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ヨーグルトから液体が… 一緒に食べるべきか、明治に聞くと…?

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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ヨーグルトの水分の画像

※写真はイメージ

冷蔵庫に入れていたヨーグルトの容器の中に、ヨーグルトとは異なる謎の水分が染み出ていることがあります。

この液体はなんなのか、食べたほうがよいものなのか、気になったことはありませんか。

『明治ブルガリアヨーグルト』などを販売する、株式会社 明治(以下、明治)に聞いてみました。

ヨーグルトから出る水分の正体は…

ヨーグルトの容器の中にある水分について明治に聞いてみたところ、このような回答がありました。

ホエイと呼ばれるものです。ヨーグルトは『カード』という牛乳中のタンパク質が、乳酸菌の生成した酸により固まった状態になっています。

カードは水分などを包み込んでいますが、非常に柔らかな組織のため、振動や衝動により水分(ホエイ)が出てくることがあります。

ホエイは振動や衝動のほか、「スプーンでヨーグルトをすくった時、その切断面からホエイが分離することがある」とのこと。

例えば、ヨーグルトの一部をすくった状態で冷蔵庫に入れておくと、容器に水分が染み出てきますよね。これはカードが切断されたことが原因です。

では、ホエイは食べたほうがよいのでしょうか。同じく明治によると、以下の回答がありました。

ホエイの中には水溶性のタンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているので、捨てずにお召し上がりください。

ヨーグルトの写真

※写真はイメージ

ヨーグルトを保存する際のポイント

ヨーグルトを冷蔵庫で保管する際のポイントを聞いたところ、明治からこのようなアドバイスがありました。

ヨーグルトを保存する場合は10℃以下、振動を加えない、しっかりと蓋を閉める、横倒しをしないなどに気を付けましょう。

冷蔵温度が高いと乳酸菌の活動が活発になり、発酵が進むことで味が酸っぱくなるとともに、ホエイが分離する原因になります。

ヨーグルトをおいしく食べるためには、以下の点に注意して保存すべきだといいます。

冷蔵保存する際は、ドアポケットのような、振動を受けやすく温度が高めになる場所は避けましょう。

ただし、冷気の吹き出し口近くや氷温室内で保存すると、ヨーグルトが凍結する場合があります。

解凍時に分離が起こるとホエイが多量に出て、ヨーグルト本来のなめらかさが失われ、食感や風味が悪くなります。

ヨーグルトの容器の中に現れるホエイは、口にしても問題はなく、むしろタンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれています。

捨ててしまうのはもったいないので、ヨーグルトと一緒に食べましょう!


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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出典
株式会社 明治(取材協力)明治ブルガリアヨーグルト倶楽部

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