熊本地震から3年半、熊本城が再び公開 修復された天守閣に「おめでとう!」の声
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2016年4月14日に起こった、熊本地震。熊本市では震度7が観測され、九州は甚大な被害を受けました。
熊本市中央区にある名城・熊本城も、震災によって被害を受けた建物の1つ。
勾配の付き方が独特で『武者返し』と呼ばれる熊本城の石垣や、瓦が崩れてしまいました。
熊本県のシンボルであり、長い歴史を誇る熊本城が壊れてしまい、きっと多くの地元民がショックを受けたことでしょう。
震災後、全国から寄せられた「熊本城復旧のために支援をしたい」という声を受け、熊本市長は『熊本城災害復旧支援金』の専用口座を開設。
多くの寄付金やエールを受け、熊本市は被害を受けた部分の修復工事を行ってきました。
熊本地震から3年半、熊本城が再び公開へ
熊本地震からおよそ3年半経った、2019年10月5日。熊本城の大天守周辺がついに一般公開されました。
大天守は外観が修復され、震災前のような美しい姿に戻っています。熊本市長は感謝の気持ちを込め、Twitterでこのように投稿しました。
産経ニュースによると、市長は開放前に開かれた式典で「天守閣の瓦や石垣が崩落した悲しい光景は生涯忘れ得ないが、全国からの寄付で力強い応援をもらった。城を見て、着実な復興への歩みを実感してほしい」とコメントしたとのこと。
「熊本城を元の姿にしたい」「被災地に復興してほしい」という熱い想いが集まったからこそ、熊本城はこうして再び勇壮な姿を見せることができたのでしょう。
まだ城の内部は修復作業を行っていますが、いつかきっと完全に復旧した姿を見せてくれるはずです。
[文・構成/grape編集部]