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えぐみが気になるなら絶対やって! サトイモの下処理法に「おいしく食べられる」

By - COLLY  公開:  更新:

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サトイモの煮物

※写真はイメージ

煮ても蒸してもおいしい『サトイモ』ですが、調理している時に手がかゆくなったり、食べた時にえぐみを感じたりしたことはありませんか。

本記事では、サトイモのえぐみや手がかゆくなる原因と、対処法を紹介します。

サトイモを食べるとえぐみを感じるのはなぜか

器に入ったサトイモの煮物

※写真はイメージ

『農林水産省』の公式サイトでは、「サトイモの煮物を食べたらえぐみを感じたのはなぜか」という質問に対して、次のように回答しています。

サトイモに含まれる針状結晶の「シュウ酸カルシウム」によって、食べたときに舌や食道粘膜を刺激するとえぐ味を感じたり、皮膚に触れるとかゆみを感じたりします。

シュウ酸カルシウムは光合成の副産物なので、地上部が濃緑な品種ほど、また、強日射や乾燥条件で栽培するほど含量が増加します。

農林水産省 ーより引用

『針状結晶』はトゲのような形をした結晶で、そのトゲが皮膚に刺さるとかゆみが起き、味においてはえぐみとなって不快感を与えるのだそうです。

えぐみを取り除くための対処法

農林水産省の公式サイトでは、えぐみを取り除くための対処法も紹介されていました。

シュウ酸カルシウムはサトイモを加熱することで減少するため、皮をむいた後に塩を振ってもみ、ゆでこぼす下処理をするとよいのだそう。

また、皮をむく時のかゆみを防ぐには、次の方法を参考にしてみてください。

熱を加えてからむく

シュウ酸カルシウムは熱に弱い性質があるため、ゆでてからむくとかゆみを感じにくくなります。

皮が乾いた状態でむく

乾燥に弱いという特徴から、皮が乾いた状態でむくのもおすすめです。泥汚れをきれいに落としてから、日当たりのいいところでしっかりと乾燥させてからむきましょう。

また、乾いているため、皮がむきやすいメリットもあります。

酢水で手を濡らしてむく

シュウ酸カルシウムは酸に弱い性質があるため、酢水で手を濡らしておくことで、かゆみを防げます。サトイモを酢水に少し浸けてからむくのもおすすめです。

サトイモを食べた時にえぐみを感じたり、皮をむく時にかゆくなったりする原因について紹介しました。農林水産省の公式サイトの解説により、シュウ酸カルシウムという成分が理由だと分かりましたね。

シュウ酸カルシウムは、熱や乾燥、酢に弱い性質があるため、それらをうまく利用するとえぐみを防げます。しっかり対策して、サトイモをおいしく食べましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
農林水産省

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