S字フックを扉に引っ掛けると? 警視庁公式が教える防災対策に「コレ大事」「真似します」
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※写真はイメージ

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- 出典
- MPD_bousai
いつ発生するか分からない大規模地震から、自分や家族の身を守るためには、家の中の対策をしっかり行うことが重要です。
とはいえ、まだ発生していない被害を正確に予測するのは難しいもの。どのような対策が有効なのか分からないまま、後回しにしてしまうケースも少なくありません。警視庁の公式X(旧Twitter)アカウント「警視庁警備部災害対策課(MPD_bousai)」の投稿から、誰でも低コストですぐに実践できる地震対策を紹介します。
用意するのはS字フック
警視庁警備部災害対策課が紹介しているのは、扉付き収納の地震対策です。オープン棚とは違い、各種アイテムをしっかり隠せる扉付き収納。「地震が発生しても、扉が守ってくれるから」と油断している人も多いのではないでしょうか。
しかし実際に大地震が発生した時、扉はあまり意味をなしません。地震の揺れにより扉が開き、内部のアイテムが飛び出してしまうからです。「オープン棚よりも安全だから」という理由で、重いものや大きなものを収納していた場合、飛び出したものによってケガをする恐れがあるでしょう。
こうした事態を防ぐため、警視庁警備部災害対策課が推奨しているのは、S字フックを使った対策方法です。
やり方は至って簡単。扉の取っ手部分に、S字フックを横に渡して引っ掛けましょう。たったこれだけで、地震で揺れても中身が飛び出しにくくなります。
S字フックはサイズ選びが重要
警視庁警備部災害対策課が紹介する方法で身を守るために重要なのは、S字フックのサイズ選びです。小さすぎるとはめるのに苦労しますが、大きすぎると地震対策になりません。大きく揺れた瞬間にフックが外れ、中身が飛び出してしまう可能性があります。
S字フックそのものは100均でも購入できるので、ぜひ地震対策のためにぴったりサイズのものを用意しましょう。警視庁警備部災害対策課の投稿では、家具はもちろん、食器棚への対策もおすすめされています。
食器棚の中のものが飛び出せば、床には割れた破片が散乱するでしょう。地震発生後に避難しようとしても、思うようには動けなくなってしまう恐れがあります。誰でも簡単にできる対策ですから、ぜひ取り入れてみてください。
警視庁警備部災害対策課の投稿に対して、コメント欄には「我が家はチャイルドロック」「大きな買い物をした時に付けられる取っ手を活用している」といった意見が寄せられています。また「3.11の時たまたまこれやっていたおかげで、食器全部助かりました」という経験談もありました。実際に効果が期待できる対策だからこそ、今すぐ取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]