「悔しい…!」「そういうことか」 この漢字、何と読む?【クイズ】
公開: 更新:


「え、そうだったの?」「今まで間違えてた…」 意外と知らない『言葉』の本当の意味誤用されやすい言葉である『役不足』『さわり』『俄然』。あなたはいくつ正解しましたか?正しい意味を紹介します。

「褒めたつもりだったのに…」 誤用されがちな『ことわざ』3選 正しい意味は?誤用されやすいことわざや慣用句。『情けは人のためならず』『敷居が高い』『馬子にも衣装』の3つをピックアップし、正しい意味を紹介します。
grape [グレイプ] lifestyle
みなさんは「鼾」という漢字、読めますか。
「鼻を干す」と書く鼾ですが、ふだん目にすることの少ない漢字ですよね。しかし漢字の読み方を知れば、鼾がかなり身近なものであると分かるはずです。以下で正解を発表しますが「もう少し粘りたい」という人は、じっくり考えてみてください。
正解は…睡眠に関連するアレ!
鼾と書いて「いびき」と読みます。鼾は形声文字の1つであり、干という漢字がそのまま鼾の音を表現しているそうです。見慣れない漢字であるものの、その意味は非常に身近なものであると分かります。
2問目は「姦しい」
続いては「姦しい」という漢字です。約6割の人が「めめしい」と読んでしまっているそうです。しかし女を3つで「姦」と書くこの漢字、読み方は「めめしい」ではありません。
それでは一体、姦しいと書いて何と読むのでしょうか。
姦しいの読み方は「かしましい」です。主に「騒がしい」「うるさい」「やかましい」といった意味で使われる言葉です。「姦」は会意文字の1つであり、2つ以上の漢字を組み合わせた文字なのだそう。
姦しいの語源は、かしまという単語に由来しているといわれています。「かま」には、騒がしい音という意味があり、かましかまし(うるさいうるさい)という言葉を縮めて姦しいになったそうです。
姦しいという言葉は、現在ではあまり使われていませんが、語源や成り立ちは知っておいて損はないでしょう。
[文・構成/grape編集部]