「緑茶を贈るのはマナー違反なんて初耳」 テレビの内容に、老舗茶店が持論を展開 By - grape編集部 公開:2018-01-18 更新:2019-01-22 お茶緑茶 Share Post LINE はてな コメント 2018年1月16日、ある番組で『お祝いのお返しで、贈っていい物と贈ってはいけない物』についてのコーナーが放送されました。 そして、その中の1つにこういったものがありました。 お祝いのお返しに緑茶はNG。紅茶はOK。 ※写真はイメージ 番組によると、緑茶は葬式でよく出されるため、お祝いのお返しにそぐわないとのこと。 しかし、一部の視聴者からは「そんな話は聞いたことがない」「お祝いのカタログに緑茶が載ってるのに」といった、疑問をいだく声が上がりました。 「お祝いのお返しに緑茶はNG」に老舗茶屋が持論を展開 その話題を耳にした、三重県四日市市に店舗を置く老舗茶屋『お茶の川村園』(@ochakawamuraen)。 『緑茶はお祝いのお返しにそぐわない』という話題に対し、古くから伝わる、緑茶についての考えを投稿しました。 吉兆はお茶、いいことが始まる予感。 茶柱がたつとなにかいいことがある…… 昔からお茶は、いいことのしるしとしてお祝いごとに贈られてきました。 茶の木の根は地中深く真直ぐに伸びてしっかり根をおろし、簡単には抜けません。 婚家にしっかり根づくようにという意味がお茶にこめられ、縁起物として結納茶に使う習慣があります。 お祝いごとや、ちょっとした贈り物にも吉兆を呼び込むと喜ばれています。 お茶はいつでも人と人の心を通わせます。 @ochakawamuraen ーより引用 昨夜テレビバラエティー番組で、お祝いのお返しに緑茶は駄目で紅茶はOKなどということをマナーとしてご紹介されました。その理由は緑茶は葬式を連想させるとのことでした。しかしながら、お祝いに、お祝いのお返しにも、緑茶が使われてきた理由もご理解いただければ幸いです。 pic.twitter.com/fsDULJwV2Z— お茶の川村園 (@ochakawamuraen) January 17, 2018 古くから、お祝いのお返しとして緑茶が使われてきた理由を投稿した、川村園のアカウント。 ちなみにこの紙は、ギフトとしてお茶を購入した際に川村園が同封する『しおり』だそうです。 葬式のイメージを持つ人がいると同時に、緑茶に対して『吉兆』『健康』といったイメージを持つ人もいると投稿しました。 また、Facebookではこのように思いをつづっています。 昨夜テレビバラエティー番組でお祝いのお返しに 緑茶 は駄目だということをマナー講師さまが仰ったそうです。 初耳です!なぜか紅茶はOKとか。 理由は、緑茶は葬式を連想させる、とのこと!なかなか新しい! いつからそのようなこだらりをマナーと言うようになったのかわかりませんが、例えば、九州では結納の際にお茶が飾られる習慣があるほど、お茶は縁起の良いものとされてきました。 一つの意見を持ち上げることもTVshowという性格上やむを得ないと思いますが、その番組でも紹介されました接客の際に利き手を隠すか否かという二面性と同様に、お茶は葬式を連想させることもあれば、逆に縁起物とされることもある、という二面性をご理解いただければ幸いです。 お茶の川村園 ーより引用 ※文中の「こだらり」の部分は、正しくは「こだわり」。 緑茶は保存もききますし、お返しとしてもらって嬉しい人は多いことでしょう。 何より、贈り物で一番大切なのは『気持ち』です。そのことを忘れず、「ありがとう」「おめでとう」といった想いを込めて贈り物をしたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 お茶の川村園/@ochakawamuraen Share Post LINE はてな コメント
2018年1月16日、ある番組で『お祝いのお返しで、贈っていい物と贈ってはいけない物』についてのコーナーが放送されました。
そして、その中の1つにこういったものがありました。
お祝いのお返しに緑茶はNG。紅茶はOK。
※写真はイメージ
番組によると、緑茶は葬式でよく出されるため、お祝いのお返しにそぐわないとのこと。
しかし、一部の視聴者からは「そんな話は聞いたことがない」「お祝いのカタログに緑茶が載ってるのに」といった、疑問をいだく声が上がりました。
「お祝いのお返しに緑茶はNG」に老舗茶屋が持論を展開
その話題を耳にした、三重県四日市市に店舗を置く老舗茶屋『お茶の川村園』(@ochakawamuraen)。
『緑茶はお祝いのお返しにそぐわない』という話題に対し、古くから伝わる、緑茶についての考えを投稿しました。
古くから、お祝いのお返しとして緑茶が使われてきた理由を投稿した、川村園のアカウント。
ちなみにこの紙は、ギフトとしてお茶を購入した際に川村園が同封する『しおり』だそうです。
葬式のイメージを持つ人がいると同時に、緑茶に対して『吉兆』『健康』といったイメージを持つ人もいると投稿しました。
また、Facebookではこのように思いをつづっています。
※文中の「こだらり」の部分は、正しくは「こだわり」。
緑茶は保存もききますし、お返しとしてもらって嬉しい人は多いことでしょう。
何より、贈り物で一番大切なのは『気持ち』です。そのことを忘れず、「ありがとう」「おめでとう」といった想いを込めて贈り物をしたいですね。
[文・構成/grape編集部]