三陸鉄道はなぜ『震災復興のシンボル』になれたのか?
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
地震の時には潜らないで! カワイピアノの注意喚起に「想像すると恐ろしい…」株式会社河合楽器製作所が運営する、カワイピアノのXアカウント(@Kawai_Japan)は、2025年1月17日、『あるお願い』を投稿。地震に関する注意喚起が、大きな反響を呼んでいます。
- 出典
- 三陸鉄道
地震に津波、困難を乗り越えた三陸鉄道では、列車を使って新たな試みを行っています。
三陸鉄道を舞台にしたドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」や、みんなの笑顔をラッピングした「三陸スマイルトレイン」など沢山の企画が生まれてきました。
そして、電車好きならもろ手をあげて喜んでしまいそうなのが「列車の貸し切り」
大正ロマンを感じさせるレトロ列車や、奇跡の車両と言われた列車などを2時間以内で、貸し切ることができるんです!
通常の運行時間の中で、貸し切り列車を走らせるこのイベント。なんとお値段5万2,000円!(レトロ列車)しかも県内の人だとさらに半額になるそうです。
会議やパーティー、様々な用途で使えます。以前、男性が彼女にサプライズでプロポーズをするために、貸し切ったことも。
停車する駅を決めたり、夕焼けの綺麗な場所でしばらく停車したりと、かなり自由度は高め。列車の本数が少ないからこその、遊び心ですね。
震災から5年が経っても、復興が思うように進んでいない地域もあります。ただ、町も人も少しずつ変わり、こうして前に進んでいます。
過去を振り返るばかりでなく、変わりつつある町を思いっきり楽しみに行く。そんな被災地への応援の仕方も、一つの支援の形なのかもしれませんね。
列車の貸し切りに興味がある方は、こちらよりお問い合わせください。
三陸鉄道
震災関連記事
【震災遺構を歩く】『奇跡の一本松』が物語る震災からの5年
「3.11」被災地で学んだ『津波』からの避難 「一度高台に上がったら戻るな」