餅の冷凍保存で注意点して! 企業の解説に「知らなかった」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 越後製菓
おしるこやお雑煮で楽しんでいたお餅も、しばらくすると消費スピードがゆるみ、余りがちに。
消費するスピードが遅くなると傷んでしまうので、保存期間を延ばせる『冷凍保存』を考える人もいるでしょう。
お餅そのものは冷凍できますが、大切なのは『どう冷凍するか』です。
越後製菓株式会社(以下、越後製菓)のウェブサイトで紹介している『お餅の冷凍保存方法』を見て、保存の仕方が間違っていないか確認しておきましょう。
適切な保存方法は種類で変わる
※写真はイメージ
お餅には丸餅、角餅、ひし餅、鏡餅などさまざまな種類がありますが、もっと大きい枠で分類すると『ついたお餅』と『パック切り餅』の2つに分けられます。
冷凍保存するかどうかは、どちらのお餅に該当するかで決めましょう。
パック切り餅は冷凍保存は避けて
パック切り餅の場合は、むしろ冷凍することでお餅の状態が悪くなってしまう可能性が高いのだそう。越後製菓では次のように解説しています。
パック切り餅で大切なのは『脱酸素剤』が入っているかどうかです。脱酸素剤が入っている場合、外装袋を開封しただけであれば『常温保存』で構いません。
反対に、脱酸素剤が入っていない場合は、外装袋を開けたら『冷蔵庫で保存』するようにしましょう。
越後製菓の人気商品『生一番切り餅』は脱酸素剤入りで賞味期限は24か月です。パック切り餅の賞味期限は商品によって変わるので、「余りそうだな」と感じた場合は期限を確認しておきましょう。
ついたお餅は冷凍保存OK
冷凍保存が必要になるのは『ついたお餅』です。お餅に限らず、食品は冷凍すると水分が昇華して乾燥してしまいます。お餅は乾燥に弱いので、乾燥を防ぐために『ラップ』を使いましょう。
例えばのし餅の場合、1切れずつに切り分けてラップで包み、さらに保存袋に入れて密封した状態で冷凍しましょう。
ただし、長期間冷凍すると乾燥して風味が落ちてしまうので、早めに食べるよう心がけてください。
冷凍したお餅を食べる時は、密封した状態のまま2時間ほど室温で自然解凍し、冷凍していないお餅と同じように調理します。
解凍せずに調理すると煮る場合は湯どけ、焼く場合は硬さが残りやすくなるので、おいしく食べるためにも解凍するようにしましょう。
お餅を最後までおいしく楽しむために、賞味期限をしっかり確認し、それぞれに合った保存方法を選んでください。
[文・構成/grape編集部]