イスラム教の国で『フリーハグ』をした日本人 目隠しし、広場に立った結果は
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
世界でもっとも多くのイスラム教徒が住む国、インドネシア。この国に住む人のおよそ9割はイスラム教徒です。
インドネシアの首都であるジャカルタで、ある日本人男性がこう書かれた紙を掲げました。
私は日本人です。
日本では、イスラム教徒の人々は危険なイメージを持たされています。
でも、私は優しくて心の広い人たちだと信じています。
もし私に賛同してくれるなら、ハグしてくれますか?
ISIS(自称イスラム国)関連の話題によって、日本国内での印象がよくないといわれているイスラム教。一部の人からは「怖い」「危険な人」といった偏見を持たれているといいます。
日本人である桑原功一さんは、以前イランで1か月半生活していたこともあり、ムスリム(イスラム教徒)への偏見はありませんでした。
多くの人が持っている偏見を改めるため、こうして広場でフリーハグを行うことにしたのです。
日本人男性が、イスラム教の国でフリーハグ
桑原さんの不安は、ただ1つ。「宗教上の理由で、ハグしてもらえないのではないか」ということでした。
イスラム教徒の女性は一般的に、親族以外の男性に触れてはいけないとされています。
フリーハグの結果は、動画でご覧ください。
「センキュー!」
「こんにちは、ありがとう!」
「頑張って!」
「ありがとうございます!」
笑顔でハグし、そういったイスラム教徒の人たち。中には、ハグだけではなく力強く握手をしてくれる人や、日本語で挨拶してくれた人もいました。
そして、桑原さんが不安を感じていたにも関わらず、多くの女性が笑顔でハグをしてくれたのです。
・自然と、涙があふれていました。
・素敵な動画ですね。心に国境なんてないと思います。
・日本語をしゃべれる人が意外と多くて、驚きました!
・こういうのって、とても温かくて素敵ですね。
動画に映った『優しい世界』を見て、多くの人が心を打たれたようです。
国籍や宗教、性別など、悲しいことにどのカテゴリでも過激な人は存在します。ですが、一部の人の行動が目立つだけであり、すべての人が悪ではありません。
そのことを1人でも多くの人が理解することで、世界平和へつながるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]