家で魚を焼くと、なんでパサつく? 東京ガスが教える『うまく焼くコツ』が驚きの連続!
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焼き魚はシンプルながらも意外と調理するのが難しい料理です。
そのため、「パサついたり、硬くなったりして、なかなか上手に魚が焼けない」という人は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)の暮らし情報メディア『ウチコト』協力のもと、魚をうまく焼くコツを紹介します。
覚えておきたい!焼き魚のコツ
東京ガスによると、魚を焼くには『下処理』『焼き方』『盛り付け方』において、大事なポイントがあるとのこと。
以下にそれぞれのポイントをまとめました。
塩を振るタイミングに注意
青魚は焼く前に塩を振り、しばらくおいて水分を取ります。また、白身の魚は焼く直前に塩を振るのがポイント。皮に切れ込みを入れるのも、上手に焼くためのポイントです。
強火の遠火が重要
東京ガスによると、「魚の焼き方のコツは『強火の遠火』といわれ、強い火力で、火から遠ざけた状態で焼くのが理想」とのこと。
これにより熱を均一に加えられて、表面はきれいな焼き色が付き、中までしっかり火を通すことができるのだそう。また、つい長々と焼いてしまいがちですが、短時間で焼き上げるのもポイントです。
ガスコンロのグリルを上手に使う
家で魚を焼く際は、ガスコンロのグリルを使う人も多いことでしょう。実は、グリルの使い方にも、上手に焼くためのポイントがあります。
まず、ひっくり返して両面を焼く必要がある片面焼きグリルを使う場合、何度も繰り返しひっくり返すと型崩れを起こしてしまいます。
ひっくり返す回数は、1回にするのがきれいに焼くコツ。
※写真はイメージ
また、「盛り付け時に『表』になるほうを最初に下にして、先に『裏』を上にして焼きます。このほうが表の焼き目がきれいに仕上がります」とのことです。
両面焼きグリルで焼く場合は、魚の特徴に合わせて、強めや弱めといった焼き加減を設定するのを忘れないようにしましょう。
オートグリル機能を備えたグリルだと、自動で火加減や焼き時間を調節してくれます。
また、魚を焼く前に予熱でグリルを温めるのも上手に焼くためのポイント。
「予熱しておくことで、高温から焼くことができ、魚の水分が抜けず旨味を閉じ込めるため、おいしく焼き上がる」といいます。
ただし、オートグリル機能のあるグリルは予熱はしないようにしてください。
ほかには、以下も大事なポイントとのことです。
・一般的にグリルの手前側のほうが火力が弱いため、手前側に焦げやすい尾がくるように並べる。
・焦げ付き防止には、焼き網をあらかじめ予熱しておいたり、油を薄く塗ったりしておく。
※写真はイメージ
ちなみに、焼き魚の盛り付けは、頭は左で腹が手前とのこと。各ポイントを踏まえれば、おいしい焼き魚ができるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]