新橋繁華街の地下に存在する旧新橋駅ホーム 今では驚きの施設となっていた By - grape編集部 公開:2017-04-20 更新:2018-03-24 地下鉄東京メトロ銀座線駅 Share Post LINE はてな コメント 東京メトロ銀座線の秘密を紹介していく「銀座線探偵団」。初回は表参道駅に存在する幻のホームに潜入、第2回は駅そのものが幻とされている萬世橋駅の遺構に潜入しました。そして今回は、新橋駅の旧ホームに潜入します。新橋駅に現在も残り「幻のホーム」として知られるこの場所、映画やアニメにも登場したことも。 過去には何度か一般公開もされました。現在はいったいどうなっているのでしょうか? 幻のホームは、まだまだ”現役”だった 目下、リニューアル工事が着々と進む銀座線新橋駅。虎ノ門方面への出口通路の脇にある鉄扉の先に、幻のホームは存在しています。 まず扉をあけると…工事用の仮囲いが。 ホームだったというには狭すぎる通路(写真中央の手すりをはさんで左)。線路があったらしき部分(写真右部分)には、工事用の仮囲いや資材が置いてあります。 しかし、床を見れば当時のままらしき白線が引いてあります。白線の内側までお下がり…いただけない! 狭い通路を先に進んでいくと、少しひらけたスペースに到着。 あの有名な、タイル張りの「新橋」の駅名標(駅構内に設置された駅名の標識)もありました! ここが唯一、「ホームらしさ」を残している場所といえるでしょう。 眺めているだけで当時の雰囲気が伝わってくる駅名標。ちなみに、周りの赤レンガに見えるものはイベント用に造られたパネルで、実際の壁はタイル張りになっています。 実はこの「新橋」の駅名標はここだけではありません。 幻のホームのスペース内には会議室もあり、駅員の点呼などに使われています。 さて「新橋」の駅名標はどこにあるのか…わかりますか? ここでした! 駅名標が見えるように、壁に穴が開けてあるわけです。 いったん会議室を出て、渋谷側ホームの先端部分へ。 そこには、工事用の資機材を地下に運び込むためのクレーンが設置してありました。 そんなわけで、新橋駅にある幻のホームは現在、以下のような用途で使われています。 会議室、休憩室などの駅員用施設 工事用の資機材ヤード 留置線(車両を停車しておくための線路) いったいどこにある? 幻のホーム 次のページへ 1 2 Share Post LINE はてな コメント
東京メトロ銀座線の秘密を紹介していく「銀座線探偵団」。初回は表参道駅に存在する幻のホームに潜入、第2回は駅そのものが幻とされている萬世橋駅の遺構に潜入しました。そして今回は、新橋駅の旧ホームに潜入します。新橋駅に現在も残り「幻のホーム」として知られるこの場所、映画やアニメにも登場したことも。
過去には何度か一般公開もされました。現在はいったいどうなっているのでしょうか?
幻のホームは、まだまだ”現役”だった
目下、リニューアル工事が着々と進む銀座線新橋駅。虎ノ門方面への出口通路の脇にある鉄扉の先に、幻のホームは存在しています。
まず扉をあけると…工事用の仮囲いが。
ホームだったというには狭すぎる通路(写真中央の手すりをはさんで左)。線路があったらしき部分(写真右部分)には、工事用の仮囲いや資材が置いてあります。
しかし、床を見れば当時のままらしき白線が引いてあります。白線の内側までお下がり…いただけない!
狭い通路を先に進んでいくと、少しひらけたスペースに到着。
あの有名な、タイル張りの「新橋」の駅名標(駅構内に設置された駅名の標識)もありました!
ここが唯一、「ホームらしさ」を残している場所といえるでしょう。
眺めているだけで当時の雰囲気が伝わってくる駅名標。ちなみに、周りの赤レンガに見えるものはイベント用に造られたパネルで、実際の壁はタイル張りになっています。
実はこの「新橋」の駅名標はここだけではありません。
幻のホームのスペース内には会議室もあり、駅員の点呼などに使われています。 さて「新橋」の駅名標はどこにあるのか…わかりますか?
ここでした!
駅名標が見えるように、壁に穴が開けてあるわけです。
いったん会議室を出て、渋谷側ホームの先端部分へ。
そこには、工事用の資機材を地下に運び込むためのクレーンが設置してありました。
そんなわけで、新橋駅にある幻のホームは現在、以下のような用途で使われています。
いったいどこにある? 幻のホーム