泡立て器はちゃんと洗って! 汚れが残るリスクにゾッ
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『泡立て器』は、特殊な構造をしていて洗いにくく汚れが落ちにくいアイテムです。
しかし「少しくらい汚れていてもいいか」と放置すると思わぬ危険があるかもしれません。
泡立て器のお手入れについての注意点を改めて確認しておきましょう。
泡立て器に汚れが残っているとどうなるのか
※写真はイメージ
泡立て器のお手入れについて解説しているのは『激落ちくん』を製造販売している『レック』の公式サイトです。
泡立て器を使用する際の注意点として以下のように解説しています。
『サルモネラ菌』は、主に卵や生肉などの食材に潜伏しています。
料理やお菓子を作る過程で卵をかき混ぜるために泡立て器を使った時は特に注意が必要です。
サルモネラ菌は、75℃以上で1分以上、65℃以上5分以上加熱することで死滅し、10℃以下では増殖が抑えられるといわれています。
逆にいうと、この条件に当てはまっていない環境では活発に増殖してしまうということです。
泡立て器に残った汚れは、サルモネラ菌だけでなくカビのリスクも高まります。
菌やカビは発生した状態で調理していると考えると恐ろしいですよね。泡立て器を使用した時は、汚れが残らないようにきれいに洗いましょう。
泡立て器のお手入れ方法
レックの公式サイトでは、泡立て器のお手入れ方法として『セスキ炭酸ソーダ』を使った方法を紹介しています。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性の性質を持つため、油汚れを効果的に落とすことができるそうです。
それでは、セスキ炭酸ソーダを使ったお手入れ方法を手順に沿って紹介します。
1.セスキ炭酸ソーダを泡立て器に直接振りかけます。
2.セスキ炭酸ソーダに油汚れをしっかり吸い込ませるため、少し時間を置きます。
3.汚れが浮き上がってきたら、キッチンペーパーなどで拭き上げます。
4.最後に水洗いをしたら完了です。
より簡単な方法として、ぬるま湯で振り洗いする方法も紹介しています。
やり方は、セスキ炭酸ソーダをぬるま湯で溶かし、その中に泡立て器を浸けて振り洗いするだけです。
泡立て器に付着した汚れをそのままにしておくと、どんなリスクがあるかを紹介しました。
汚れが残っていると雑菌が繁殖し、食中毒の原因になってしまうためしっかりと洗いましょう。
セスキ炭酸ソーダを使ってお手入れすると、簡単にきれいになるためぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]