ティッシュは保管場所に注意して! 企業の解説に「だからか…」
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ティッシュを包丁で半分に切って… 使い方に「目からウロコ」「ナイスアイディア」『革命すぎるティッシュの裏技5選』と題して、動画を公開しました。

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- 出典
- 日本製紙クレシア
ティッシュを1枚だけ取り出そうとすると、数枚まとめて出てきた経験はありませんか。
この現象は、ティッシュの取り方ではなく別の原因で起きている可能性があるそうです。
日本製紙クレシアの公式サイトから、ティッシュがまとめて出てくる仕組みを詳しく見ていきましょう。
くっ付くいて出てくる原因は保管場所!?
日本製紙クレシアは、ティッシュがまとめて出てきた時、『箱に水滴の跡があるか』『ティッシュが波打っているか』を確認するよう説明しています。
キッチンや洗面所などの水回りにティッシュを置いておくと、水濡れや湿気によってティッシュがくっ付いてしまうようです。
またティッシュは水分に弱い性質のため、一度濡れて乾いてもくっ付いた状態のままなのだとか。乾かしても元に戻ることはありません。
水回りにティッシュを置いておくと何かと便利ではありますが、その際は水に濡れないようケースに入れたり少し離れた場所に置いたりするなどの対策をしましょう。
水は紙の天敵!
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ティッシュに限らず、紙にとって水は天敵ともいえる存在です。
例えば本やノートが濡れてしまうと、ティッシュと同様、乾かしても紙同士がくっ付いてはがれないはずです。
このように濡れた紙がくっ付くのは、紙の製造過程が関係していました。
紙の原料となる食物繊維の主な物質に『セルロース』というものがあります。このセルロース同士が結合し、一般的な紙の形になるそうです。
しかし結合した後に濡れてしまうと、セルロースの結合部分に水が入り込んでほぐれてしまいます。水に濡れた紙がシワシワになるのは、セルロースの結合がほぐれたことによる現象なのです。
その後ふたたび乾燥させても、セルロースの状態は元に戻りません。
ティッシュをはじめとする紙類を一度濡らすと、残念な形になってしまいます。ティッシュは取り出す時のわずらわしさにつながるので、濡らさないように十分気を付けましょう。
[文・構成/grape編集部]