国際宇宙ステーションのガラスを傷つけた小さなゴミ 想像もできない世界に驚愕 By - grape編集部 公開:2016-05-17 更新:2016-05-18 国際宇宙ステーション宇宙 Share Post LINE はてな コメント 出典:ESA 「宇宙では些細なことが命とりになる」そのことがハッキリわかる、一枚の画像が話題です。 地上から約400km上空を、秒速約7.7kmというとてつもない速さで回っている国際宇宙ステーション。その観測用モジュール『キューポラ』は、宇宙飛行士がロボット操作やドッキングした宇宙船、地球を直接見ることが可能な設備です。 出典:NASA その窓ガラスについた、直径7mmほどの傷。 出典:ESA 宇宙のゴミが当たってできたものなのですが、そのゴミの大きさがあまりに衝撃的。 なんと、これは「数ミクロンの小さなゴミ」が当たってできたものなのです。 ミクロンは1mmの1000分の1の大きさ。ほとんど目に見えないスギ花粉ですら、約20ミクロンという大きさです。 そんな極小のものが当たっただけで、これほどの傷が出来てしまうとは…。とても信じられません。 ガラスは何層にもなっているので安全上は全く問題はないそう。しかし10cmほどの大きさのゴミが当たれば、衛星や宇宙船が粉々になるほどの破壊力なのだとか。想像もしたくありませんね。 宇宙と地球は、世界が全く違う。一枚の写真から、改めてその事実を確認させられました。 出典 ESA Share Post LINE はてな コメント
「宇宙では些細なことが命とりになる」そのことがハッキリわかる、一枚の画像が話題です。
地上から約400km上空を、秒速約7.7kmというとてつもない速さで回っている国際宇宙ステーション。その観測用モジュール『キューポラ』は、宇宙飛行士がロボット操作やドッキングした宇宙船、地球を直接見ることが可能な設備です。
出典:NASA
その窓ガラスについた、直径7mmほどの傷。
出典:ESA
宇宙のゴミが当たってできたものなのですが、そのゴミの大きさがあまりに衝撃的。
なんと、これは「数ミクロンの小さなゴミ」が当たってできたものなのです。
ミクロンは1mmの1000分の1の大きさ。ほとんど目に見えないスギ花粉ですら、約20ミクロンという大きさです。
そんな極小のものが当たっただけで、これほどの傷が出来てしまうとは…。とても信じられません。
ガラスは何層にもなっているので安全上は全く問題はないそう。しかし10cmほどの大きさのゴミが当たれば、衛星や宇宙船が粉々になるほどの破壊力なのだとか。想像もしたくありませんね。
宇宙と地球は、世界が全く違う。一枚の写真から、改めてその事実を確認させられました。