「生理休暇はとりづらい?」 サイバーエージェントの取り組みがすごかった! By - 木ノ葉まき 公開:2021-07-09 更新:2024-02-29 それぞれの生理国際女性デー2023国際女性デー2024国際女性デー特集生理 Share Post LINE はてな コメント 実際に『エフ休』を利用してみると…? 『エフ休』とは、有給を申請する際『エフ休』と申請することで、周囲へ利用用途が分からないようにできるというものです。 ライター 『エフ休』は生理時などにも利用できますよね。 岩田さん 生理以外にも、つわりや婦人科疾患、更年期の症状が出た時などに休暇を取得することが可能です。女性の休暇はすべて『エフ休』という名称で統一されているため、理由を伏せて申請することができます。 岩田さん 『エフ休』のエフは女性を表す『female』の頭文字からとったもの。妊活などはデリケートな問題なので「周囲に知られたくない」といった社員の声を考慮して『エフ休』が生まれました。 ライター 女性にとって心強い制度ですね。「生理休暇をとります」と申請するよりいいやすそうです。 岩田さん 私も生理による不調で実際に『エフ休』を利用したことがあって。以前よりもすごく取得しやすくなりましたね。男性上司にも悟られないので。制度がある、という安心感も大きかったですよ。 『macalon』は、社員にとってのセーフティーネット ライター 社員が働きやすい環境づくりのため、今後取り組みたいことはありますか? 岩田さん 以前から生理や女性ホルモンなど『女性特有の健康問題』に関して、専門家によるセミナーを行っていて、今後も行う予定です。2021年4月に実施した新卒の研修では、生理について学ぶ『女性の身体の知識講座』を行いました。 ライター 自分の身体を理解することは大切ですよね。セミナーを受けた人の反応はいかがでしたか? 岩田さん 生理関連だと、学校の授業で学んだきりだった人もいるようで「知らなかった」「聞けてよかった」といった声が上がったのが印象的でした。また、産婦人科医によるセミナーでは「こういう時は、気軽に産婦人科へ相談していい」という言葉に、救われた人も多かったようです。 岩田さん 今後も、テーマを変えながら、社員が自分の身体と向き合えるきっかけを提供していきたいと思います。 岩田さんは「妊活や出産、育児は女性にとって大きな要素。それでも『macalon』があることで長く働ける、という安心感が湧く。安心があるからこそ、仕事で挑戦し続けられる」とも語ってくれました。 今回お話をうかがった、同社の女性活躍促進制度『macalon』。 女性も男性も、どんな年代でも利用可能な制度が多く、まさに社員を陰で支える『大きな柱』のようなものだと感じました。 さまざまな企業にとって、同社の取り組みは誰しもが安心して働いていくためのヒントになるかもしれませんね。 [文・構成/grape編集部] 1 2 ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 Share Post LINE はてな コメント
実際に『エフ休』を利用してみると…?
『エフ休』とは、有給を申請する際『エフ休』と申請することで、周囲へ利用用途が分からないようにできるというものです。
『エフ休』は生理時などにも利用できますよね。
生理以外にも、つわりや婦人科疾患、更年期の症状が出た時などに休暇を取得することが可能です。女性の休暇はすべて『エフ休』という名称で統一されているため、理由を伏せて申請することができます。
『エフ休』のエフは女性を表す『female』の頭文字からとったもの。妊活などはデリケートな問題なので「周囲に知られたくない」といった社員の声を考慮して『エフ休』が生まれました。
女性にとって心強い制度ですね。「生理休暇をとります」と申請するよりいいやすそうです。
私も生理による不調で実際に『エフ休』を利用したことがあって。以前よりもすごく取得しやすくなりましたね。男性上司にも悟られないので。制度がある、という安心感も大きかったですよ。
『macalon』は、社員にとってのセーフティーネット
社員が働きやすい環境づくりのため、今後取り組みたいことはありますか?
以前から生理や女性ホルモンなど『女性特有の健康問題』に関して、専門家によるセミナーを行っていて、今後も行う予定です。
2021年4月に実施した新卒の研修では、生理について学ぶ『女性の身体の知識講座』を行いました。
自分の身体を理解することは大切ですよね。セミナーを受けた人の反応はいかがでしたか?
生理関連だと、学校の授業で学んだきりだった人もいるようで「知らなかった」「聞けてよかった」といった声が上がったのが印象的でした。また、産婦人科医によるセミナーでは「こういう時は、気軽に産婦人科へ相談していい」という言葉に、救われた人も多かったようです。
今後も、テーマを変えながら、社員が自分の身体と向き合えるきっかけを提供していきたいと思います。
岩田さんは「妊活や出産、育児は女性にとって大きな要素。それでも『macalon』があることで長く働ける、という安心感が湧く。安心があるからこそ、仕事で挑戦し続けられる」とも語ってくれました。
今回お話をうかがった、同社の女性活躍促進制度『macalon』。
女性も男性も、どんな年代でも利用可能な制度が多く、まさに社員を陰で支える『大きな柱』のようなものだと感じました。
さまざまな企業にとって、同社の取り組みは誰しもが安心して働いていくためのヒントになるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]