イスラム教の国で『フリーハグ』をした日本人 目隠しし、広場に立った結果は

By - grape編集部  公開:  更新:

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世界でもっとも多くのイスラム教徒が住む国、インドネシア。この国に住む人のおよそ9割はイスラム教徒です。

インドネシアの首都であるジャカルタで、ある日本人男性がこう書かれた紙を掲げました。

私は日本人です。
日本では、イスラム教徒の人々は危険なイメージを持たされています。

でも、私は優しくて心の広い人たちだと信じています。
もし私に賛同してくれるなら、ハグしてくれますか?

ISIS(自称イスラム国)関連の話題によって、日本国内での印象がよくないといわれているイスラム教。一部の人からは「怖い」「危険な人」といった偏見を持たれているといいます。

日本人である桑原功一さんは、以前イランで1か月半生活していたこともあり、ムスリム(イスラム教徒)への偏見はありませんでした。

多くの人が持っている偏見を改めるため、こうして広場でフリーハグを行うことにしたのです。

日本人男性が、イスラム教の国でフリーハグ

桑原さんの不安は、ただ1つ。「宗教上の理由で、ハグしてもらえないのではないか」ということでした。

イスラム教徒の女性は一般的に、親族以外の男性に触れてはいけないとされています。

フリーハグの結果は、動画でご覧ください。

「センキュー!」

「こんにちは、ありがとう!」

「頑張って!」

「ありがとうございます!」

笑顔でハグし、そういったイスラム教徒の人たち。中には、ハグだけではなく力強く握手をしてくれる人や、日本語で挨拶してくれた人もいました。

そして、桑原さんが不安を感じていたにも関わらず、多くの女性が笑顔でハグをしてくれたのです。

・自然と、涙があふれていました。

・素敵な動画ですね。心に国境なんてないと思います。

・日本語をしゃべれる人が意外と多くて、驚きました!

・こういうのって、とても温かくて素敵ですね。

動画に映った『優しい世界』を見て、多くの人が心を打たれたようです。

国籍や宗教、性別など、悲しいことにどのカテゴリでも過激な人は存在します。ですが、一部の人の行動が目立つだけであり、すべての人が悪ではありません。

そのことを1人でも多くの人が理解することで、世界平和へつながるのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

貼り紙の写真

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出典
イスラム教の国で目隠しをしてフリーハグをしてみた Blind Trust Project in Indonesia

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