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マヨネーズを入れてみて! キユーピーの裏ワザに「知らなかった」

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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マヨネーズの写真

※写真はイメージ

マヨネーズが好物な人を指す『マヨラー』という言葉。「マヨネーズを付けて食べるとおいしい」と、何にでもマヨネーズを付ける人もいますね。

マヨネーズは、さまざまな料理に合う調味料です。

調味料として使う以外で、マヨネーズの裏ワザ的な使い方はあるのでしょうか。

マヨネーズなどの調味料を販売する食品メーカー『キユーピー』に取材し、マヨネーズの意外な使い方を教えてもらいました!

マヨネーズの意外な使い方3選

『キユーピー』に教えてもらった、3つの意外なマヨネーズの使い方がこちらです。

マヨネーズで、ふんわりサクッと!ホットケーキ

ホットケーキの写真

画像提供:キユーピー株式会社

家庭でホットケーキを作る際に、生地にマヨネーズを入れると、ふんわりサクッと仕上げることができます。

その理由は…。

ホットケーキがふんわりとならないのは、小麦粉のグルテン(たんぱく質)が固く結合してしまうから。

生地にマヨネーズを混ぜて焼くと、乳化された植物油や酢がグルテンの形成に影響を与えるため、生地が膨らみやすく、柔らかになります。

さらに表面はサクッとした食感に。裏面を焼く時はふたをして焼くと、よりふんわりとでき上がります。

ホットケーキの生地にマヨネーズを混ぜるというのは新鮮ですね。実際の作り方は以下です。

【材料2人分】
A:
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
牛乳 80㎖
キユーピー マヨネーズ 大さじ1・1/2
※キユーピー マヨネーズ大さじ1の目安

サラダ油 適量

【作り方】
①ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。
②フライパンに薄く油をひいて熱し、1の1/4量を流す。焼き色がついたら裏返して、両面を色よく焼く。同様に3枚焼く。

各レシピに記載の『キユーピー マヨネーズ大さじ1の目安』については、以下より確認してください。

マヨネーズで、冷めてもふわふわ厚焼き玉子

玉子焼きの写真

画像提供:キユーピー株式会社

卵にマヨネーズを加えると、冷めてもふわふわの厚焼き玉子を作ることができます。なぜそうなるかというと…。

厚焼き玉子が時間が経つとかたくなってしまうのは、加熱する時にたんぱく質が固く結合してしまうからです。

卵にマヨネーズを加えると、乳化された植物油や酢が、加熱によるたんぱく質の結合をソフトにし、ふわふわに。しかもこの乳化された植物油は冷めても固まらないから、柔らかいままです。さらに、酢の働きにより仕上がりもきれいなたまご色になります。

厚焼き玉子を食べる時にマヨネーズを掛けることはありますが、作る時にマヨネーズを加えるというのは驚きですね。

実際の作り方は以下です。

【材料2人分】
卵 4個

A:
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2

サラダ油 適量
キユーピー マヨネーズ 大さじ1
※キユーピー マヨネーズ大さじ1の目安

つけあわせ:
大根おろし 適量

【作り方】
①ボウルに卵とマヨネーズを入れてよく混ぜ、Aを加えてさらに混ぜる。
②玉子焼き器を熱して油を塗り、①をお玉に約1杯入れて全体に広げる。
③卵が膨れてきたら箸でつぶし、火が通ったら向こう側から手前に巻く。焼いた卵を向こう側に移し、油を塗って①をお玉に約1杯入れ、玉子焼き器全体と巻いた卵の下に広げる。卵に火が通ったら同じように巻く。
④①がなくなるまで③を繰り返し、食べやすい大きさに切る。
⑤器に盛りつけ、大根おろしを添える。

『キユーピー』によれば「卵と混ぜたマヨネーズは多少ダマになっていても、加熱をすると溶けるので問題ありません」とのこと。ボウルで卵を混ぜる時に、ダマについてはそこまで気にしなくてもよいでしょう。

マヨネーズで!パラッと玉子チャーハン

画像提供:キユーピー株式会社

マヨネーズを使って炒めると、ご飯がぱらっとした香ばしいチャーハンを作ることができます。

なぜかというと、『キユーピー』いわく「油の代わりにマヨネーズで炒めると、マヨネーズ中の卵黄と乳化された植物油が、ご飯の一粒一粒をコーティングするため、パラッと仕上がります。さらにコクもアップして、おいしくなります」とのこと。油の代わりに、マヨネーズで炒めるというのも面白い裏ワザですね。

実際の作り方は以下です。

【材料2人分】
ご飯 400g
長ねぎ 3分の1本
ハム 4枚
卵 2個
塩 少々
こしょう 少々
キユーピー マヨネーズ 大さじ2

※キユーピー マヨネーズ大さじ1の目安

【作り方】
①長ねぎとハムは粗みじん切りにする。
②フライパンにマヨネーズを入れて火にかけ、溶け始めたら温かいご飯を加えて、マヨネーズが全体に行きわたるようにムラなく炒める。
③②に①を加えてさらに炒める。フライパンの端に寄せ、空いたところに溶いた卵を入れてご飯と混ぜながら炒め、塩・こしょうで味をととのえる。

『キユーピー』からは「ホットケーキや卵焼きではマヨネーズの味は残らないのでご安心ください。レシピどおりに作っていただければ、味が残らないことは確認してあります」というアドバイスもありました。

『キユーピー』の公式サイトでは、ほかにもマヨネーズの裏ワザレシピを紹介しています。興味を持った人は、以下をご覧ください。

マヨネーズの裏ワザは『乳化した油』の力!

今回ご紹介したような裏ワザができるのは、マヨネーズの乳化した油のおかげです。

マヨネーズは以下の作用があるため、料理をよりよい形に仕上げることができます。

・小麦粉のグルテンが固く結合するのを防ぐ。
・たんぱく質の過度の結合を防ぐ。
・米粒をコーティングしてくっつくのを防ぐ。

例えば、鶏肉に下味をつける際にマヨネーズを加え、もみ込んで揚げると、柔らかな唐揚げを作ることができます。

唐揚げの写真

画像提供:キユーピー株式会社

これは、マヨネーズの乳化した油が鶏肉のたんぱく質に作用して、身を柔らかくするからです。

このように乳化した油を主成分とするマヨネーズは、実はいろいろな使い方ができます。

調味料として、料理に掛けて使うだけでなく、裏ワザによってより便利になるということを、知っておくといいかもしれませんね。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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取材協力
キユーピー株式会社

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