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暑さで食欲が落ちる季節に食べたくなるものといえば、ツルッとしたのど越しのそうめんです。
夏の定番食であるそうめんをおいしく茹でるコツを、アイリスオーヤマ(irisohyama_official)の公式TikTokが紹介しています。
ちょっとした工夫で麺のコシが強くなる、意外でお手軽な方法をお伝えします。
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そうめんを茹でる時に梅干しを入れるだけ
そうめんのコシが強くなり、プリッとした麺に茹で上げるコツは、麺を茹でる時に『梅干し』を入れるだけです。
梅干しを入れるだけで、いつもと同じそうめんがお店で食べるようなツルツルとした食感に仕上がります。
コシのあるそうめんの茹で方
1.鍋に水と一緒に梅干しを投入します。梅干しは、そうめん1束につき1粒が目安です。
2.お湯が沸騰したら麺をパラパラとさばき入れて、菜箸で軽くかき混ぜます。
パッケージに表示された時間通りに茹でたらザルに上げて流水でよく洗いましょう。
3.水気をよく切ってから、お皿に盛りつけます。
茹でる鍋に梅干しを入れるだけという簡単な工夫で、コシのあるそうめんができあがります。
梅干しでそうめんがおいしくなる秘密は?
梅干しを入れるとそうめんがおいしくなる理由は、お湯が酸性に傾くためです。
そうめんのコシのもとになるデンプンは酸性水には溶け出しにくいという性質があります。
茹で湯を酸性にすることで、デンプンがお湯に溶け出すことを防ぎ、麺のデンプン質を保ちます。その結果、プリッとコシのある麺に茹で上がるのです。
この方法で茹でると麺にコシが出るだけでなく、時間が経っても麺同士がくっ付いて固まらず、パラパラの状態を保ちやすくなります。
レモン汁やお酢などを使っても酸性にする効果がありますが、梅干しが一番そうめんの味に影響が出にくいのだそうです。
使った梅干しは麺つゆに入れると一石二鳥!
使った梅干しは、食べる時に麺つゆに入れて食べると無駄になりません。
梅干しのほどよい酸味が、さっぱりとした風味を加えてくれて、夏にぴったりです。
さらに梅干しには、塩分やミネラル、クエン酸が含まれているため、疲労回復効果や熱中症予防が期待できます。
いつものそうめんが、まるでお店でいただく高級そうめんのようになる裏技でした。手間いらずなのでぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]