子供が障子を破っても知らんぷり カフェ「未就学児連れは入店お断り」に心が痛む By - grape編集部 公開:2017-08-15 更新:2018-08-05 子供教育 Share Post LINE はてな コメント 岡山県総社市にある小さなカフェ、珈琲と人(@coffeetohito)。 民宿だった建物を改装した温かみのある空間で、ネルドリップのシングルビーン珈琲や自家栽培の野菜や米で作る体に優しい食事、甘さ控えめの手作りスイーツなどが楽しめます。 そんな小さなカフェの悲痛な訴えがTwitterで注目を集めています。 未就学児連れの入店を断る? さまざまな意見が寄せられたツイートを、ぜひご覧ください。 【お知らせ】幼児連れのお客さまが店内設備を破損したり、乱雑に扱われる事が多々あります。その破損等について保護者の方からのご一報もいただけない事が増えております。やむをえませんが対策として当面のあいだ開店〜17時まで0歳児を除く未就学時連れのお客さまのご入店をお断りさせて頂きます— 珈琲と人 (@coffeetohito) 2017年8月13日 【お知らせ】 幼児連れのお客さまが店内設備を破損したり、乱暴に扱われることが多々あります。 その破損などについて、保護者の方からご一報もいただけないことが増えております。 やむを得ませんが、対策として当面の間、開店~17時まで、0歳児を除く未就学児連れのお客さまのご入店をお断りさせていただきます。 客の入店を断るということは、カフェにとっては苦渋の決断です。 それでも、こういった決断を下したのには大きな理由がありました。 続いて、投稿されたツイートには、破れてしまった障子の写真と、その時の状況が書かれています。 弁償してくださいとは言いません。障子がこの様な状態になったのに、ご報告なしで帰られた保護者の方の態度に大変ショックを受けております…。 pic.twitter.com/YVAoOzTGVa— 珈琲と人 (@coffeetohito) 2017年8月13日 ビリビリに破れた障子。どうやら客として来店した小さな子どもがやってしまったようです。 カフェとしては、大きな損失ともいえる設備の破損。しかし、「弁償してほしいわけではない」と店主は語ります。 ただ、何の報告もなしに帰ってしまった保護者に対して、ショックを受けたのです。 もちろん、店主は「すべての子どもがこうだ!」といっているわけではありません。 すべての幼児連れのお客さまがこのような方達ではない事は承知しておりますが、苦渋の決断です。どうかご了承くださいませ。— 珈琲と人 (@coffeetohito) 2017年8月13日 それでも、入店時に「この子は大丈夫」「この子はダメそうだ」と判断することなどできません。 やむを得ず、すべての未就学児連れ(自ら動くことのできない0歳児を除く)の入店を断るという決断になったのです。 一連のツイートに対し、さまざまなコメントが寄せられます。 飲食店で働く者として、とてもよく分かります。子どもが悪いのではなく、親のしつけの問題。きちんと注意したり、謝ったりできる親が減っているなーと感じます。 小さな子どもがいる者ですが、カフェの判断は正しいと思います。子どもと一緒に入りやすい店に行けばいい…子ども連れではない人との棲み分けはあってもいいと思います。 英断だと思います。未就学児とはいえ、子どももきちんと伝えれば分かるはず。 中には「飲食店が客を選ぶなんてあり得ない」「監視カメラでも取り付ければ」といった心無い意見もありましたが、ほとんどは賛同や励ましのコメントばかり。親のしつけに対して「責任を持って行うべきだ」という意見が大半でした。 小さな子どもは、間違いを犯してしまうことがあるでしょう。 しかし、それを注意し、同じことを繰り返さないようにしてあげることが親の役目です。また、我が子が誰かに迷惑をかけてしまったとしたら、その責任をとらなければなりません。 親としての責任をきちんと果たす…当たり前のことが、当たり前ではなくなってきている現状に不安を感じます。 [文・構成/grape編集部] 出典 @coffeetohito Share Post LINE はてな コメント
岡山県総社市にある小さなカフェ、珈琲と人(@coffeetohito)。
民宿だった建物を改装した温かみのある空間で、ネルドリップのシングルビーン珈琲や自家栽培の野菜や米で作る体に優しい食事、甘さ控えめの手作りスイーツなどが楽しめます。
そんな小さなカフェの悲痛な訴えがTwitterで注目を集めています。
未就学児連れの入店を断る?
さまざまな意見が寄せられたツイートを、ぜひご覧ください。
【お知らせ】
幼児連れのお客さまが店内設備を破損したり、乱暴に扱われることが多々あります。
その破損などについて、保護者の方からご一報もいただけないことが増えております。
やむを得ませんが、対策として当面の間、開店~17時まで、0歳児を除く未就学児連れのお客さまのご入店をお断りさせていただきます。
客の入店を断るということは、カフェにとっては苦渋の決断です。
それでも、こういった決断を下したのには大きな理由がありました。
続いて、投稿されたツイートには、破れてしまった障子の写真と、その時の状況が書かれています。
ビリビリに破れた障子。どうやら客として来店した小さな子どもがやってしまったようです。
カフェとしては、大きな損失ともいえる設備の破損。しかし、「弁償してほしいわけではない」と店主は語ります。
ただ、何の報告もなしに帰ってしまった保護者に対して、ショックを受けたのです。
もちろん、店主は「すべての子どもがこうだ!」といっているわけではありません。
それでも、入店時に「この子は大丈夫」「この子はダメそうだ」と判断することなどできません。
やむを得ず、すべての未就学児連れ(自ら動くことのできない0歳児を除く)の入店を断るという決断になったのです。
一連のツイートに対し、さまざまなコメントが寄せられます。
中には「飲食店が客を選ぶなんてあり得ない」「監視カメラでも取り付ければ」といった心無い意見もありましたが、ほとんどは賛同や励ましのコメントばかり。親のしつけに対して「責任を持って行うべきだ」という意見が大半でした。
小さな子どもは、間違いを犯してしまうことがあるでしょう。
しかし、それを注意し、同じことを繰り返さないようにしてあげることが親の役目です。また、我が子が誰かに迷惑をかけてしまったとしたら、その責任をとらなければなりません。
親としての責任をきちんと果たす…当たり前のことが、当たり前ではなくなってきている現状に不安を感じます。
[文・構成/grape編集部]