「コレって傷んでる?」 シラスにまつわる解説に「捨てるところだった」
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- 出典
- パルシステム
『シラス』は和え物や炒め物にぴったりで、ご飯にのせるだけでごちそうになります。
食卓に欠かせないシラスですが、おなかが赤くなっているのを見たことはありませんか。
おなかが赤くなったシラスは食べても問題ないのか、確認していきましょう。
おなかが赤いシラスがいるのはなぜ
※写真はイメージ
『パルシステム』公式サイトのヘルプページでは「シラスが赤いのですが、食べても大丈夫でしょうか?」という質問に対して次のように解説しています。
パルシステムで取り扱っている商品のパッケージにも、シラスが赤くなる理由と安全性について記載されています。
抗酸化力に優れており、疲労回復効果が期待できるといわれている『アスタキサンチン』。
エビやカニなどのプランクトンはうまみ成分も豊富で、おなかが白いシラスの約4倍のうまみ成分が含まれているようです。
関西では、おなかが赤いシラスは『赤腹』と呼ばれ人気のため、おなかの白いシラスと区別して販売されています。関東では区別して売られることは少なく、むしろ形がそろっている白いシラスのほうが好まれているのだとか。
おなかが赤いシラスを『子持ちシラス』と呼ぶ場合もあるようですが、シラスはイワシの稚魚であるため、厳密にいうと『子持ち』という表現は間違っていると考えられます。
おなかが赤いシラスはうまみ成分たっぷり!
本記事では、シラスのおなかが赤い理由を解説しました。「食べてもいいのかな?」と不安になってしまいますが、シラスのエサに含まれる赤い色素成分『アスタキサンチン』によるものだと分かりましたね。
品質には問題なく、白いシラスよりもうまみ成分が多く含まれています。
もちろんシラス自体の栄養も豊富です。歯や骨の基礎となる『カルシウム』や、そのカルシウムの吸収を助ける『ビタミンD』も含まれているため、丈夫な歯や骨を作る効果も期待できます。
購入したシラスの中におなかが赤いシラスがいても、安心して食べてください。
[文・構成/grape編集部]