「あなたのお子さんが乱暴に扱い、放置した物は商品です」とある書店の光景に…言葉を失う
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駅前や商店街などに立地する書店。
※写真はイメージ
雑誌や漫画、小説などはもちろん、ビジネス書から児童書まで、さまざまな本が並んでいます。
2児のお母さんでもある、いか子(@orion03orion)さんも時々、書店を訪れます。
ところが、ある日、子どもと一緒に書店に出かけた際、信じられない光景を目の当たりにしたのです…。
「絵本という名の商品です」
店舗によって異なりますが、書店にはベンチやイスなど本を読むためのスペースが設けられていることがあります。
・面白そうだけど、少し読んでみたいな。
・気になるから少し中身を見てみよう。
そんな読書好きのために、店側が用意したスペース。
ところが、いか子さんが何気なく通り過ぎたベンチには、書店の想いを踏みにじるかのような光景が広がっていました。
それは…。
散乱した絵本!
よく見ると、「売上スリップ」と呼ばれる伝票が床に落ちています。
つまり、この絵本は会計前の物…店の商品なのです。
いか子さんがこの光景を目撃する少し前、ベンチには絵本を手にした子どもがいたといいます。
「乱暴に扱ってる」と感じたものの、自分も子どもと一緒だったこと。また、絵本を手にした子どもの横には親がいたこともあり、「自分が注意するのも違うかな」と一度はその場を通り過ぎました。
その後、同じベンチに戻って来た時に目撃してしまった悲しくなるような光景。いか子さんは写真と共に、次のようにツイートしました。
あなたのお子さんが乱暴に扱い、放置して帰った物は、絵本という名の『商品』です。
すると、さまざまなコメントが寄せられます。
・本好きなので、心が痛みます。商品かどうかはもちろんですが、そもそも本は大切に扱ってほしい…。
・親がどうかしている。この状態を放置する親ならば、子どもは「絵本は乱暴に扱っても構わない」と考えてしまうだろう…。
・注意したくても、できないですよね。店の人に注意をしてほしいけど、ほかの業務もあってずっと監視することはできないし…。
また、いか子さんは多くの声に反応して、当時の状況を次のように振り返ります。
周囲の人が「本は大事に扱おうね」と注意をすることは悪いことではありません。また、いか子さんのいうように、親に対して「見ていてあげてくださいね」と伝えることもできます。
しかし、残念ながら、こういった行動がトラブルの原因になってしまうことがあります。
やはり子どもが商品を乱暴に扱ってしまったら、その責任は親がとらなければなりません。もちろん、乱暴に扱う前に「お店の物だから大事に扱わないとダメだよ」といって聞かせることも大切。
当たり前のしつけや教育がされていないと、いつか本当に困るのは、親ではなく子どもなのですから…。
[文・構成/grape編集部]