ビックリ!自動搾乳ポンプ 中身の見える冷蔵庫 CESで見つけた暮らしが変わるアイテム
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CESは世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展示会で、2016年度の来場者総数は17万7393人(過去最多)!
そのうち海外からは日本を含めて158ヶ国から5万人以上が来場する巨大コンベンションです。
2017年のCESは、1月5日から8日まで開催。今回は50回目の開催とあって、規模も最大級で会場はどこもかしこも大混雑でした。業界人限定で、この入場者数ですから、どれだけ該当する業界に属する人にとって重要なコンベンションなのかおわかりになることかと思います。
会場の広さは247万平方フィート(東京ドーム5個分)、出展社数は3887社にもおよびます。
その業種は車、オーディオ、3Dプリント、コンピューター・ハードウェア/ソフトウェア/サービス、ゲーム、フィットネス/スポーツ、ロボット…など多岐に渡り、名だたる大企業から従業員一人というスモール・ビジネス業者までが、未来の大ヒット商品を目指して開発した商品のプロモーションにしのぎを削ります。
商品数は星の数にも及ぶので、すべてを紹介することは到底不可能なのですが、CES開催から1ヶ月ほどが経ち、話題になり始めた商品のごく一部をご紹介します。
1.ビックリ!自動搾乳ポンプ 『Smart Breast Pump』
並みいる強敵を抑えてCES Awardを受賞したWillow社の『Smart Breast Pump』です。
普通のブラと同様につけているだけで搾乳して、中にある取り外し可能なビニール袋にためておいてくれます。搾乳サイクルもスマホで操作。
個人的な経験からすると搾乳は乳児の子育て中の、最も大変な作業の一つです。子どもが大きくなった今思うことは「10年前にこれがあったらどんなによかったか」です…。
2.家事がどんどん楽に! 中身の見える冷蔵庫『Family Hub 2.0』
サムスン・スマート冷蔵庫『Family Hub』シリーズからは10モデルが登場。画期的な、中身の見える冷蔵庫です。すべてのモデルにタッチスクリーンがあり、中の材料を使ったレシピの検索、個人プロファイルの作成や、スケジュールが管理できるタスクリスト。さらには、ニュースや天気予報などの日常生活に関わる質問に答えてくれる、音声アシスタントもついています。
併せて、サムスンは、2つの洗濯槽を搭載した『FlexWash』という洗濯機と、衣服を平らにしたまま乾燥できる機能を搭載した『FlexDry』という乾燥機を発表。家事がどんどん楽になりそうです!
3.Phillips 『ソニケア』
こちらもAward受賞商品。フィリップス電動歯ブラシもこれからはスマホが連動。磨き忘れた場所も教えてくれたり、歯磨きプログラムを自分の好きなようにプログラミングできます。
また口臭察知プログラムが内臓されていて、口臭ゼロのゴールを設定すると毎日の進歩の様子を記録することもできます。
秋には優れものの舌磨きも新たに発売される予定だそうです。
4.Mayfield Roboticsのロボット『Kuri』
ロボットもより身近なものになります。メイフィールド・ロボティクス(ドイツの自動車部品・工具メーカーで、ロバート・ボッシュの研究部門のスピンアウト企業)が開発した『Kuri』は、身長50センチの最先端の家庭用ロボットです。
『Kuri』は、想定内のことなら確実にこなせるように設計されていて、他のロボットには見られないパーソナリティー、699ドルという価格が魅力。
音楽を流したり、本の読み聞かせなどのお友達機能がもちろんのこと、留守宅では、ユーザーは専用アプリから、『Kuri』の片目の裏側に内臓された1080ピクセルのカメラを通じて、ペットの様子や家の様子をどこからでも見ることができます。
内臓マイクから『Kuri』を特定の場所へ移動させることも可能。すごいところは、充電が必要になると、自分で充電器にドッキングしにいくこと!家族の新しい一員として、頼もしいお留守番要員として活躍しそうですね。
アマゾンのアレクサやグーグル・ホームなどのスマートホーム機器を始め、家庭内ロボット市場は激戦区となっています。
5.Toyota 『Concept-愛i』
続いては車です。CESではNorth Hall全体を使って、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ(ダイムラー)などのメーカーが最先端の技術やクルマの展示、車の未来像の提案をしています。
トヨタは、人を理解するAI搭載車「Concept-愛i」を世界初公開。人工知能、AIを搭載した『Concept-愛i(コンセプト・アイ)』と名づけられたこの車は、“ある時は見守り、ある時は助け合う”という、トヨタの自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」を具現化した車両ということです。
「安全・安心」(Protect)、「新しいFun to Drive」(Inspire)が随所に生かされています。日本においても、一部機能を搭載した車両で公道実証実験を数年内に開始するそうです。
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