ふるさと納税に匿名で『1億円』の寄付 使い道に「強い郷土愛を感じる」 By - grape編集部 公開:2017-12-26 更新:2018-05-29 ふるさと納税チャリティー寄付 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 2017年12月25日に、兵庫県篠山市に匿名で1億円の寄付が寄せられました。 産経ニュースによると、12月19日に電話で寄付の申し入れがあり、22日に「『丹波篠山市』への市名変更にお使い願います」などと書かれた市長宛てのメッセージが届いたそうです。 寄付金は、ふるさと納税の制度を利用し、市の口座に入金されました。 市名変更を巡って議論 篠山市は、日本遺産に認定された『丹波焼』や『丹波栗』などの特産品を作っていますが、名前に『丹波』と付くことから、「隣の丹波市で作られている」との誤解が発生。 市商工会などから市名変更を要望する声が出ており、『丹波篠山市』への変更を検討していました。 しかし、篠山市という市名に愛着を感じている人や「市名変更で売り上げが伸びるとは思えない」といった反対する声も上がっています。 市名変更について議論が続いている中での巨額の寄付金について、市の担当者はこのようにコメント。 あまりの大きな金額に驚いている。改名に強い思いを感じるが、広く市民の声を聞いて議論を進めていきたい。 産経ニュース ーより引用 市は名前を変更した場合、看板などの更新で約6550万円の費用を見込んでいます。 1億円の寄付に対して、ネット上では「篠山に対する愛情を感じる」「強い郷土愛のなせるわざですね」と賛成する声がある一方で、「丹波篠山市は違和感がある」「お金で解決するのはよくない」といった声も。 日本遺産の特産品が、違う市の特産品と勘違いされてしまうのは悲しいことですが、愛着のある市名が変わってしまうのもさみしさを感じます。 善意ある寄付金を、多くの人が納得のいく形で使われることが望まれます。 [文・構成/grape編集部] 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 「嬉しい報告があります!」長友佑都が妻・愛梨の妊娠を発表2017年9月2日、長友佑都さんがブログを更新。妻・愛梨さんが第一子を妊娠したことを発表しました。 出典 産経ニュース Share Post LINE はてな コメント
2017年12月25日に、兵庫県篠山市に匿名で1億円の寄付が寄せられました。
産経ニュースによると、12月19日に電話で寄付の申し入れがあり、22日に「『丹波篠山市』への市名変更にお使い願います」などと書かれた市長宛てのメッセージが届いたそうです。
寄付金は、ふるさと納税の制度を利用し、市の口座に入金されました。
市名変更を巡って議論
篠山市は、日本遺産に認定された『丹波焼』や『丹波栗』などの特産品を作っていますが、名前に『丹波』と付くことから、「隣の丹波市で作られている」との誤解が発生。
市商工会などから市名変更を要望する声が出ており、『丹波篠山市』への変更を検討していました。
しかし、篠山市という市名に愛着を感じている人や「市名変更で売り上げが伸びるとは思えない」といった反対する声も上がっています。
市名変更について議論が続いている中での巨額の寄付金について、市の担当者はこのようにコメント。
市は名前を変更した場合、看板などの更新で約6550万円の費用を見込んでいます。
1億円の寄付に対して、ネット上では「篠山に対する愛情を感じる」「強い郷土愛のなせるわざですね」と賛成する声がある一方で、「丹波篠山市は違和感がある」「お金で解決するのはよくない」といった声も。
日本遺産の特産品が、違う市の特産品と勘違いされてしまうのは悲しいことですが、愛着のある市名が変わってしまうのもさみしさを感じます。
善意ある寄付金を、多くの人が納得のいく形で使われることが望まれます。
[文・構成/grape編集部]