豚汁には木綿?絹ごし? 企業が教える『豆腐の使い分け』に目からウロコ
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※写真はイメージ
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「クッキーを焼きまーす」 焼く前と後の変化に「すごすぎてビビる」「ときめいた」「焼きまーす」というコメントを添えて、Xに写真を投稿し、話題となったのは、お菓子作りが趣味の、あっぽー(@anbutter6250)さん。 公開したのは、自宅で作ったクッキーの焼く前と焼いた後。クッキーがどんな見た目をしているのか、気になりますね。
- 取材協力
- 相模屋食料株式会社
豆腐のパッケージを見ると、『木綿』や『絹ごし』といった文字が書かれています。
この『木綿』と『絹ごし』はどのような豆腐で、どんな違いがあるのかご存じでしょうか。
豆腐の『木綿』と『絹ごし』の違いについて、豆腐メーカーの相模屋食料株式会社(以下、相模屋食料)に聞いてみました。
『木綿』と『絹ごし』の違いとは
相模屋食料に、豆腐の『木綿』と『絹ごし』の違いを聞いたところ、このような回答がありました。
豆腐は、豆乳ににがりという凝固剤を加え、加熱して固めて作ります。
木綿豆腐は、豆乳ににがりを加えて固めたものを一度崩してから、木綿布を敷いて圧力をかけて押し固めたものです。
一方、絹豆腐(絹ごし)は、豆乳ににがりを加えて、そのまま固めてつくったものです。
どちらも豆乳をにがりで固めて作るのは同じですが、『木綿』と『絹ごし』では製法が違うということですね。
※写真はイメージ
『木綿』と『絹ごし』はどんな料理に適している?
では、『木綿』と『絹ごし』は、それぞれどのような料理に適しているのでしょうか。
相模屋食料に、おすすめの料理を教えてもらいました。
木綿豆腐は固めてから一度崩し、押し固めてつくっています。そのため、味しみがよく、崩れにくいのが特徴。煮物や炒め物、豆腐ハンバーグなどにおすすめです。
絹豆腐は、つるんとしたノド越しと、なめらかな食感が特徴で、食感を楽しめる冷や奴やサラダ、汁物の具などのメニューがおすすめです。
続けて、このようなアドバイスをもらいました。
豆腐の特徴を上手に活用されているお客さまからは、豚汁やけんちん汁など具だくさんのボリュームある汁物の時には、味しみがよく、食べ応えのある木綿豆腐を使うといった声があります。
一方、豆腐とわかめの味噌汁など、普段の味噌汁には、つるんとノド越しのよい絹豆腐を使っているという声も寄せられています。
とはいえ、「冷や奴や汁物、鍋料理と、みなさんそれぞれお好みのほうを使われる人も多いようです」とのことなので、好みの食感や味わいのものを使うのが、一番かもしれませんね。
普段使っているものとは別の種類の豆腐を使うことで、同じ料理でも違った味わいになるかもしれません。
「これまであまり使い分けを意識していなかった」という人は、本記事を参考に、豆腐を選んでみてください。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]