オリーブオイルの捨て方とは?注意点や劣化を見極めるポイントを解説
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「オリーブオイルを捨てたいけれど、どうすればよいのか分からない」と、捨て方について悩んでいる人もいるでしょう。
オリーブオイルのような液状の油をそのまま流すと、排水管の詰まりや環境汚染につながる可能性があるため、注意が必要です。
本記事では、オリーブオイルの安全な捨て方や注意点について解説します。また、劣化のサインや容器の処分方法についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
オリーブオイルの捨て方
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オリーブオイルの代表的な3つの捨て方を紹介します。捨て方が分からず困っている人は、ぜひ参考にしてください。
ビニール袋や牛乳パックを使う
まずは、ビニール袋や牛乳パックを使用して捨てる方法です。
ビニール袋や牛乳パックにそのまま液体を流し入れるのではなく、紙や布を敷き詰めて、それらに油を吸わせるようにしましょう。液体が漏れないように、口をしっかりと密閉することがポイントです。
油を熱いまま入れると袋が破れてしまうことがあるため、油は必ず冷ました状態で入れましょう。
また、油は酸素に触れることで酸化反応を起こし、熱を発生させる可能性があります。冷ました状態であっても、油を入れて密閉すると自然発火するリスクが高まるため、水を一緒に染み込ませるとより安全です。
小麦粉や片栗粉を使用する
小麦粉や片栗粉を加えて、オリーブオイルを固めて捨てる方法もあります。小麦粉や片栗粉を使うことで粘度が増し、液体よりも固形物に近い状態に変化するそうです。
オリーブオイルが冷えている場合は、一度温めてから粉を入れましょう。粉の量は、油と同量が推奨されています。
粉を混ぜたオリーブオイルが十分に冷めたら、ビニール袋や牛乳パックに移しましょう。
まだ熱が残っている状態で移すと自然発火のおそれがあるため、完全に冷めてから処理してください。なお、小麦粉や片栗粉は食品なので、使用済みのものや賞味期限切れのものを活用すると無駄がありません。
油凝固剤を使用する
ほかにも、油凝固剤を使用する方法があります。
これは廃油を固める専用の材料で、固形物に変化するため捨てやすい方法です。
油凝固剤の一般的な使い方としては、オリーブオイルがまだ温かいうちに凝固剤を投入し、冷めるまでしばらく放置します。しっかり固まったことを確認してからビニール袋に移すことを推奨している製品が多いようです。
油凝固剤の種類によって使用量や使い方が異なるため、取扱説明書を確認し、手順に従って使用しましょう。
オリーブオイルを捨てる時の注意点
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ここでは、オリーブオイルを捨てる際の注意点を紹介します。
適切な方法で処分をしないと、思わぬ事故や環境汚染などにつながるおそれがあるため注意しましょう。
しっかりと冷まして水を混ぜる
紙や布などを詰めたビニール袋または牛乳パックにオリーブオイルを入れて捨てる場合は、オリーブオイルをしっかりと冷ましたうえで水を混ぜて捨ててください。
これは、温度が高い状態で密閉すると、自然発火する可能性があるためです。
先ほども触れたように、油は酸素に触れると酸化反応を起こし、熱を発生させるといわれています。
油が密閉されている状態で高温が続くと、自然発火を引き起こすかもしれません。あらかじめ水を混ぜておくことで発火しにくくなり、予期せぬ事故の防止につながります。
そのまま排水溝に流さない
オリーブオイルをそのまま排水溝に捨てることは避けましょう。
主な理由は、以下の通りです。
オリーブオイルは、冷めると固まる傾向にあります。排水溝にそのまま流すと、排水管の中で冷えて固まり、水の流れを妨げるおそれがあるのだとか。
下水処理場は、下水をろ過したり消毒したりしてきれいにした水を、海や川に放流する施設です。そこへ油を流すと汚水処理に大きな負担をかける原因になるといわれています。
また、植物油は微生物によって分解されるものの、時間を要するそうです。そのため、川や海に流れてしまうと生態系への影響が懸念されます。
さらに、油が腐敗すると悪臭を発生させるおそれもあるため、そのまま流す行為はやめましょう。
自治体のゴミ出しのルールに従う
オリーブオイルを捨てる時は、お住まいの地域のゴミ出しルールに従う必要があります。
通常は、紙や布に染み込ませる、あるいは固めたうえで『燃えるゴミ』として捨てる自治体が多いようです。しかし、地域によっては液体のまま『資源ゴミ』として回収するところもあるのだとか。
近年では、食用油の廃油をバイオディーゼル燃料や航空燃料、印刷用のインキの原料として再利用される取り組みも広がっているといいます。
その一環で、自治体が回収ボックスを設置し、住民に回収を呼びかけているところもあるようです。
ただし、すべての油が回収対象になるわけではありません。種類によっては対象外となる可能性もあるため、処分前に確認が必要です。
オリーブオイルの劣化を見極めるポイント
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未使用のオリーブオイルでも、劣化の状態によっては『捨て時』となる可能性があります。
捨て時の目安となるタイミングは、下記を参照してください。
例えば、オリーブオイルの色が濃くなっている、茶色くなっている、粘りが強くなっているなどの状態は、劣化が進んでいる可能性が高いといえます。
鼻に付くような『ツン』としたニオイや生臭さを感じる場合も、使用しないほうがよいでしょう。
また、未開封のものは賞味期限を目安に使用するのが基本ですが、開封したら賞味期限に関係なく『開封後から1〜3か月程度』を目安に使い切ることが推奨されます。
開封後は空気に触れることで酸化が進みやすくなるため、できるだけ早めの使用がおすすめです。
オリーブオイルの容器の捨て方
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オリーブオイルの容器は、種類に応じて自治体のルールを確認し、適切に処分しましょう。
容器には瓶やペットボトルなどがあり、資源ゴミとして捨てる場合は、中を洗ってから分別して捨てるケースが一般的です。
ただし、油が入っていた瓶は資源ゴミとして出せないこともあります。その場合は、燃えないゴミとして扱うため、注意しましょう。
また、フィルムラベルやキャップなどは外して、それぞれ分別ルールに従って捨てます。
容器にオリーブオイルが少量でも残っている場合は、紙や布に吸わせてから洗うようにすると、排水溝への油の流出を防げるでしょう。
オリーブオイルは液が漏れない工夫をして捨てよう
オリーブオイルを捨てる時は、液漏れをしないように工夫することがポイントです。
捨て方の例としては、『紙や布などを詰めたビニール袋や牛乳パックに入れる』『小麦粉や片栗粉で固める』『油凝固剤を使用する』などの方法があるでしょう。
油を液体状のままゴミ袋に入れてしまうと、自然発火につながるおそれがあるため注意してください。
また、排水溝に直接流すと、環境汚染や排水管の詰まりにつながるリスクも否定できません。自治体のルールを確認し、適切かつマナーのある方法で処分しましょう。
[文・構成/grape編集部]