厄介な『せっけんカス』をスッキリ解決! 企業が教える掃除のコツに「勉強になった」 By - COLLY 公開:2025-03-15 更新:2025-03-16 掃除 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ お風呂の壁や浴槽にこびり付いた『せっけんカス』は、落としにくい厄介な汚れの1つです。 掃除しようとしてもなかなか落ちず、困った経験がある人も多いのではないでしょうか。 しかし、適切な洗剤を使って掃除をすれば、この頑固なせっけんカスも簡単に落とせるそうです。 ハウスクリーニングを行う株式会社Fire Worksが運営する、アールクリーニングのウェブサイトでは、せっけんカスを効果的に掃除する方法を解説しています。 2種類ある『せっけんカス』の違いとは ※写真はイメージ名 せっけんカスは、水道水のミネラルとせっけんの脂肪酸が反応してできる汚れで、『金属せっけん』と『酸性せっけん』の2種類があります。 金属せっけんは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムとせっけんの成分が結びついてできる白くて硬い汚れで、酸性の洗剤を使うと落としやすくなります。 酸性せっけんは、皮脂汚れとせっけんが混ざり合ってできる黒くてベタつく汚れで、アルカリ性の洗剤が効果的です。 『せっけんカス』の種類に合った洗剤を選ぼう! ※写真はイメージ せっけんカスは汚れの種類によって適した洗剤が異なります。効果的に掃除するために、汚れの状態に合わせた方法を選びましょう。 用意する道具は『スプレーボトル』『柔らかい布やスポンジ』『歯ブラシ』『ゴム手袋』です。 1.付着したばかりのせっけんカスには『中性洗剤』 汚れが軽いうちは、市販の浴室用中性洗剤で落とせます。洗浄力が穏やかで、浴室の壁や浴槽を傷めにくいのが特長です。 せっけんカスに直接スプレーし、柔らかい布やスポンジで優しくこすった後、水でしっかりすすぎましょう。 2.黒くベタつく酸性せっけんには『重曹』 皮脂汚れとせっけんが混ざってできる酸性せっけんには、アルカリ性の『重曹』が効果的です。 少量の水を加えてペースト状にし、汚れに塗って10~15分置きます。特に頑固な汚れには厚めに塗るとより効果的です。 その後、柔らかい布やスポンジで優しくこすり、水でしっかりすすぎましょう。 3.白く硬い金属せっけんには『クエン酸』や『酢』 水道水のミネラルとせっけんが結びついた金属せっけんには、酸性の『クエン酸』や『酢』が有効です。 クエン酸を使う場合は、水500㎖にクエン酸大さじ1を混ぜたクエン酸水を吹きかけ、15~20分ほど放置します。 酢を使う場合は、酢と水を1:1の割合で混ぜた酢水スプレーを作り、せっけんカスに吹きかけて10~15分置きましょう。 スプレー後は、いずれの場合も柔らかい布やスポンジでこすり、最後に水でよくすすぎましょう。 4.頑固なせっけんカスには『重曹×クエン酸』 時間が経って落ちにくくなった汚れには、『重曹とクエン酸の併用』がおすすめです。 重曹とクエン酸で化学反応が起き、二酸化炭素の泡が発生します。 これにより頑固なせっけんカスの汚れが浮き上がります。 アールクリーニング ーより引用 まず、重曹を少量の水でペースト状にして汚れに塗り、その上からクエン酸水をスプレーしましょう。 汚れが浮いてきたら、柔らかい布やスポンジで優しくこすり、水でよく洗い流してください。 また、市販のせっけんカス専用クリーナーを使うのも効果的です。専用洗剤は洗浄力が高く、しつこいせっけんカスも分解できます。 せっけんカスは放置すると汚れが混ざり合い落ちにくくなります。普段からこまめな掃除を心がけましょう。 [文・構成/grape編集部] クリアファイルに付箋を入れて… できたものに「一石二鳥ですね!」付箋の意外な活用法を3つ、紹介していました。 着なくなった服を、母親に渡すと… 「オシャレすぎん?」「こうなりたい」『はる。』さんが、次女の服を譲り受けたとXにコメントし、コーディネートを投稿。鮮やかな着こなしが話題になりました。 出典 アールクリーニング Share Post LINE はてな コメント
お風呂の壁や浴槽にこびり付いた『せっけんカス』は、落としにくい厄介な汚れの1つです。
掃除しようとしてもなかなか落ちず、困った経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、適切な洗剤を使って掃除をすれば、この頑固なせっけんカスも簡単に落とせるそうです。
ハウスクリーニングを行う株式会社Fire Worksが運営する、アールクリーニングのウェブサイトでは、せっけんカスを効果的に掃除する方法を解説しています。
2種類ある『せっけんカス』の違いとは
※写真はイメージ名
せっけんカスは、水道水のミネラルとせっけんの脂肪酸が反応してできる汚れで、『金属せっけん』と『酸性せっけん』の2種類があります。
金属せっけんは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムとせっけんの成分が結びついてできる白くて硬い汚れで、酸性の洗剤を使うと落としやすくなります。
酸性せっけんは、皮脂汚れとせっけんが混ざり合ってできる黒くてベタつく汚れで、アルカリ性の洗剤が効果的です。
『せっけんカス』の種類に合った洗剤を選ぼう!
※写真はイメージ
せっけんカスは汚れの種類によって適した洗剤が異なります。効果的に掃除するために、汚れの状態に合わせた方法を選びましょう。
用意する道具は『スプレーボトル』『柔らかい布やスポンジ』『歯ブラシ』『ゴム手袋』です。
1.付着したばかりのせっけんカスには『中性洗剤』
汚れが軽いうちは、市販の浴室用中性洗剤で落とせます。洗浄力が穏やかで、浴室の壁や浴槽を傷めにくいのが特長です。
せっけんカスに直接スプレーし、柔らかい布やスポンジで優しくこすった後、水でしっかりすすぎましょう。
2.黒くベタつく酸性せっけんには『重曹』
皮脂汚れとせっけんが混ざってできる酸性せっけんには、アルカリ性の『重曹』が効果的です。
少量の水を加えてペースト状にし、汚れに塗って10~15分置きます。特に頑固な汚れには厚めに塗るとより効果的です。
その後、柔らかい布やスポンジで優しくこすり、水でしっかりすすぎましょう。
3.白く硬い金属せっけんには『クエン酸』や『酢』
水道水のミネラルとせっけんが結びついた金属せっけんには、酸性の『クエン酸』や『酢』が有効です。
クエン酸を使う場合は、水500㎖にクエン酸大さじ1を混ぜたクエン酸水を吹きかけ、15~20分ほど放置します。
酢を使う場合は、酢と水を1:1の割合で混ぜた酢水スプレーを作り、せっけんカスに吹きかけて10~15分置きましょう。
スプレー後は、いずれの場合も柔らかい布やスポンジでこすり、最後に水でよくすすぎましょう。
4.頑固なせっけんカスには『重曹×クエン酸』
時間が経って落ちにくくなった汚れには、『重曹とクエン酸の併用』がおすすめです。
まず、重曹を少量の水でペースト状にして汚れに塗り、その上からクエン酸水をスプレーしましょう。
汚れが浮いてきたら、柔らかい布やスポンジで優しくこすり、水でよく洗い流してください。
また、市販のせっけんカス専用クリーナーを使うのも効果的です。専用洗剤は洗浄力が高く、しつこいせっけんカスも分解できます。
せっけんカスは放置すると汚れが混ざり合い落ちにくくなります。普段からこまめな掃除を心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]