冷凍キノコは解凍NG ホクトが教える うま味を逃さない保存・使い方
公開: 更新:

※写真はイメージ
デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

【簡単レシピ】秋の味覚を炊飯器で! キノコ+チーズの驚きの組み合わせ1年を通して手に入るキノコですが、秋の味覚の1つとして頭に浮かぶ人も多いでしょう。 和洋中、さまざまな調理法で楽しむことができますね。 本記事では管理栄養士の筆者が、簡単レシピ『キノコとカマンベールチーズの炊き込みご飯』...

ズッキーニの正しい保存方法 冷蔵・冷凍の手順とNG注意点栄養豊富な夏野菜である、ズッキーニ。 あまり使う機会がない人は、入手しても、どのように保存すればいいのか取り扱いに悩むかもしれません。 そこで本記事では、農林水産省によるズッキーニの保存方法や選び方を紹介します。 ズッキ...
- 取材協力
- ホクト株式会社






炒め物やスープなど、いろいろな料理に使えるキノコ。冷凍保存しておけば、いつでも便利に使えるというメリットがありますよね。
では、キノコを冷凍保存する際には、どんな点に注意すべきでしょうか。
エリンギやマイタケ、ブナシメジなど各種おいしいキノコを生産している、ホクト株式会社に取材しました。
キノコの冷凍保存
キノコの冷凍保存について聞いたところ、ホクトから以下の回答がありました。
冷凍室で保存する際には、あらかじめキノコを使いやすい形に切ったり、ほぐしたりしてから、ジッパー付きの密封袋などに入れて保存していただければと思います。
使用する際は解凍せず、凍ったままの状態で料理にお使いください。
キノコは冷凍することで細胞壁が壊れ、うま味成分である『グアニル酸』『グルタミン酸』が外に出やすくなり、うま味が増すといわれています。
解凍すると、キノコの細胞に含まれる水分が出て風味が落ちてしまうのです。
そのため、冷凍の際は買ってきた状態のままではなく、そのまま料理に使えるような大きさに切ってから冷凍保存をしていただければと思います。
うま味成分の流出を防ぐため、冷凍保存したキノコは解凍せずに使いましょう。
キノコは薄く広げて冷凍しておくと、調理中に素早くほぐれて扱いやすくなります。まとめてかたまりのまま冷凍してしまうと、使いたい分だけ取り出しにくくなるので注意が必要です。
※写真はイメージ
冷凍前の下処理が仕上がりを左右する
冷凍保存の効果を最大限に引き出すには、冷凍前の下処理がポイントです。ブナシメジやエリンギは石づきを切り落とし、マイタケは食べやすい大きさに手でほぐしてから冷凍袋へ。このひと手間が、後の調理をスムーズにしてくれます。
冷凍したキノコを炒め物に使う場合、フライパンに入れた瞬間にジュッと音がして水分が出やすくなります。水っぽさが気になるときは、強めの火加減で手早く炒めると水分を飛ばせます。弱火のままにしておくと水分が抜けきらず、べちゃっとした仕上がりになってしまうことがあります。
開封後のキノコは冷蔵保存が基本
また、一度パッケージを開けてしまったキノコについて、以下のようにアドバイスがありました。
一度開封したキノコが残ってしまった場合は、キノコから水が出て劣化するのを防ぐため、キッチンペーパーにくるんでから袋に入れて、冷蔵庫に保存するのがおすすめです。
また、キノコは生鮮食品のため、生の鮮度のよい状態が一番おいしく、栄養価も豊富な状態でお召し上がりいただけます。
ぜひ、お買い求めいただいた際は、なるべく早くご使用いただければ幸いです。
キッチンペーパーで包むのは、余分な水分を吸わせて劣化を遅らせるためです。ペーパーが湿ってきたら交換するとより長持ちし、袋の口をしっかり閉じることでほかの食材の臭い移りも防げます。
ちなみに、冷凍保存したキノコがどのくらい保存可能かについては「おおよそ2週間程度を目安にお召し上がりください」とのことでした。
2週間はあくまで風味が保たれる期間の目安なので、早めに使い切るほどうま味豊かなキノコを味わえます。
冷凍保存するとうま味が増すとされるキノコ。ホクトからのアドバイスを参考に、適切な方法で保存しておいしく食べましょう。
キノコにまつわる情報をもっと知りたい人は、ホクトのウェブサイトを覗いてみてください。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]