黒い服が色落ちしない! 企業が教える洗濯と保管テクニックに「これなら安心」
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クローゼットを開けると、かつては真っ黒だった衣類が、灰色や茶色に変色していた経験はありませんか。
「黒い服は色落ちしてしまうもの」とあきらめる前に、お手入れ方法を見直してみましょう。
株式会社アンスタンダードが運営する、『Black Gravity』のウェブサイトでは、黒い服の色落ちを防ぐ洗濯の仕方と保管方法を紹介しています。
新品のような見た目をキープ!黒い服の洗濯術
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黒い服を新品のような色味で長持ちさせるためには、洗い方と洗剤選びがポイントです。それぞれ見ていきましょう。
冷水でネットに入れて洗う
黒い服を洗う時は、冷水を使いましょう。温水を使うと衣類の染料が流れ出てしまいやすく、色落ちの原因になります。しかし、冷水であればそのリスクを抑えられます。
また、衣類を裏返して洗濯ネットに入れて洗うのもおすすめの方法です。
洗濯ネットに入れることで、衣類が洗濯槽と直接触れることもなくなるので、ダメージを防げます。
おしゃれ着用洗剤を使う
洗い方に加えて、洗剤選びにも注意しましょう。
弱アルカリ性の洗剤や蛍光剤入りの洗剤は、洗浄力の高さや白い服を、より白く美しく洗い上げる効果が期待できますが、黒い服には不向きです。
これらの成分を含まない洗剤や、おしゃれ着用洗剤を使うといいでしょう。
おしゃれ着用洗剤を使うほかに、洗濯時に塩を入れる方法も効果的です。
手洗いの場合は水1ℓに対して塩大さじ1杯、洗濯機の場合は水量に関係なく大さじ1〜2杯を目安に入れましょう。
塩に含まれるマグネシウムやカルシウムが染料と結び付き、色落ちを防いでくれます。ただし、洗濯機のサビ防止のため、塩分濃度が高くならないように意識するほか、洗濯後はしっかりすすぎを行って洗い流しましょう。
また、洗濯物の量は最大容量の8割程度に留め、水量を多めにするのもポイントです。そこに中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を加えることで、より効果を高められます。
保管時のコツ
色落ちを防ぐには、洗濯後の保管場所の環境にも注意を払いましょう。
日光は色褪せの原因となるので、日の当たらない場所での保管がマストです。窓際にかけっぱなしにするのではなく、クローゼットや衣装ケースなどに入れ、直射日光を避けましょう。
クローゼットの中であっても窓から光が差し込む場合は、遮光材を使って日差しを遮る工夫をすると安心です。
衣装カバーを使う場合は、透明の物ではなく不透明な物を選び、しっかりと光を遮断しましょう。
洗濯や保管方法に配慮すれば、黒い服の美しい色合いを長く楽しめます。日々のお手入れにぜひ取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]