2年前、浸水被害にあった女性が語る『対処法』に、反響 「説得力ある言葉」「参考になった」
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2020年7月5日、熊本県が記録的な大雨により、球磨川の氾濫や土砂崩れなどで、甚大な被害に見舞われました。
ふりかけchannel(@hurikakechannel)さんは、2年前に大雨によって住んでいた家が浸水した経験を踏まえて、浸水時の対処法をTwitterに投稿。「困っている人がいたら役立ててほしい」と話します。
浸水の対処法
当時、投稿者さんは賃貸マンションの1階で一人暮らしをしていました。
浸水した時は雨が止んだ後も、窓から見える外の水の量が増しており、気付くと水圧で玄関のドアが開かない状態だったそうです。
大雨が降ると、外から水が入ってくるだけでなく、トイレやお風呂の排水口から下水が逆流することもあります。
避難ができない状況の中、投稿者さんは45ℓのゴミ袋を2重にして水道水を入れた『水のう』を作り、玄関、トイレ、風呂やキッチンの排水口、洗濯機の排水ホースの排水口などをふさぎました。
当時撮影された写真が、こちらです。
また、水のうの作り方と効果について、動画でも詳しく説明しています。
「大前提として、浸水する時は浸水するので、家を捨てる覚悟でまずは早く高いところに逃げた方がいい」と話した投稿者さん。
しかし、すぐに避難ができない時は、水のうで浸水対策をしながら冷静に最新情報を確認してほしいといいます。
この時の対処法が適切だったおかげで浸水を最小限に食い止めることができ、後日不動産会社の人から「1階の中では一番被害が少なかった」といわれたそうです。
投稿を見た人からは「水のうなら、すき間なく敷き詰めることができるし、後始末も簡単」「とても説得力がある言葉」「有益な情報。もしもの時に参考にします」といった声が寄せられました。
ゴミ袋と水道水さえあれば、誰でも簡単に作れる『水のう』。
万一の時のためにも、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]