キムチが酸っぱい! 食べても大丈夫? 企業の解説に「納得」「そんな理由が」
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- 出典
- やがちゃんキムチ
キムチを食べている時、酸味を感じたことはありませんか。
当記事では、酸っぱいキムチの原因や、安全性について解説します。不安を解消して、キムチをおいしく楽しみましょう。
キムチが酸っぱい!その原因とは?
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キムチに酸味が出る理由について、キムチ専門店『やがちゃんキムチ』の公式サイトでは以下のように説明しています。
酸味が出る理由は、乳酸発酵の結果であり、腐敗ではないため心配はいらないようです。
新鮮なキムチの場合、通常酸味が出ることはありません。特に白菜キムチの場合、きちんと冷蔵保存されていれば、2週間程度は酸味を感じないでしょう。
野菜系キムチは賞味期限内に酸味が出ることはほとんどないので、酸味が嫌な人は期限をチェックして、それまでに消費するのがおすすめです。
ただし、魚介系キムチは賞味期限内に食べるようにしてください。
乳酸発酵とは?キムチに含まれる乳酸菌について
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『乳酸発酵』は、乳酸菌が糖分を発酵させ、乳酸を生み出す過程です。この発酵が、キムチの味や健康効果に重要な役割を果たしています。
例えば、白菜には植物性乳酸菌が少量含まれており、その発酵を『魚介の塩辛』に含まれる動物性乳酸菌が促進させるのです。アミエビやイワシの塩辛に多く含まれるこの乳酸菌が、キムチを作る時白菜に移り、植物性乳酸菌を増殖させます。
乳酸菌の働きによってキムチは発酵が進み、酢酸などの副産物が生成。発酵が進むと、キムチが酸っぱくなるのはこのためです。酸味が強くなることでキムチの風味が増し、発酵食品特有のうまみが引き出されますよ。
また『やがちゃんキムチ』によると、乳酸菌には食品内の有害な雑菌を抑制する効果もあるとのこと。
植物性乳酸菌は胃酸にも耐性があり、腸内まで届いて腸内環境を整える効果も期待できます。腸の働きが正常化されると新陳代謝が促進され、老廃物の排泄を助けるなど、健康維持にも貢献してくれる可能性がありますよ。
キムチに含まれる乳酸菌はただの発酵作用だけでなく、腸内フローラを整え、免疫力を高める働きも期待されます。キムチは単においしいだけでなく、健康によい影響を与える食品ともいえるのです。
当記事では、キムチが酸っぱいと感じる時の理由や、その原因となる乳酸菌の効果について解説しました。キムチは健康にもよいので、積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]