創業130年の折り紙老舗『ダイヨ』が倒産 金銀の折り紙が懐かしいと惜しむ声

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:ダイヨ/大与 徳用おりがみ

折り紙を製作していた会社『ダイヨ(大与紙工株式会社)』。

名前を知らなくても、多くの方がその商品に触れたであろう会社が、2017年1月31日をもってその歴史に幕を降ろしました。

ダイヨは、1891年から続く折り紙の老舗。その商品であるカラフルな折り紙の中から見つかる、金と銀の紙は多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか。

ダイヨは創業以来、折り紙一筋で経営を続けていました。ウェブサイトの会社概要ページに書かれたメッセージからも、真摯な取り組みが透けて見えます。

当社は明治24年、初代浪花与吉が大阪市の現在地に染紙業を創業、以来おりがみ一筋に100年余折紙の有力メーカーとして、社会に貢献してまいりました。

昭和40年、それまで手で染めていたものを機械で染めることに成功、以後飛躍的に生産力の向上と優れた品質のおりがみを製造し、今日に至っています。

大与紙工株式会社 ーより引用

創業から100年以上にわたり、手染めから機械染めへの技術革新を経ながらも、「折り紙一筋」という姿勢を貫いてきた会社です。昭和40年代に確立された機械染めの技術が、あの鮮やかな発色と均一な品質を支えていたとのことです。

しかし折り紙の需要の減少により業績が悪化。大阪地方裁判所より、破産手続の開始が宣告され倒産となりました。

デジタル機器の普及や遊び方の多様化により、折り紙そのものに触れる機会が以前より少なくなっているとも言われています。老舗メーカーにとって、時代の変化は厳しいものだったようです。

この倒産の情報を受け、多くの方が思い出にふけり、感謝の言葉を口にしました。

  • 折り紙と言ったらこれでした。金、銀の折り紙は宝物だったのに
  • また一つ、老舗がなくなってしまったのが悲しい
  • 他社と比べ、こんなに綺麗に折れる折り紙はなかった
  • 見知らぬ企業かと思ったら、自分もお世話になっていた
  • 懐かしい。本当に残念です

「会社名は知らなかったけれど、あの折り紙は使っていた」という声が多く見られるのも、ダイヨの商品が長年にわたって広く流通していた証といえるでしょう。

小さい頃の思い出を彩ってくれたダイヨの折り紙。それが無くなってしまうと思うと、寂しい気持ちになりますね。本当にありがとうございました!


[文・構成/grape編集部]

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出典
大与紙工株式会社

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