見た目で判断しないで! 「ベビーカーに見えて、実は車いすなんです」
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新聞などのメディアやTwitterなどで、バギー型の車いすが話題になっています。
例えば、この写真。
これは株式会社ブーフーウーに提供していただいた、加藤真心ちゃんという女の子の写真です。人によっては彼女がベビーカーに乗っているように見えるかもしれません。
しかし、実際に彼女が乗っているのはバギー型の車いすです。
そして、ベビーカーに乗っているように見えることから、必要な介助を受けることができないケースもあると言うのです。
ベビーカーに見えることが問題ではない
ユニバーサルデザインのモノやサービスを提案する、株式会社ミライロの岸田さんは「確かに、ベビーカーに見えてしまうこともあるでしょう」と話します。
「障がいにもよるため一概には言えませんが、普通の車いすでは体が固定できずに倒れてしまう人もいます」
「こういった場合はバギー型の車いすを購入し、その症状に応じてカスタマイズして使うのが一般的です」
「もしそうした症状をお持ちなのが、お子さんであれば、バギー型の車いすがベビーカーに見えてしまうこともあると思います」
もちろん、「ベビーカーに見えること」自体が問題なのではありません。
あくまでも、「ベビーカーに見えることによって必要な介助が受けられないこと」が問題なのです。
実際、Twitterにも多くの意見や反応が寄せられています。
では、どのようにすれば、バギー型の車いすとベビーカーを見分けることができるのでしょうか。
バギー型の車いすであることの目印が浸透し始める