ワタとタネ、捨てないで! 農家おすすめの食べ方に「ビックリ」
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炒め物や肉詰めなど、いろいろな料理に使えるピーマン。料理に使う際は、中のタネやワタを取り除いている人がほとんどかもしれません。
捨てがちなタネと白いワタの部分ですが、食べても問題ないのか気になったことはありませんか。
ピーマンの一大産地である茨城県の『なめがたしおさい農業協同組合』(以下、JAなめがたしおさい)に聞いてみました。
ピーマンのタネやワタは食べてもいい?
『JAなめがたしおさい』によると、「ピーマンのタネやワタは食べられます」とのこと。
特に、旬の時期のピーマンはタネが柔らかいため、口にしてもほとんど気にならないのだそうです。
ただし、旬の後半になるとタネが硬くなります。食べても問題はないものの、口に残ってしまう可能性があるとのこと。
ピーマンは春から夏にかけて出荷される春物と、秋口に出荷される秋物、冬の時期に出荷される温室ピーマンの3つがあります。
春物や温室ピーマンは夏に近付くほど、秋物は冬に近付くほどタネが硬くなるそうです。
タネが柔らかい時期はタネも一緒に食べて、硬さが気になる時期は取り除くなど、時期で工夫するのもいいかもしれませんね。
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『JAなめがたしおさい』のおすすめピーマンレシピ
『JAなめがたしおさい』に、タネもワタも一緒に食べられるおすすめのレシピを聞いたところ、このような回答がありました。
炊き込みご飯がおすすめです。切ったピーマンを、タネやワタはそのままで好きな具材と一緒に炒め、ご飯と一緒に炊き込むとタネも気になりません。
ほかにも、『ピーマンの丸焼き』もおすすめとのこと。
洗ったピーマンをそのまま魚焼きグリルなどで焼き、めんつゆをかけて食べるというもので、ピーマンのおいしさがダイレクトに味わえるメニューです。
『JAなめがたしおさい』では、イベントなどでピーマンの丸焼きを振る舞っており、訪れた人から人気なのだといいます。
ピーマンのタネとワタが食べられるとは、驚いた人もいるかもしれませんね。
旬の時期のピーマンはタネが柔らかいので、あなたもキャンプやバーベキューでピーマンの丸焼きを試してみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]