国際宇宙ステーションのガラスを傷つけた小さなゴミ 想像もできない世界に驚愕
公開: 更新:

出典:ESA

数千年前に爆発した『超新星』 高校生が撮影した写真が「火の鳥みたい」東京都立立川高校天文気象部の部員が、『網状星雲』と呼ばれる、約8000年前に爆発した超新星の残骸の撮影に成功。Xに写真を投稿したところ、「感動する」「火の鳥が飛んでいるみたい」といった声が寄せられ、大きな反響を呼びました。

宇宙飛行士、野口聡一さんが『チ。』特別展を体験 豪華声優陣からの『素朴な疑問』に?2025年3月14日から、東京都江東区にある『日本科学未来館』にて開催される特別展『チ。 ―地球の運動について― 地球(いわ)が動く』。同月13日に行われたメディア向け先行内覧会に、豪華声優陣ともに、宇宙飛行士の野口聡一さんが登壇しました!
- 出典
- ESA
「宇宙では些細なことが命とりになる」そのことがハッキリわかる、一枚の画像が話題です。
地上から約400km上空を、秒速約7.7kmというとてつもない速さで回っている国際宇宙ステーション。その観測用モジュール『キューポラ』は、宇宙飛行士がロボット操作やドッキングした宇宙船、地球を直接見ることが可能な設備です。
出典:NASA
その窓ガラスについた、直径7mmほどの傷。
出典:ESA
宇宙のゴミが当たってできたものなのですが、そのゴミの大きさがあまりに衝撃的。
なんと、これは「数ミクロンの小さなゴミ」が当たってできたものなのです。
ミクロンは1mmの1000分の1の大きさ。ほとんど目に見えないスギ花粉ですら、約20ミクロンという大きさです。
そんな極小のものが当たっただけで、これほどの傷が出来てしまうとは…。とても信じられません。
ガラスは何層にもなっているので安全上は全く問題はないそう。しかし10cmほどの大きさのゴミが当たれば、衛星や宇宙船が粉々になるほどの破壊力なのだとか。想像もしたくありませんね。
宇宙と地球は、世界が全く違う。一枚の写真から、改めてその事実を確認させられました。