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節分とは?と聞かれて説明できる? 豆まきや由来などを分かりやすく

By - grape編集部  公開:  更新:

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節分とは?と聞かれて説明できる? 豆まきや由来などを分かりやすく

※写真はイメージ

鬼は外!福は内!

そんな掛け声とともに、豆をまく季節の行事『節分』。

日本人の多くが体験したことのある行事ですが、どういったものなのかと聞かれると、悩んでしまう人も少なくないでしょう。

そんな「節分とは」という疑問に答えるべく、時期や由来、豆まきの方法などを簡単にご紹介します。

節分とはいつやる行事? 2月3日ではないことも

『節分の日』と聞くと多くの人が2月3日を想像しますが、実は固定された日付に行う行事ではありません。

節分は立春の前日と定められています。なので、この立春がずれると節分もずれてしまうことになるのです。

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微妙なずれで日付が変わる

地球から見て太陽が通る道を『黄道(こうどう)』といいます。さらにその黄道を360度で割ったものを『黄経(こうけい)』と呼ぶそうです。

この黄経の315度に太陽がくる日を立春といいます

ただ、地球が太陽の周りをぴったり1年で1周するとは限りません。実は微妙にずれているのです。

そのずれによって立春が前後することがあり、2021年の節分は2月2日になります

このずれについて、産経ニュースが国立天文台に聞いたところ、このような返答があったそうです。

「地球が太陽の周りを回る公転の周期が、1年きっかりではないことが原因。微妙なずれが積み重なった結果だ」と説明する。

産経ニュース ーより引用

なお、2月3日以外に節分がくるのは、1984年(昭和59年)の2月4日以来で37年ぶりなのだとか。

さらに、2月2日に節分がくるのは、1897年(明治30年)以来で124年ぶりとかなり珍しいことのようです。

ただ、2021年以降しばらくは、4年ごとに節分が2月2日になるとのことなので、今後は日付を確認したほうがいいかもしれません。

節分とは? どんな由来があるの? 簡単に説明すると…

節分とは読んで字のごとく『季節を分ける日』という意味があり、もともとは立春、立夏、立秋、立冬の前日で年に4回あったといわれています。

昔は春の訪れる立春を1年の始まりとし、重要視していました。現代でいう大晦日が立春前の節分だったのです。そのため、立春の前の日の節分だけが残ったといわれています。

この新年を迎える前の節分の日に、宮中では疫病や災難などを追い払う儀式『追儺(ついな)』が行われていました

その後、こういった儀式が寺社や庶民にも伝わり広まっていきます。

それが現代でも節分として残り、豆をまいて鬼を追い払い、福を呼び込む行事になったのだとか。

簡単に節分を説明すると、『季節の分かれ目に、健康や幸せを願って、みんなで病気などを追い出す日』といえるでしょう。

節分で炒った豆をまくのはなぜ?

節分の日に炒った豆は欠かせないものです。

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豆は『魔滅(まめ)』に通じるという意味があるので、魔を払えるといわれています。縁起や験を担ぐ言葉は、こうした似た音と言葉を合わせたダジャレのようなものが多く見受けられるのだとか。

ちなみに、前年の厄を払うために豆をまくので、芽が出ないように炒った豆を使うそうです。また、まいた後に拾って食べやすいということから、カラの付いた落花生をまく家庭もあるといいます。

節分の豆まきの仕方は? 地方によってそれぞれ

豆のまき方は地方によってそれぞれ異なりますが、一例をあげておきます。

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まず、窓と玄関を開けて、家の中の厄を追い出すために「鬼は外」といいながら豆を外にまきましょう

次に福が出ていかないように窓などを閉めて「福は内」といいながら部屋に豆をまきます

これを一番奥の部屋から始め、玄関まで行いましょう。最後に年齢に1つ足した数の豆を拾って食べておしまいです。

ほかにも地方によっては「豆まきは夜に行う」「家の主人が豆をまくといい」「年女や年男が豆をまくといい」など、決まりごともさまざま。

どれが正解ということはないので、親しんだ方法で行うとよいでしょう。また、身近な人と豆まきの仕方を話してみると面白い発見があるかもしれませんね。

新型コロナウイルス感染症が広まっている現代。気持ちだけでも、節分で疫病を退散させましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース

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