段ボールとハサミとガムテープ 震災の時に役立つイスの作り方
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※写真はイメージ

ペットボトルをとっておいて! 『小さな穴』を開けるだけで…「超便利!」「いざという時に役立つ」【災害対策】今回は、災害時に役立つ『簡易水道』の作り方を紹介します。

「落ちてきたら危険!」 重い鍋や家電の正しい収納に「勉強になる」「助かる」『防災』としてできることは、避難場所や避難経路を確認する、避難グッズをそろえる、食品を備蓄するといった基本対策のほかに、キッチン収納の対策もあります。火を使うキッチンは2次災害のリスクもあるので、万が一に備え見直しておきましょう。
- 出典
- @MPD_bousai
2018年6月18日、7時58分ごろに大阪市近くを震源とする強い地震がありました。
水道管が破裂するなどの被害が出ており、今後も強い揺れに気を付ける必要があります。中には避難所で過ごす人も出てくるかもしれません。
災害時などに使える知識をTwitterで配信している、警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai)が、避難所で役立つ知識を投稿しています。ぜひ、役立ててみてください。
段ボールでイス
冷たく固い体育館の床は、直接座っていると足腰を痛め、身体も冷えてしまいます。
そんな時に役立つイスの作りかたがこちらです。
用意するものは厚手の段ボールとハサミ、ガムテープです。
1.段ボールのふたの短い辺の真ん中に切り込みを入れます。反対も同様に切り込みを入れます。
2.切ったふたの先端から底辺の2つの角に向かって、段ボールを折りやすいようにハサミで折り目を付けます。反対も同様です。
3.折り目に沿って段ボールを折り込み、長い辺のふたを閉めます。
4.反対側のふたも同様に閉じます。
5.閉めたふたが開かないように、ガムテープで貼り付けます。
厚手の段ボールを使うと、かなり丈夫なイスが作れます。さらに身長に合わせて使う段ボールの大小を選ぶと、より座りやすいイスが作れそうです。
また、2ℓのペットボトルが入っていた段ボールに、空になった2ℓのペットボトルを入れても頑丈なイスやテーブルとして使うことができます。
普段とは違う環境で、ストレスも溜まりやすい避難所での生活を快適にするために、段ボールの活用方法を覚えておいてくださいね。
[文・構成/grape編集部]