいます…。
シミの落とし方はいろいろありますが、ズボラの筆者は、落としてもキリがないので『染める』という手段をとることにしました。
アボカドの皮と種で服を染める方法
筆者の子供も醤油のシミを白シャツに描いてしまったので、このシャツを染めてみることにしました。
「わざわざ染色剤を購入するのは手間だな…」と思い調べてみると、意外な野菜で染められるという情報を発見。
その野菜とは、なんとアボカド。染色に使うのはアボカドの皮と種なので、ゴミになる部分を生かせるという嬉しさもあります。
まず、アボカドの皮は、実をよく落とします。種は硬くて切りにくいですが、種の中の白い部分が空気に触れるように細かく切りましょう。切る時はケガに注意してください。
切った種は1分もしないうちに酸化が始まり、赤くなります。染色ではこれがポイントなので、レモンをかけるなどの酸化防止策はとらず、そのまま赤くさせてください。
次に、沸騰した湯で皮と種を15分ほどゆで、汁を煮出します。火を止めて、そのまま45分ほど置き、好きな色の濃さになるまで待ちましょう。
待っている間に、シミが付いたシャツを下処理をします。綿や麻などの植物性繊維は、絹やウールなどの動物性繊維に比べて染まりにくいため、タンパク質を付着させてください。
文章で読むと難しそうですが、豆乳と水を1:1の割合で作った『豆乳水』に浸けるだけです!
30分ほど『豆乳水』に浸けたら、よく絞って乾かします。乾いたTシャツはカチカチに固くなりますが、このまま再加熱したアボカド汁に入れましょう。
沸騰直前まで温めたアボカド汁に30分ほど浸します。浸し終わったら、普通の水でよくゆすいでから洗濯をしてください。
色落ちは基本しないようですが、心配な場合はほかの洗濯物と分けましょう。
染め上がったTシャツがこちら!写真ではあまりきれいには見えませんが…実物は落ち着いたスモーキーピンクに染まっています。
子供に着せてみると、意外といい感じです。子供も「いい色だね!」と喜んでいました。
初めての草木染めということでそのまま染めてみましたが、次回は、ゴムで縛って模様を付けたり、濃さを変えたりとアレンジ染めに挑戦してみたいと思います。
家にシミが付いたシャツをためている人は、捨てる前に試してみてはいかがでしょうか。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]