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ホイップクリーム作りのポイントは? メーカーが紹介する方法に「なるほど」「やってみます」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

軽やかな口当たりのホイップクリームは、ケーキやお菓子を華やかにしてくれます。

クリームを泡立てて作るホイップクリームですが、「手順としては単純でもなかなかうまくいかない…」と悩んでいませんか。上手なホイップの作り方を、雪印メグミルクが運営する「ミルク便利帳」より紹介します。

用途ごとの適切な泡立て具合も解説しています。

基本の作り方をおさらい

ホイップクリームを作るのに必要な材料は以下のとおりです。

● 用意するもの

クリーム…200ml

氷…適量

砂糖…15g

ボウル(直径22~30cm位もの)…2個

泡立器(電動でもよい)

ミルク便利帳 ーより引用

使うボウルは2つ。泡立て用と、それより少し大きめの、氷を入れて冷やす用です。泡立て用のボウルはステンレス製以外にするのが大切なのだそう。

ステンレス製ボウルの場合、ホイップ時に内面が剥がれてクリーム内に黒いぶつぶつができたり、黒ずんだりしてしまうことがあるからなのだとか。気を付けたいポイントです。

さらに雪印メグミルクによると、ボウルが小さすぎるとうまく空気と混ざり合わないとのこと。ホイップするクリームの量に合わせて、サイズも大きめを選んだ方がよさそうです。

● 作り方

大きめのボウルに氷と水を入れる。

冷蔵庫でよく冷やしたクリームを別のボウルにいれ、氷水で底を冷やしながらホイップを始める。この時、砂糖(お好みでバニラエッセンスも)を入れる。

ボウルをやや手前に傾け、泡立器を斜めにし、空気を抱き込むようにホイップする。

ミルク便利帳 ーより引用

用途に合わせてホイップを変えよう

ホイップクリームは、用途によって異なる状態に仕上げます。「流し用」といわれる7分立てのホイップは、デザートなどの表面に流し込んで使うもの。持ち上げた時にタラっと垂れる程度が目安です。できれば電動泡だて器を使って、素早く仕上げていきましょう。

ホイップクリームは変化が速いもの。これ以上硬めに泡立てる時は、電動泡立て器から手動の泡立て器に切り替えて泡立てていきましょう。

ケーキ表面に使うのは、8分立ての「塗り用」のホイップです。7分立てにしたホイップを、手動で混ぜていきます。静かに空気を送り込むイメージで、滑らかに仕上げましょう。持ち上げた時にツノが立たず、筋が残る程度を目安にしてみてください。

「絞り出し用」のホイップは全立てと呼ばれ、絞り袋に入れて飾り付けに使われます。8分立てからさらにしっかりと泡立て、ツノが立つのを確認しましょう。これ以上ホイップすると、クリームが分離してしまう可能性も。しっかり見極めて、混ぜすぎないよう注意してください。

ホイップクリームの保存は冷凍がおすすめ

ケーキに使おうと泡立てたものの、ホイップクリームが余ってしまった、ということはよくあります。

そのまま冷蔵庫に入れて保存することもできますが、あまり日持ちせず、2~3日で食べきる必要があります。しかし、冷凍保存なら3週間ほどもつのだとか。

冷凍保存する場合は、分離しないよう硬め(全立て)に泡立てます。金属製のバットに1回ぶんずつ絞り出すか、スプーンですくって置いていき、バットにラップをかけて冷凍します。

完全に凍ったら、バットから取り出してジッパー付き保存袋やプラスチック製の保存容器などに入れ替え、冷凍庫で保存が可能です。

コーヒーやココアなどの温かい飲み物に凍ったまま入れて使ったり、冷蔵庫で30分ほど置いて解凍すれば、スイーツのデコレーションにも使えます。

そのほか、大きい容器にまとめて冷凍して、アイスクリームのように凍ったまま食べることも可能です。

仕上げの飾り付けがグッと華やかに

クリームを上手にホイップできるようになれば、ケーキやお菓子の見た目はより華やかに仕上がるでしょう。

飾り付けのレベルもぐんとアップするはずです。「ケーキ作りでなぜか仕上げの飾り付けがうまくいかない」という場合、ホイップクリームをうまく扱えていない可能性があります。雪印メグミルクが紹介しているコツも踏まえて、きれいに仕上げてみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
ミルク便利帳|雪印メグミルク

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