三陸鉄道はなぜ『震災復興のシンボル』になれたのか?
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【2025年】東日本大震災の義援金・寄付金 窓口まとめ東日本大震災の義援金・寄付金の受付窓口をまとめた記事です。

サンドウィッチマン開設の『東北魂義援金』 気仙沼市に寄贈したものに「本当にすごい」「ありがとう」2011年3月11日に発生した、東日本大震災。 大きな地震や津波で多くの人の命が奪われた大災害は、今もなお、人々の記憶に深く刻み込まれています。 東日本大震災から、12年が経過した、2023年3月11日。地震が発生した1...
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- 三陸鉄道
地震に津波、困難を乗り越えた三陸鉄道では、列車を使って新たな試みを行っています。
三陸鉄道を舞台にしたドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」や、みんなの笑顔をラッピングした「三陸スマイルトレイン」など沢山の企画が生まれてきました。
そして、電車好きならもろ手をあげて喜んでしまいそうなのが「列車の貸し切り」
大正ロマンを感じさせるレトロ列車や、奇跡の車両と言われた列車などを2時間以内で、貸し切ることができるんです!
通常の運行時間の中で、貸し切り列車を走らせるこのイベント。なんとお値段5万2,000円!(レトロ列車)しかも県内の人だとさらに半額になるそうです。
会議やパーティー、様々な用途で使えます。以前、男性が彼女にサプライズでプロポーズをするために、貸し切ったことも。
停車する駅を決めたり、夕焼けの綺麗な場所でしばらく停車したりと、かなり自由度は高め。列車の本数が少ないからこその、遊び心ですね。
震災から5年が経っても、復興が思うように進んでいない地域もあります。ただ、町も人も少しずつ変わり、こうして前に進んでいます。
過去を振り返るばかりでなく、変わりつつある町を思いっきり楽しみに行く。そんな被災地への応援の仕方も、一つの支援の形なのかもしれませんね。
列車の貸し切りに興味がある方は、こちらよりお問い合わせください。
三陸鉄道
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