すき焼きの締めは何にする? うどんやお米を使った大満足おすすめレシピ
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冬になり空気が冷たくなってくると、お鍋が恋しくなります。
鍋料理もいろいろとありますが、大人から子供まで、幅広く人気が高いのは『すき焼き』ではないでしょうか。
甘辛く味付けされた牛肉と、しっかりと肉汁を吸った野菜を想像するだけでお腹が鳴ってしまいそうです。
そんなすき焼きの満足度をアップさせるのが『締め』ですよね。
すき焼きの締めをいつもと違う味で楽しむために、おすすめの定番レシピやアイディアレシピをご紹介します。
すき焼きに締めがあると栄養バランスがよくなる!
※写真はイメージ
すき焼きの締めの定番といえばうどんやご飯ですが、お腹いっぱいに食べた後の炭水化物はちょっとだけ罪悪感がありますよね。
でも糖質制限をしているのでなければ、締めの炭水化物を諦める必要はありません。
すき焼きは炭水化物が比較的少なく、締めにうどんやご飯を投入することで、理想的な栄養バランスになります。
下記が1食あたりのすき焼きの栄養価(カッコ内は30~49歳女性の一般的な推奨量)目安です。
エネルギー:約490kcal(683kcal)
タンパク質:約27g(16.7g)
脂質:約25g(6.7~10g)
炭水化物:約31g(85.4~111g)
※レシピや摂取量によって変わります
タンパク質や脂質は1食あたりの推奨量を超えていますが、炭水化物はかなり不足しているのが分かってもらえるかと思います。
この不足分を補うには1膳分のごはんが必要という計算になり、むしろすき焼きは締めによって完成するともいえます。
もちろん食べ過ぎはNGですが、バランスよく栄養価を摂取したいのであれば、すき焼きを食べた後には積極的に締めを追加しましょう。
すき焼きの締めにおすすめの食材ベスト5
栄養バランスを整えるために締めを入れるにしても、やはりおいしく食べることができるというのも重要です。
ここでは、すき焼きの締めに合うおすすめの食材を、ランキング形式で5つご紹介していきます。
第1位:うどん
第2位:ごはん
第3位:餅
第4位:パスタ
第5位:ラーメン
それぞれの食材の栄養価とおすすめの理由を見ていきましょう。
第1位:うどん
▼100gあたりの栄養価
エネルギー:95kcal
タンパク質:2.6g
脂質:0.4g
炭水化物:21.6g
すき焼きの締めとして定番なのがうどん。
すき焼きうどんのように1つの料理として確立しているほど味の相性がよく、万人受けする食材のひとつです。
第2位:ごはん
▼100gあたりの栄養価
エネルギー:156kcal
タンパク質:2.5g
脂質:0.3g
炭水化物:37.1g
鍋料理の締めとして定番のごはんは、すき焼きの締めとしてもおすすめ。
うどんよりも100gあたりの炭水化物が多く、調理方法のバリエーションも豊富です。
第3位:餅
▼100gあたりの栄養価
エネルギー:223kcal
タンパク質:4.0g
脂質:0.6g
炭水化物:50.8g
餅もすき焼きとの相性がよく、割り下がしっかりと染みるため、すき焼きの旨味を最後まで楽しむことができます。
ただし餅が鍋に付きやすく、お手入れが面倒というデメリットもありますので、そこも加味して考えるといいでしょう。
第4位:パスタ
▼100gあたりの栄養価
エネルギー:150kcal
タンパク質:5.8g
脂質:0.9g
炭水化物:32.2g
すき焼きとパスタは意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、醤油ベースの和風な仕上がりでついつい箸が進んでしまう締めの食材です。
第5位:ラーメン
▼100gあたりの栄養価
エネルギー:133kcal
タンパク質:4.9g
脂質:0.6g
炭水化物:29.2g
ラーメンが好きという人に試してもらいたいのが、すき焼きの締めのラーメン。
濃厚な味付けで白いごはんも欲しくなる、悪魔的な締め料理に仕上がります。
これで満足! すき焼きの締めレシピ一覧
※写真はイメージ
締めを手軽に楽しむには、おすすめ食材をそのまま入れるだけでもいいのですが、さらにおいしく仕上げたいならひと手間を加えましょう。
ランキングでご紹介した食材ごとの締めレシピを一覧にしてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
うどんを使ったおすすめレシピ
▼食材(2人前)
・茹でうどん:2人前
・卵黄:2個
▼作り方
必要に応じて長ねぎなどの具材と割り下を追加して火にかける
鍋が温まったらうどんを入れて割り下を絡ませる
1人前ずつ取り分けて卵黄を乗せて完成
ごはんを使ったおすすめレシピ
▼食材(2人前)
・ごはん:1膳
・卵:1個
・水:適量
▼作り方
すき焼きの残りに水を加えて沸騰させる
ごはんを追加して柔らかくなるまで煮る
卵を溶いて入れ、半熟になったら火を止めて完成
餅を使ったおすすめレシピ
▼食材(2人前)
・切り餅:2個
・卵:2個
▼作り方
切り餅を電子レンジで温めておく(500Wで1分程度)
必要に応じて長ねぎなどの具材と割り下を追加して火にかける
鍋が温まったら餅を入れて煮込む
好みに応じて溶いた卵を入れ、半熟になったら火を止めて完成
パスタを使ったおすすめレシピ
▼食材(2人前)
・パスタ:160g
・にんにく:1片
・オリーブオイル:大さじ1
▼作り方
パスタを茹でる
フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを軽く炒める
すき焼きの残りを入れる(濃い場合には水も追加する)
茹でたパスタを入れて具材と絡めれば完成
ラーメンを使ったおすすめレシピ
▼食材(2人前)
・インスタントラーメン:1袋(おすすめはチキンラーメン)
・卵:1個
・水:適量
▼作り方
すき焼きの残りに水を追加する
インスタントラーメンの粉スープを半分入れる
乾麺を入れて2分30秒茹でる
麺がほぐれてきたところで卵を入れて、好みの硬さになったら完成
※チキンラーメンを使う場合は麺に味が付いているため、手順2で粉スープを入れる必要はありません。
ヤミツキ間違いなし! おすすめ活用方法
※写真はイメージ
定番の締めもいいのですが、たまには違ったアレンジもしてみたいですよね。
そういう人のためにおすすめの活用方法をご紹介します。
卵かけごはんのタレにしよう
ごはんが好きという人は、すき焼きの残りを使って卵かけご飯にしましょう。
すき焼きの残りと生卵を混ぜる
温かいごはんにかけて完成
こんなに簡単なのに、旨味が凝縮した絶品ごはんが完成します。
おかわりしたくなりますが、腹八分目で止めておきましょう。
炭水化物を避けたいなら卵とじがおすすめ
糖質制限をしているのであれば、締めに炭水化物は避けたいところですよね。
そういう人は卵とじにしましょう。
すき焼きの残りを温める
溶いた卵をかけて半熟になったら完成
お肉が残っていないと物足りない仕上がりになってしまうので、卵とじにする場合にはお肉を適量残しておきましょう。
肉じゃがにすると翌日のおかずが豪華に
締めというよりは本格的な料理になりますが、すき焼きの残りを使った料理関連ということで肉じゃがの作り方をご紹介します。
▼食材(2人前)
・じゃがいも:2個
・にんじん:1本
・玉ねぎ:1個
・お酒:大さじ2
・顆粒タイプの出汁:小さじ1
・水:適量
▼作り方
野菜ひと口サイズにカットする
すき焼きの残りに火をかける
鍋が温まったら人参と玉ねぎを入れる
玉ねぎが透明になったらじゃがいもを入れ、落し蓋をして煮込む
じゃがいもに火が通ったら完成
定番に飽きたらオリジナルの締めですき焼きを楽しもう
すき焼きの締めは満足度を高めるだけでなく、炭水化物を加えることで栄養バランスを整えるという役割もあるため、積極的に取り入れたいところです。
おすすめはやはり定番レシピですが、いつもと違う味を楽しみたいのであれば、ここでご紹介したレシピやレシピサイトの検索情報を参考にして、いつもとは違った締めを試してみましょう。
[文・構成/grape編集部]