「醤油の人も多いけど…」 鮮魚店に聞いた!残ったツマのおいしい食べ方
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刺身の横に、細切りになった大根が添えられていることがありますよね。一般的にこれを「ツマ」と呼びます。
スーパーマーケットや鮮魚店で刺身を買うと、ツマが付いていることが多いでしょう。
刺身のツマの由来
ツマは漢字で『妻』あるいは『褄』と書き、刺身の付け合わせとして使われるものの総称。
大根がもっともポピュラーですが、シソ、菊の花、海藻なども含まれます。
刺身に添える『妻』は、主菜を引き立てるための添え物であるとされています。
つまり、主役である刺身を引き立てる存在としての『妻』という意味から、このように呼ばれているのだとか。
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また、ツマは『褄』とも書きますが、この漢字には『端』の意味があります。例えば、 着物の褄というと、長着の裾(すそ)の左右両端の部分のこと。
刺身の端に添えられることから、「ツマ」と呼ばれるようになったという考え方です。
また、刺身に添えられるものには「ケン」という呼び方もあり、漢字で書くと『剣』。大根の細切りは鋭く細長いので、「ケン」と呼ぶのもしっくりきますね。
上記のほか、刺身の下にツマを敷くこともあります。これを「敷きヅマ」と呼ぶことから、現在では広く「ツマ」と呼ぶのが一般的になりました。
ツマのおいしい食べ方
いずれにせよ、刺身にはツマとして大根の細切りが添えられることが多いでしょう。
もちろん食べられるので、捨てるのはもったいないですよね。
創立1921年『東京魚商業協同組合』の常任理事である伊佐宏和さんに、おいしく食べる方法を聞きました。伊佐さんは、東京都練馬区にある鮮魚店『中村橋 魚又』の大将でもあります。
刺身を食べるのと一緒に醤油で食べる人が多いです。
しかし、マヨネーズやドレッシングを掛けて大根サラダにするのもおすすめです。ぜひ一度試してみてください。
サラダのようにして食べるという発想は、思いつかない人も多いかもしれませんね。
「刺身のツマをどうしよう…」と迷う人は、大根サラダを試してみましょう!
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
取材協力:中村橋 魚又
〒176-0023 東京都練馬区中村北4-5-13 アイワビル1F