ふるさと納税に匿名で『1億円』の寄付 使い道に「強い郷土愛を感じる」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- 産経ニュース
2017年12月25日に、兵庫県篠山市に匿名で1億円の寄付が寄せられました。
産経ニュースによると、12月19日に電話で寄付の申し入れがあり、22日に「『丹波篠山市』への市名変更にお使い願います」などと書かれた市長宛てのメッセージが届いたそうです。
寄付金は、ふるさと納税の制度を利用し、市の口座に入金されました。
市名変更を巡って議論
篠山市は、日本遺産に認定された『丹波焼』や『丹波栗』などの特産品を作っていますが、名前に『丹波』と付くことから、「隣の丹波市で作られている」との誤解が発生。
市商工会などから市名変更を要望する声が出ており、『丹波篠山市』への変更を検討していました。
しかし、篠山市という市名に愛着を感じている人や「市名変更で売り上げが伸びるとは思えない」といった反対する声も上がっています。
市名変更について議論が続いている中での巨額の寄付金について、市の担当者はこのようにコメント。
市は名前を変更した場合、看板などの更新で約6550万円の費用を見込んでいます。
1億円の寄付に対して、ネット上では「篠山に対する愛情を感じる」「強い郷土愛のなせるわざですね」と賛成する声がある一方で、「丹波篠山市は違和感がある」「お金で解決するのはよくない」といった声も。
日本遺産の特産品が、違う市の特産品と勘違いされてしまうのは悲しいことですが、愛着のある市名が変わってしまうのもさみしさを感じます。
善意ある寄付金を、多くの人が納得のいく形で使われることが望まれます。
[文・構成/grape編集部]