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アイロン台がない時に代用できる身近なアイテム5選!注意点も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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アイロン台にスプレーとワイシャツとアイロンが並んでいる画像

※写真はイメージ

普段アイロンを掛けない場合、いざ使おうとしてもアイロン台がなかったり、どこに置いたか忘れてしまったりして、困った経験のある人もいるでしょう。

1着だけアイロンを掛けたいけれど、アイロン台を出すのが面倒という人もいるかもしれません。

日常的にアイロンを使う人であればアイロン台は欲しいところですが、少しのアイロン掛けであれば、自宅にあるもので代用できます。

そこで当記事では、アイロン台の代用になるアイテムを5つご紹介します。

使用する場合の条件や代用品でアイロンがけをする際のポイント、注意点などもまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

アイロン台の代用品として使用する場合の条件

赤いチェックマークのついたチェックリストの画像

※写真はイメージ

アイロン台の代用品を使用する場合は、安全性を考慮し、次の5つの条件を満たすものを探しましょう。

  • 耐熱性がある。
  • 凹凸がない。
  • 安定感がある。
  • 硬度が高い。
  • 耐水性がある。

アイロン台は、熱やスチームの水分に強い素材でなければいけません。

また、アイロン中に台が動いてしまうと、火傷してしまったりうまくプレスされなかったりする恐れも。アイロンを掛ける面ができるだけフラットなアイテムを探しましょう。

アイロン台の代用品に使える5つのアイテム

アイロン台の代用として使えるアイテムは、次の5つです。

  1. ベッドのマットレス
  2. 敷布団や座布団
  3. バスタオル
  4. ダンボール
  5. 新聞紙

自宅にある身近なアイテムをピックアップしているため、アイロン台の代用になるものを1つ選びましょう。それぞれの使い方を詳しくご紹介します。

1.バスタオル

バスタオルの画像

※写真はイメージ

アイロン台の代わりに、身近なバスタオルが使えます。

ただし、バスタオルは硬度、耐熱性に不安があるため、テーブルなど硬く平らな場所に広げ、何枚か重ねたうえでアイロンを掛けましょう。

バスタオルが軽く途中でヨレることがあるため、隅に重しを置くなど工夫してください。

また、ふかふかのバスタオルよりも使い古しのバスタオルのほうが、アイロンを掛けやすくなります。

2.ベッドのマットレス

ベッドのマットレスの画像

※写真はイメージ

厚みのあるベッドのマットレスも、アイロンの代用として使える場合があります。

マットレスはアイロンのための面積も十分にあり、シャツのような大きな衣類でも問題なくアイロンできるでしょう。

ただし、縫い目などの凹凸があるとアイロン中に引っかかりしわを作ってしまう可能性があるため、避けたほうが無難です。

また、マットレスの素材は、熱に弱い化学繊維は避けましょう。マットレスの傷みが心配な場合は、いらない布やバスタオルを間に挟んで掛けることもおすすめです。

3.敷布団や座布団

敷布団や座布団の画像

※写真はイメージ

マットレスと同様に、敷布団や座布団でも代用できそうです。ただし、柔らかすぎるものや低反発素材のものは使いにくいため、避けたほうが無難でしょう。

また、布団カバーや座布団カバーに化学繊維を使用している場合は、熱で溶けてしまう可能性があります。

綿素材がよいとされていますが、綿も生地の傷みが心配な時は、布やバスタオルを間に敷いてアイロン掛けしましょう。

4.ダンボール

ダンボールの画像

※写真はイメージ

厚みのあるダンボールは、タオルを掛けて耐熱性、耐水性を出すことで、アイロン台代わりに活用できるかもしれません。

ダンボールのみで使用すると、焦げつきやスチームによる強度の低下などが懸念されます。タオルを掛けることで補強でき、ダンボールの凹凸を減らす効果も期待できるでしょう。

5.新聞紙

新聞紙の画像

※写真はイメージ

新聞紙もダンボールのように使えることがあります。新聞紙は小さく折り畳めるため、ハンカチなどの小物のアイロン掛けにおすすめです。

ただし、新聞紙の文字が熱で溶け、洗濯物に移ってしまう可能性があることから、新聞紙の上に布やバスタオルを敷くようにしましょう。

タオルを敷くことで、耐水性を上げる効果も期待できます。新聞紙以外にも古紙、雑誌なども同様に活用できるでしょう。

アイロン台の代用品を使ってアイロンがけをする際のポイント

エプロンを着た若い女性がアイロンがけをしている画像

※写真はイメージ

アイロン台の代用品を使う場合のポイントは、以下の5つです。

  1. シワを先に伸ばしておく。
  2. 霧吹きをかけて軽く湿らせる。
  3. 浮かせてアイロンをかける。
  4. アイロンは直線的にかける。
  5. 細かい部分からアイロンをかける。

あくまで代用品のため、よりアイロンの効果を得られるよう、ポイントをおさえておきましょう。

それぞれ詳しくご紹介するので、参考にしてください。

1.シワを先に伸ばしておく

アイロン台の代用品を使用する場合は、あらかじめ手で叩いたり、引っ張ったりしてシワを伸ばしておくのがコツです。

代用品の場合、思ったようにシワが伸ばせない可能性があります。

代用品でも十分にシワが伸ばせるよう、大きなシワや頑固なシワを伸ばしておきましょう。

2.霧吹きをかけて軽く湿らせる

アイロン台の代用品で頑固なシワを伸ばしたい場合は、霧吹きをかけて軽く湿らせるのが有効です。

ただし、湿った状態で引っ張ったりしながらアイロンがけすると、生地が伸びる可能性があります。

また、湿った状態のままにすると新たなシワになる可能性があるため、アイロンがけした後はしっかりと乾いた状態になったことを確認してから着用しましょう。

3.浮かせてアイロンをかける

スチームつきのアイロンを使用するなら、浮かせてアイロンをかけるのも手です。

アイロンにスチーム機能がついている場合は、1cm浮かせた状態でスチームをたっぷりと当てれば、霧吹きと同様の効果が期待できます。

また、浮かせてのアイロンがけは、直接アイロンを当てると傷んでしまう生地にも有効です。

浮かせるのが面倒な場合は、当て布を使いましょう。当て布に適した素材や、当て布が必要な生地を知りたい人は以下の記事を参考にしてくださいね。

4.アイロンは直線的にかける

アイロンがけをする際は、真っ直ぐ直線的にかけるように心がけましょう。

さまざまな方向にアイロンがけすると、新たなシワが発生したり、部分的に生地が伸びたりする原因になり得ます。

布や繊維が流れる方向に真っ直ぐ動かすことを意識しましょう。

5.細かい部分からアイロンをかける

アイロンがけの際は、細かい部分からかけるようにしてください。細かい部分には、カフス部分や襟部分などが該当します。

面積が大きい部分は変形しやすいので、細かい部分をかけた後に行うと、新たなシワが発生しにくくなるでしょう。

アイロン台の代用品を使う時の注意点

注意点をイメージした画像

※写真はイメージ

バスタオルやマットレス、ダンボールなどは、あくまでもアイロン台がない時の緊急用として使用するもので、本来の用途とは異なります。

使い方を間違えれば、衣類や代用品を傷めてしまったり火事になったりする恐れも。代用品を使う場合は自己責任のうえで行ってください。

アイロンを掛ける際は、こまめに代用品が熱くなりすぎていないかチェックしましょう。代用品が薄すぎると、床やテーブルにまで熱が伝わってしまう可能性もあります。

また、なるべく短時間でアイロンがけを終わらせるようにしてください。アイロン台の代用は本来の使用用途とは異なるアイテムのため、短時間で終わらせることで代用品や衣類の傷み、火事などの事故を防ぎやすくなるでしょう。

100均でも見つかる!アイロン台の代用品

100円ショップをイメージした画像

※写真はイメージ

100均にも、さまざまなアイロン用品が販売されています。

手提げかばんのような見た目で広げて使うものや、シート状でくるくると丸めてコンパクトに収納できる商品などもあり、バリエーションが豊富です。

「収納に場所を取るためアイロン台は購入していない」といった人でも、使いやすいでしょう。

中には、アルミコーティングされて熱伝導率が高い商品もあります。短時間でアイロンを済ませたい人におすすめです。

値段は、高額なものでも税込みで550円ほどとなっており、たまにしかアイロンを掛けない人でも、手に取りやすい価格となっています。

商品ごとに耐熱温度が異なるため、注意書きをしっかり確認したうえで購入しましょう。

アイロン掛けの手間を減らす洗濯の干し方

ハンガーにかけられたワイシャツが並んでいる画像

※写真はイメージ

できるだけアイロンの手間を減らすためにも、洗濯を干す段階でしわになりにくい洗濯の仕方や干し方を心掛けてみましょう。

シャツのようにアイロン掛けが必要なものは、ネットに入れて洗濯することで、ほかの衣類と絡まってしわになることを防ぐ効果が期待できます。

さらに洗濯後は、しわになる前になるべく早く干しましょう。干す際は、襟や袖口、ボタン部分などに硬い芯が入っている部分、面積の広い部分のしわはよく伸ばします。

脱水の時間を少なめにして、濡れた状態で干したほうが衣類の自重でしわが伸びやすくなるでしょう。

アイロン台は家にあるもので代用可能!安全面に注意しよう

自宅にアイロン台がない場合、ベッドのマットレスやダンボール、新聞紙などで、代用できます。なるべくフラットで、ある程度の硬さがあり安定感のある代用品を見つけましょう。

なお、代用品によっては、生地が傷んでしまう可能性もあります。代用品やその下の素材の状態を確認しながら、なるべく短時間でアイロン掛けを済ませましょう。

本記事で紹介したグッズはあくまで代用品のため、頻繁にアイロンを掛けるようであれば、きちんとしたアイロン台を購入することをおすすめします。


[文・構成/grape編集部]

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